女性耳寄り!女性が準備をしたい防災グッズ24選【保存版】

防災グッズが話題になるようになりました。どの商品も工夫があって、良いものばかりです。でも被災者の方の話を聞くと、女性ならではの悩みもあるようです。身近なもので準備できる女性のための防災グッズをご紹介します。






1)避難所で女性たちの困ることって?

災害が発生すると、避難所での生活を余儀なくされます。

【1】内閣府男女共同参画局の通知から

近年、多発する自然災害により避難所で生活をすることがあります。その際、避難所で多くの問題が発生していました。今までは表面化しなかったことでも、SNSなどを通じてリアルタイムで現地から発信されるようになり、政府をはじめ関係自治体が、素早く対応するようになりました。

避難所で気をつける点をチェックシートにまとめて、内閣府が自治体に通知している内容があります。

(1)避難所で女性や子どもが暴力の被害者にならないようにすること

(2)避難所での女性の困りごとは女性の担当者が対応すること

(3)避難所で女性や子ども専用のスペースを確保すること

この通知が功を奏した事例が報告されています。

【2】避難所で変わりつつあること

まず大切なことは、避難所で女性や子どもが被害にあっていることを国が認めているということです。「被害」=「嫌な思いをすること」です。警察に被害届を出すのをためらうような事案が多く、我慢しての繰り返しです。政府に言われなきゃできないということも情けなく、被災地が無法地帯になることも耐えられません。

そして「自分の身は自分で守る」ために女性自身が、知っておくべきことも多いのです。もちろん男性も知っておくべきことです。女性から言われるより、同性から指摘されると素直に聞けることもあります。それに指摘される前に対応した方がお互い気持ちいいです。

(1)トイレの数は女性用を多く確保する

(2)着替えなどに困らないように、女性専用スペースを確保する

(3)授乳や赤ちゃんのおしめ交換などがストレスにならないように専用スペースを設ける

(4)女性の生理用品を担当者から手渡しではなく、女性用トイレに置き気兼ねなく使えるようにする

(5)避難所の運営委員に女性も複数名参加し、積極的に女性の声を反映させる

【3】女性自身が気をつけること

どうしても女性自身が気をつけなければならないことがあります。女性だけでなく、子どもさんにもよく話しましょう。行動するときは、複数で。自宅へ帰る時だけでなく、避難所で着替えやトイレなど、見張り役を交代でしましょう。

女性どうしで声をかけあいましょう。言いにくいことも、親しくなると話せることもあります。子どもさんを通じた話せる人もふやしていきましょう。運営委員さんに一人で言いにくいことも、みんなでなら、言えることもあります。一人の困りごとが、案外みんなの困りごとだったりします。SNSを活用しましょう。発信ツールは大切です。

考える女

2)女性のための防災グッズ!チェックしたい24のグッズ

特別なものは必要ありません。普段使っているものを避難するときに忘れないでください。

【1】チェック1:オーラルケア(歯ブラシセット・マウスウォッシュ・キシリトールガム)

一般的な防災セットには入っていないものです。避難するときは必死ですが、落ち着くと口臭って気になります。特に生活も不規則になり、食事も非常食です。

どうしても家と同じ環境は望めませんが、やっぱり譲れないものはあります。水は貴重品なので、マウスウォッシュや虫歯予防のガムも入れました。容量は小さいものでも準備しましょう。

【2】チェック2:コスメセット(基礎化粧品・リップクリーム・ハンドクリーム)

トラベルセットくらいの最低限のコスメセットは揃えたいです。精神的なこと、睡眠不足と、お肌も最悪ですが、何にもできない辛さを少しでも解消しましょう。まわりの方がお手入れされているのを見ると、やらかした感が半端ないです。お肌はデリケートです。使いなれたものを使うだけで心も潤います。

【3】チェック3:使い捨てマスク・メガネ

被災地の必需品です。感染予防とホコリ対策、何より大事なすっぴん隠し。女性のための防災グッズです。前を向いて歩くために、お役立てください。

【4】チェック4:ヘアケアグッズ(ヘアゴム・帽子・ドライシャンプー・ヘアブラシ・手鏡)

