防災士も納得する災害時に家族で備蓄をしておきたいリスト10選

「災害時に必要な備蓄って何が必要なの?」「どれくらい必要なのだろう?」と考えたことはありますか?今回は、家族で必要な災害時の備蓄しておきたい備蓄品を6つの項目に分けてご紹介致します。






1)備蓄品は食料だけじゃない!

皆さん、備蓄品と言えば多くの人は食料を思い浮かべると思います。しかし、災害時に必要な備蓄品は食料だけではありません。生活をするには、トイレ周りや衛生用品、応急処置のためのものなど、たくさんの種類の備蓄品が必要になってきます。最低限食料と水だけあれば生きていけますが、精神衛生を保つためにもなるべく多くのものをリストに挙げておきましょう。

2)では実際何を備蓄すれば良いのか?分かりやすくリストアップ

それでは、災害時に必要な備蓄品をリストアップしていきます。必要な種類などは下記の「何日分必要?過去の経験を踏まえて備蓄する量を計算しよう!」という項目でご紹介致しますのでそちらをご覧ください。

【1】食料の備蓄品

なんと言っても食料の備蓄品は欠かせません。三大欲求のうちの一つですので外すことは不可能です。災害時に必要な備蓄品の候補は以下になります。

・アルファ米
・缶詰
・水
・加熱なしでも食べられる食品(チーズやチョコレートなど)

このように、アルファ米やおかず、加熱なしでも簡単に食べられるものが必要になります。また、チョコレート菓子は簡単にカロリーがとれるのでおすすめです。お年寄りや小さな子供、赤ちゃんなどがいる場合は別途、液体ミルク、おかゆなども必要になってきます。

【2】日常で使用する備蓄品

食料以外に、日常で使用する備蓄品も必要になってきます。以下のようなものがそれに当たります。

・マルチツール(ナイフや缶切りなど)
・カセットコンロ
・カセットボンベ
・携帯電話の予備バッテリー
・ラジオ
・懐中電灯
・乾電池
・ろうそく(懐中電灯の電池が切れた際の予備)
・ライター、マッチ
・毛布
・*軍手
・*ロープ
・*ガムテープ

以上のようなものが日常品になります。以上に加えて、薬を服用している方は常備薬なども必要になってきます。処方箋やお薬手帳などもすぐ手に届くところに置いておくことも必要です。

【3】排泄関係の備蓄品

排泄関係の備蓄品もあれば便利です。災害時は水が出なくなることがありますので一度かって常備しておくといざというときに使えます。

・簡易トイレ
・トイレットペーパー
・大型ビニール袋(ゴミ袋)

簡易トイレなどはアマゾンなどで簡単に入手が可能です。

【4】応急処置のための備蓄品

災害時は様々なものが倒れたり、焦って転んだりしてしまいます。その時のために応急処置に必要なものを準備しておきましょう。

・絆創膏
・消毒液
・包帯

上記以外にも様々な医療道具があります。100均にも販売していますので一度見に行って買っておきましょう。また、市販の頭痛薬や風邪薬などもあっても良いです。

【5】衛生環境を保つための備蓄品

衛生環境を保つための備蓄品も必要になってきます。

・除菌ウェットティッシュ
・マスク
・生理用ナプキン
・消毒液

上記のようなものもあると便利です。女性は特に生理用ナプキンを予め入れておくことをおすすめします。災害時はストレス等も加わり体調を崩しやすくなります。体調を崩さないように身の回りをきれいに保てるものは必要です。

【6】その他の備蓄品

以上紹介したものの他に、お年寄りや歯の矯正をしている方などは「柔らかいものしか食べられない」という状況の方もいらっしゃいますのでおかゆが必要なご家庭もあります。また、赤ちゃんの場合は液体ミルクや離乳食、おむつ、お尻ふきパック等も必要になります。生後間もない赤ちゃんは免疫が弱く大変体調を崩しやすいため、毛布や衛生用品をしっかりと用意しておきましょう。

地域や家族によって必要なものが変わってきます。紙に書き出すなどして一度家族全員で備蓄品に必要なものを整理しましょう。そして、公衆電話用の10円玉、運転免許証、健康保険証のコピーなども用意しておくと様々な場所で利用できます。避難の際にはヘルメット等もあれば安全に避難が出来ます。

