【保存版】災害時に備えて知っておきたい防災の知識10選

地震、台風、豪雨などによる洪水、土砂災害、火山の噴火と、自然災害はどこにいても発生する可能性があります。災害をなくすことはできませんが、事前の準備で被害を小さくすることはできます。家の中の安全性を高めたり、備蓄をすると同時に、災害発生時の行動や避難場所の情報など、防災の知識を得ておくことも大切です。






1)災害に備えてできることって?

災害が発生してしまった時、その地域の全世帯が避難所での生活を余儀なくされると思っていませんか?

東京の直下型地震の想定では、自宅の倒壊や焼失などで避難所での避難生活が必要となると予想されるのは、1/5以下とされています。それ以外の方は、自宅での在宅避難になると予想されます。

在宅避難をするために大切なのは、災害が起こる前の準備です。

【1】備蓄はローリングストック法で

災害が発生すると、電気・水道・ガスなどのライフラインが停止し、物流も途絶えることが予想されます。

そこで、ライフラインの一部が開通し、支援物資が届き始めるまでの1週間分の水や食料、生活用品の備蓄が勧められています。一部は、非常持出用のリュックに入れて避難に備えておきますが、自宅にもストックしておきます。

すべてを賞味期間の長い防災用食品で揃えてしまうと、コストもかかりますし、期限が切れるごとに買い揃えなければなりません。それよりも、普段食べ慣れているもので、ライフラインがストップしても利用しやすい食品を多めにストックし、食べた分ずつ買い足していく方法、ローリングストック法で備蓄することをおすすめします。

食品だけでなく水や日用品も最低一週間はまかなえるように、補充しながら常にストックしておきましょう。

【2】ハザードマップで自宅周辺の危険度チェックを

お住いの自治体からハザードマップが配布されていますよね。最近はハザードマップの被害想定を超える大きな被害が出てしまうこともあるようですが、被害の程度の差はあっても、洪水の可能性のある川や崩落の危険のある崖地、浸水被害が想定される地域はわかるようになっています。

自宅がどのような災害の危険があるのかを知っておくのは大切。避難経路をいつくか考えておいたり、雨量などの警告に注意を払うようにすることが、事前の素早い対応、減災につながります。

地震 テーブル

2)地震や風水害が起きたら

【1】地震が起きたら火の始末?

「地震が起きたらすぐに火を消す!」とされていたこともありましたが、現在は、まず身を守る行動をとるよう、すすめられています。揺れている中では、鍋の熱湯や油が飛んで火傷を負う危険がありますし、比較的新しい器具は、強い揺れによって自動消火されるようになっています。

ですから、強い揺れを感じたら、火の始末よりも身の安全を確保するようにしましょう。揺れが収まった後に火の元の確認をしましょう。

【2】浸水被害で避難の目安は

最近は豪雨での災害も多いですね。どの程度の浸水で避難が必要なのか、迷う方も多いのではないでしょうか。いざ避難しようと思った時には歩くこともままならず家の二階で待機、というケースも多いようです。

歩行が可能な水位は、ひざ下、と言われています。水の流れが速い場合には、ひざ下でも歩くのが難しくなってしまいます。避難途中で急に増水することもありますので、警報などが出て避難する場合は、道路が冠水する前に移動しておくのが安心です。

もし冠水した道路を避難する場合は、道路の状況がわからないので、傘や杖などで水の水位を確かめながら歩いてくださいね。

3)ライフラインがストップしているとき役に立つもの5つ

【1】断水時のトイレ

(1)トイレの排水ができる場合

バケツ1杯の水で流すことができます。風呂の残り湯や川の水が使えますが、トイレットペーパーは流さずに燃えるゴミとしてまとめておけば、水も節約できます。

(2)トイレの排水ができない場合

携帯トイレを使用したり、簡易トイレを作って使用します。簡易トイレは、家のトイレを使う場合は、便器にビニール袋をかぶせ、その上からトイレ用のビニール袋をかぶせて使用し、粉末の凝固剤などを使って処理します。

シートタイプの吸収剤やペットシートをビニールの中に入れて使うこともできます。使用後はトイレ用ビニール袋を取り除き口を堅く閉じてゴミとして処理します。また、便器が使えない場合は、段ボールやバケツにビニール袋をかぶせて簡易のトイレを作ることもできますよ。

【2】新聞紙

新聞紙はさまざまな用途に使えるので、あると便利です。何枚も重ねて折って、けがをした時の一時的な添え木や固定に利用できますし、箱型に折って簡易トイレのビニール袋に入れて使用したり、袋状や箱型に折って中にきれいなビニール袋を入れればコップや食器として使えます。

また、新聞紙は防寒用としても利用できます。くしゃくしゃに丸めてビニール袋に詰め、中に足を入れて袋の口を閉じておくと、足の冷たさが違います。また、一度くしゃくしゃにしたものを広げて折り、お腹周りにまきつければ、空気の層ができて暖かく感じます。さらにその上からラップを巻けば、保温効果がアップしますよ。

