自宅で賢く備蓄品を収納できるオススメ3か所を紹介

突然の災害が発生した電気、ガス、水道などのライフラインは、ほぼ確実に止まります。そんな時に役立つのが日頃備えている備蓄品。そんな時役立つ備蓄品ですが、必要な分を収納するとなると置き場所に困ってしまうこともしばしば。今回はそんな備蓄品を賢く収納できる方法を紹介していきます。






1)必要な備蓄量ってどのくらいと考えれば良いの?

備蓄品を収納するにあたり、どれくらいのものを備蓄するのかを把握しておかないと、どのように収納すればよいのかわかりません。ここでは、1家族あたりどれだけの備蓄が必要となってくるのかのおさらいを行います。

【1】備蓄品の保存方法の基本

備蓄品を保存するにあたり、備蓄する物すべてを長期保存する必要はありません。長期保存だけで備蓄品をそろえてしまうと下記のデメリットが出てきます。

・安心感が出てしまい、品質保持期限の確認を怠りやすくなるため、いざという時に使用できなる。

・収納先を忘れてしまい、いざという時に慌ててしまう。

・普段使用しないので収納先の奥にしまってしまうため、いざという時に使用できない。

ですので、備蓄品の保存は常に在庫を入れ替えるローリングストックが基本となってきます。

また、備蓄品は世間で言われているように3日分だけなく余分に備蓄を行うことも重要となっています。

【2】飲料の必要な備蓄量めやす

人ひとりが1日で必要な飲料水は3Lと言われています。ですが、調理などでも使用するため、3Lに加えて調理用水や生活用水なども見越して追加で1L〜2L確保できると安心感が出ると思います。

また、ライフラインの応急手当てがされるのは3日間かかると言われているので一人当たり3日分の備蓄が必要となってくるので、飲料の必要な備蓄量は4L〜5L×3日=12L〜15L ほど必要なってきます。結果、家族4人構成の場合48L〜60Lほどストックが必要となってきます。

【3】食料の必要な備蓄量めやす

【2】で備蓄には3日分必要と言っていますので、食料の備蓄に必要な分は、1日3食×3日間=9食分が必要となります。9食分とはいえこの中には主食だけでなく、副菜なども含まれるため、分量としては大きくなってきます。また、家族4人構成の場合36食分のストックが必要となります。

【4】その他必要物資の備蓄量めやす

飲料や食料だけでなく、生活用品もある程度の備蓄が必要となってきます。ライフラインが復旧するまでの間、トイレは使用できないので携帯用トイレを用意や小さな子供がいる場合にはおむつや離乳食を用意しておくなど家族構成によって用意する物が変わっていきます。

ここでも、3日分を意識して備蓄しておく必要があります。また、子供用のおむつや離乳食は、ライフラインが復旧しても確保が難しいことが多いので、3日分以上を備蓄しておくと安心感が違います。

【5】備蓄用品を収納するために便利な場所

上記で、備蓄に必要な分量目安を示しましたが、実際にそれらを収納となると、比較的場所が限られてきます。そこで、収納に便利な場所として「キッチン・納戸・ベランダ」の3か所をオススメの収納場所として紹介していきます。

キッチン 女性

2)収納場所1:キッチンでの賢い収納

飲料や食料品を収納する場所として、真っ先に思いつくのがキッチンです。メインで収納するにしても、賢く収納しなければ、災害発生時に事故になることもあります。ここではどのように収納を行えば良いか紹介していきます。

【1】不要なパッケージは外しておく

一般家庭の環境ですと、収納できる場所は限られてきます。そこで少しでも収納可能品目を増やすために、不要なパッケージをあらかじめ外しておくと備蓄品1つ当たりの体積が減るのでその分収納先に多く備蓄することが出来ます。

【2】重いものは下の方に収納する

収納場所があるといってもやたらとあれこれ詰めていては危険なことがあります。特に水などの重いものを上の方に収納しておくと、非常時にそれらが降ってくるとケガや事故などの危険性が出てくるからです。ですので、備蓄品を収納するときはできるだけ重たいものは下の方に収納することをオススメします。