マスクの次に役立つヘアケアグッズです。髪をゆっくり手入れする暇もなく、視線も気になる生活で、ヘアゴムや帽子で何とかしのぐ場面も多くなります。お風呂も期待できない時は、ドライシャンプーが使えます。手の空いた時間に髪くらいは手入れしたいです。

帽子はもう一つ、ヘルメットの代わりです。地震発生時に銀行にいた人が備え付けの折り畳みのヘルメットをすすめられたのですが、お団子ヘアで入らなかったそうです。自分の帽子なら大丈夫ですよね。

【5】チェック5:ウエットティッシュ

防災グッズでよくランキングに入っています。やはり女性にとって水が使えなくても、清潔は保ちたいです。お風呂が無理なら、手足を拭くだけでもさっぱりします。お気に入りのタイプを準備しましょう。

【6】チェック6:ケアグッズ(携帯ビデ・生理用品・ライナー)

携帯ビデ:角利産業(かくりさんぎょう)トイレ洗浄用ペットボトルシャワーノズル3本セット 1080円(税込)デリケートゾーンの悩みは相談しにくいものです。困る前に、簡単に対応したい方へおすすめです。

500mlのペットボトルに着けて使います。国産ですので、ほとんどのペットボトルで使用できます(輸入品は装着できない商品もあります)。清潔を保ち、シャワートイレの爽快感を避難所でもどうぞ。もちろん男性でも使用可能です。

また、生理用品やライナーは下着もセットにして、1クール分準備しましょう。メーカーやサイズなど、お気に入りのもので少しでも快適に過ごしましょう。

【7】チェック7:トイレグッズ(簡易トイレ・目隠しポンチョ)

女性用トイレの不足は慢性的なものです。「被災地の問題はトイレ」といわれるほど、深刻です。目隠しポンチョと併用することで、用を足すことができます。簡易トイレは様々なタイプがあります。ネットショップなどで、ご確認ください。

また、目隠しポンチョは当初は着替えの目隠しでしたが、現在は簡易トイレを使用するときの目的も強調されています。価格も幅広く、ネットショップだけでなく、ドラッグストアでも販売されています。ぜひおすすめします。

【8】チェック8:保温グッズ(使い捨てカイロ・発熱・加熱剤)

(例)発熱・加熱剤:株式会社協同 モーリアンヒートパック加熱袋×1、発熱剤М×3回分 430円(税込)

冷え性の女性は多く、年間を通じて使い捨てカイロは需要があります。また、発熱・加熱剤は食品を温めるために使う商品です。水と一緒に袋に入れると、15~20分で食品を温めることができます。東日本大震災の頃はこのような商品が一般的でなく、使い捨てカイロで離乳食を温めた方もおられました。価格は高めですが、とても重宝します。少しでもご準備ください。

【9】チェック9:保護グッズ(エマージェンシーシート・ひざ掛け)

エマージェンシーシートはサバイバルシートとも呼ばれ、体温の低下を緩和させる軽量コンパクトな防寒シートです。冬によくホームセンターで売っているアルミの大判のシートといえばお分かりいただけると思います。

防災グッズやアウトドア用品としてご存知の方も多く、手軽なものは100円ショップにもあります。もちろんひざ掛けを使われても十分です。ひざ掛けより大判で、アルミ素材ですのでいざというときに日よけ、雨除け、目隠しに使えるところが便利です。

団欒する家族

3)気配りの必要な方は何に注意が必要?