【3】食品用ラップ

食事の際、食器にラップを敷いてその上に食品を盛り付けます。食事が終わったらはがして処分すれば、食器を洗わずにすみます。

【4】ビニール袋

ビニール袋は、給水袋、簡易枕、簡易トイレ、ごみ処理、防寒、レインポンチョなど、様々な用途に利用できますので、多めにストックしておきましょう。

【5】段ボール

段ボールは保温効果がありますので、床に敷くと冷たさが和らぎますし、クッション効果もあって体の負担が軽減します。避難所では仕切りを兼ねた物入、ベッドなどにも利用されています。

給水タンクがない場合は、段ボール箱に二重にビニール袋を入れれば、給水タンクとしても使えます。

スマホ

4)家族と連絡を取り合う為に知っておきたい3つの知識

災害が起きるのは、家族が揃っているときとは限りません。電話もつながりにくく、離れている家族と連絡がとれずに心配することでしょう。家族間で、災害伝言ダイヤルのなどの確認をしておくと安心です。

【1】NTTの災害伝言ダイヤルは171

伝言を録音、再生でき、「災害伝言板(web171)」と連携しています。

【2】災害伝言板サービス

ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアでは、震度6弱以上の地震が起きた場合に、災害伝言板サービスを提供しています。

【3】災害用伝言版(web171)」

MVNOの場合は、NTT東日本、NTT西日本の「災害用伝言版(web171)」で大手キャリアの災害伝言板サービスと同様のサービスが利用できます。

その他、災害時にもSNSなどは繋がりやすく、安否確認に利用しやすいです。

5)防災の知識をクイズで?楽しく学ベルサイト4選

災害時に備えて、防災の知識をクイズ形式で学べるサイトもおすすめです。

【1】SONAE to U?KOBE防災ポータルサイト

【URL】www.kobe-sonae.jp/study/cat01/000140/

神戸市の危機管理センターが運営する防災ポータルサイトです。『初級編』の他に『中級編』『上級編』もありますので挑戦してみてはいかがですか。

【2】みんなのお助けNAVI

【URL】https://help-nandemo.com/bousai-kuizu-koureisyamuke/

「高齢者向け防災クイズ」とありますが、高齢者以外も学べるクイズです。

【3】”もしも”に備える防災クイズ〜東日本大震災アーカイブス

【URL】https://www9.nhk.or.jp/archives/311shogen/fa/quiz/

NHKのどーもくんと一緒に学べるクイズです。

【4】全労済 親子で学べる防災クイズ

【URL】https://www.zenrosai.coop/stories/bousai/cafe/quiz.html

こちらは親子で楽しみながら学べるクイズです。備蓄品や災害別にたくさんのクイズがあります。

テーブルの下 避難

6)防災の知識についてのQ&A

【Q1】地震の後、避難する時にすべきことは何?

強い揺れが収まって避難する時は、火の元を確認し、可能ならガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切ってから避難します。玄関のドアなどに安否を知らせるものを貼っておくと、確認に来た方にわかりやすいです。(ガムテープはメッセージの添付にも役立ちます。)あくまでも、身の安全を確保することが最優先です。

【Q2】避難上で役に立つものは?

まずは、正確な情報を得るためのラジオです。避難場所も災害発生当初は混乱の中にありますから、なかなか正確な情報を得られないこともあります。

コミュニティFMでは、身近な地域の情報が得られますよ。スマートフォンのラジオアプリも便利ですが、停電の場合は充電もままなりません。なるべく電話やメールに使えるよう、電池が使用できるラジオがおすすめです。

【Q3】地震の揺れの後、揚げ物鍋から火が出ていたときはどうしたらいい?

天ぷらなどの油火災は、消火しようと水をかけてしまうと油が飛びちって火災が大きくなってしまいます。消火器がない場合は、水にぬらして固く絞ったバスタオルやシーツなどを広げて鍋を覆うように被せます。

【Q4】避難場所と避難所の違いは?

指定緊急避難場所は、地震や津波、土砂災害、洪水などの災害から、命を守るために緊急に避難する場所です。それぞれの災害ごとに指定されていて、「一時避難場所」、「一時集合場所」、「広域避難場所」などの表示がされています。

一方、指定避難所は、災害の危険があって自宅から避難したり、自宅が被災して家に戻ることができない住民が、一時的に滞在する施設です。

【Q5】自分の地域の避難所がわかりません。

いざという時のために、自分の住んでいる地域の避難場所、避難所は必ず調べておきましょう。お住いの自治体のホームページやハザードマップに掲載されているはずです。

また、指定緊急避難場所については国土地理院のホームページでも検索できます。避難場所や避難所までの経路も通行できない場合がありますので、いくつか確認しておきましょう。






この記事のチェックポイント

【1】事前に避難場所、避難所、避難経路などの情報を確認しておきましょう

【2】水・食料・日用品は、一週間分をローリングストック法で備蓄しましょう

【3】ライフラインがストップしたら、身の回りの物を工夫して活用しましょう

【4】防災の知識を学び、できるだけ被害を小さくするように備えましょう

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