【3】賞味期限が表記されている欄を見えるように置いておく

無事に収納が終わった後も、在庫を入れ替えながら備蓄をしていきます。入れ替える際には賞味期限が近いものから優先的に入れ替える意識を持つことが必要です。

この時に、賞味期限をわかるように置いていない場合は、入れ替えの際に交換するべき品が漏れる可能性が出てきます。そのため、収納する際は、賞味期限が表記されている欄を見えるように置いておくことをオススメします。

3)収納場所2:納戸での賢い収納

キッチン以上に収納ができるのが納戸となります。収納スペースが比較的広い納戸とはいえ、収納方法を間違えると、いざという時に役立ちません。ここではどのように気を付ければ良いかを紹介していきます。

【1】重いものは下の方に収納する

“キッチン”での方法で紹介したように重いものは災害時の事故を避けるために、下の方に収納しておいてください。

【2】取り出しやすいように配置を行う

いくらスペースが比較的広い納戸とはいえ、取り出しやすいように配置をしなければいざという時には役に立ちません。ですので、日頃からものを取り出しやすいように考えて配置をしておく必要があります。

例として、納戸の一角は備蓄品のスペースとして使用するなどがあります。

【3】分散して収納しておく

1か所の納戸だけに備蓄をすると、非常事態に際してその場所にダメージがあると備蓄品を使用することが出来ないので、リスク分散を考慮して納戸が複数ある家庭は分散して備蓄品を収納しておくと災害時における備蓄品のダメージを減らすことが出来ます。

4)収納場所3:ベランダでの賢い収納

備蓄品の収納に際して、意外と盲点なのがベランダです。キッチンや納戸には入りきらないものを備蓄することが出来る穴場となります。しかし、収納方法を間違えると、避難の際や外部からの救助の際に障害になってしまうので注意が必要なところはあります。

【1】ベランダでの収納方法

ベランダでの収納は屋外であることを考慮しなければならないです。屋外ならではの条件としては、雨風を避ける必要がある、砂やほこりの侵入がある、などが考えられます。

そこで、ベランダでの収納は上記の条件を避けるため、蓋つきのコンテナなど、密閉できる容器での保存が必須となってきます。また、収納の際には重いものが下になるよう考慮しての配置が必須になってきます。

【2】ベランダ収納で気を付けること

一戸建ての場合では特に気を付ける必要はないのですが、マンションでは特に気を付けておく必要があります。それは、ベランダの導線に収納物を置かないことです。

マンションのベランダは、避難の際の逃げ道や、外部からの救助ルートにもなっているため、それらの導線をふさいでしまうと、必要な時に救助を受けられなくなってしまいます。そのため、ベランダ収納をする際は、導線に気を付けて収納することが必要となってきます。

主婦 収納

5)備蓄と収納に対するQ&A

【Q1】備蓄の目安は3日分となっているが3日分だけで本当に良いの?

3日分と言っているのは行政や国などが言っている目安なので、あくまでその分量が最低限のラインと思っておく必要があります。ですので、3日分以上備蓄しておくと安心感があると思います。

【Q2】子供の分の備蓄も3日分で良いの?

災害などでライフラインが止まってから応急的に復旧するまで3日間と言われていますが、それは大人目線での日数です。子供の物は3日経っても手に入ることが少ないケースが多いので、多めに備蓄しておいてもの損はないと思います。

【Q3】ベランダ収納を行う際の導線に気をつけるべきポイントは?

ベランダに関しては外部からの通路となりうるので、隣の部屋を隔てている仕切り板のそばに置かないなどの注意が必要です。ですので、ベランダの中央部分に置くようなイメージとなります。とはいえ、小さな子供がいる場合は、ベランダ収納を踏み台にしてベランダの柵をよじ登るケースも考えられるため、できるだけ窓際に配置するのが無難だと言えます。






この記事のチェックポイント

今回は備蓄品を賢く収納するためのオススメ3か所を紹介しました。備蓄する物には重いものから軽いものまでいろいろな種類があるので、それらをうまく仕分けながら使いやすく収納するのが非常時などの咄嗟な時に命運を分けることとなります。この記事を読んだ際にはもう一度収納方法を見直してみるのをオススメします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です