お水を飲む女性

3)ひとり、1日どれくらいの食料備蓄が必要?計算してみよう

それでは、1人1日どれくらいの食料備蓄が必要なのでしょうか?計算してみましょう。

【1】大人ひとり、1日に必要な量

大人が1日でとる水分量は2~3Lになります。また食料につきましては、主食3食分とおかず3食分に加えて、栄養補助食品やチョコレート菓子等を用意してください。

【2】赤ちゃんがいる場合

赤ちゃんは数ヶ月ごとに必要なミルクや離乳食の量が変わります。赤ちゃんがアレルギー反応を起こさず、大丈夫だった食料品を中心に数ヶ月ごとに更新していきましょう。市販の離乳食を買っておくことがおすすめです。また、災害時には医療の供給も滞ることがあります。アレルギーなどを起こさないように厳重に選びましょう。離乳食が始まって間もない場合はミルクのみに絞るとおすすめです。赤ちゃんを状況をよく考え、1日に必要な食料を計算してください。

4)何日分必要?過去の経験を踏まえて備蓄する量を計算しよう

一日分に必要な食料品と水の量が計算できたと思います。それでは、次に何日分のものが必要なのか考えてみましょう。

【1】これまでの災害でのライフラインの復旧の目安は?

私たちの記憶に新しい、東日本大震災での水道や電気、ガスの復旧か下記の復旧速度でした。

・電気の復旧:1週間後復旧:98.6%
・水道の復旧:3週間後:99%
・ガスの復旧:5週間後復旧:99%

また、阪神淡路大震災では

・電気6日
・ガス84日
・水90日

という結果になっています。大きな災害を目の前にしたとき、実に数週間、数ヶ月水道やガスの利用が出来なくなります。

【2】最低三日分は必要!出来ればそれ以上

一般的に、三日分の備蓄品があれば良いとされています。「被災後72時間の壁」という言葉をご存じでしょうか?これは、災害発生後、72時間を超えた時点で生存率が劇的に低下するという事実の元発生した言葉です。この言葉の通り、「3日」が大きな決め手となります。3日分を基準に、必要なものをまとめてみましょう。(大災害の時は1週間分必要というデータもあります。3日分そろえることが出来たら次は5日分、7日分と家族で備蓄する日数について相談していきましょう)

<必要なものリスト10選>

1主食(人数×日数分)

2おかず、栄養補助食品(人数×日数分)

3簡易トイレ(1人1日5回で計算)

4トイレットペーパー(1人3日で1ロールで計算)(トイレ以外でも使えます)

5携帯のモバイルバッテリー(携帯は情報を得る手段であり連絡手段です)

6処方箋(おくすり手帳)

7毛布

8懐中電灯(予備としてライター、マッチ、ろうそくも入れておきましょう)

9ビニール袋

10救急セット

以上を基準に、赤ちゃん用のご飯や常備薬、免許証のコピー、生理用ナプキンなど自分の家族に必要な備蓄品をプラスアルファでそろえてください。

避難する女性

6)災害時の備蓄に関するその他のQ&A

【Q1】あなたの地域は備蓄をしていますか?

あなたがすんでいる地域は備蓄をしているか確認してみましょう。中学校や小学校、地方自治が所有する施設等に備蓄倉庫を設けているところがあります。

【Q2】家族と離ればなれになったら?

備蓄品に、家族の写真を入れておくと、離ればなれになった際もその写真を利用して家族を探しやすくなります。

【Q3】オフィスで災害に遭ったら?

オフィスに災害時の備蓄品があるか確認しておきましょう。また、通勤中や帰宅中、いつどこで被災するかわかりません。カロリーメイトを入れておく、飲み物を常に持っておく、携帯用モバイルバッテリーを所持しておくなど日頃から対策しましょう。

【Q4】どこに保管しておけば良いの?

災害時の備蓄品は用意しましたが、それではどこに置けば良いのでしょうか。在宅避難の備蓄品の場合はクローゼットの中など少々取り出しにくいところにあっても問題ありません。場合によっては家具の設置を見直す必要があります。避難所に避難するレベルの避難用備蓄品は取り出しやすいところに起きましょう。






まとめ

いかがでしたでしょうか?必要な備蓄品は食料品以外にもたくさんあります。男性か女性か、高年齢の家族がいるかいないか、あかちゃんがいるかいないか、などによって必要な備蓄品は変わってきます。以上の情報を踏まえて、家族全体で「もし、災害に遭ったら何が必要か」を考えて、その家庭にあった「備蓄品」を考えてください。

また、最低限3日、出来ればそれ以上の備蓄品をそろえてください。薬がないと体調が優れない方は処方箋なども必須です。自分が必要なものほど忘れやすいです。今一度、備蓄品を見直しましょう。

参考文献

【首相官邸】

【トクする!防災】

【三井住友海上】

【LIMIA】

【防災備蓄品マニュアル】

【消防庁防災マニュアル】

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