【1】妊娠中の方

災害はいつ起こるかわかりません。妊娠中の被災は本当に大変です。「お産は病気ではない」と言われますが、やはり通常と体調は異なります。時期によっても、経験のあるなしにかかわらず、大変です。妊娠初期で本人が無自覚な時期や、周りからわからない状態の方も無理をしないで、困ったことは遠慮せず相談しましょう。

避難所での最大の目標は「生きていくこと」です。女性専用スペースを確保する、または仮設住宅や借り上げ仮設住宅なども含めた落ち着ける場所を探しましょう。女性どうしからかけられる言葉に、傷つくことも多いと思います。お腹のあかちゃんが気持ちよく過ごせるように心穏やかに生活しましょう。

【2】年頃の子どもさん

難しい年頃の子どもさんをお持ちの家庭で気をつけることは、本人の自覚を促すことです。最初にお話しましたように、子どもさんも被害に遭います。とても悲しく耐えられないことです。自分は関係ないではなく、自分の身は自分で守る、みんなで守ることをきちんと話しましょう。また、体調が不安定になります。うちはまだ大丈夫ではなく、生理用品を下着もセットで揃えておきましょう。

この他、被災地での困りごとで、洗濯物のことなどもありますが、「寝顔を見られたくない」という理由で、お母さんと娘さんだけ車中泊に変えられたご家族もおられます。防衛本能を発揮され、それを受け止められたご家族、できることはしていきましょう。ワンタッチテントなど、プライバシーに配慮したグッズも上手に利用しましょう。

【3】高齢の方

エアーマット:SWHIKEエアーマット 超軽量自動膨張式マット キャンプマット 収納コンパクト 優しい肌触り素材 テントツーリング用 1599円(税込)

災害発生前から、不安があれば自主避難される方も多いと思います。体育館の床の上で長時間は苦痛です。でも、荷物を運ぶのも限界があります。災害用の段ボール製の簡易ベッドを勧められたら、遠慮せずに使用してください。

ご紹介しているエアーマットはコンパクトタイプです。ネットショップで一番たたんだ時の大きさが小さく、軽いものを選びました。

また、エアーマットは自分で空気を吹き込んだりして膨らませなければなりませんが、これは自動膨張です。避難所でセットするときに、バルブを回せば膨らんだりしぼんだりするタイプなので、周りに迷惑をかけることなく、高齢者の方でも自分たちでできると思いました。

体育館の床の上に毛布1枚よりで横になるより、このマットがあれば、格段に体が楽になります。

どうしても高齢の方は遠慮しがちです。迷惑をかけたくないと水分も控えすぎてしまいます。どうぞ遠慮なさらないでください。避難所での健康悪化はよく報告されています。

東日本大震災のとき避難所によっては、仮設住宅に入居した場合と比較して、10倍の方が震災関連死されているという報告もあります。生きていくために、軽い運動をしたり、できることは自分でしたりするなど積極的に生活しましょう。また、困りごとは我慢しないで相談しましょう。

相談員さんに言いにくい場合は、知り合いの方や、近所の方と話をしましょう。できることをしていきましょう。

非常用防災グッズ

4)日常生活から”防災ポーチ”の携帯を!これだけあれば安心?

災害に備えて、普段から持ち歩くカバンに防災グッズを入れましょう。

【1】防災ポーチを携帯しよう

(1)防災ポーチのすすめ

女性のカバンは結構いろんなものが入っています。必要に迫られて入れていくうちに、なんでも入っているドラえもんの4次元ポケット状態になっている方もいます。勿論、必要最低限のものだけが入っている方もいらっしゃいます。防災グッズを入れた袋は「防災ポーチ」と呼ばれていますが、案外皆さんのカバンにはもう入っているものばかりかもしれません。確認してみましょう。

「防災ポーチ」は女性にとっての非常持ち出し袋です。自宅以外で働く女性も多く、男性に比べてマイバッグを常に持ち歩く女性はある意味災害に強いといえます。その災害に強い力をよりパワーアップさせるために、必要なものを揃えましょう。ポーチにまとめる必要はありません。カバンの中で整理されていればそれで充分です。特に水や食べ物の入れっぱなしはアウトです。

(2)防災ポーチに入れるもの

・携帯電話の充電器(または予備バッテリー)
・ティッシュ
・ウエットティッシュ
・マスク
・ハンカチ
・常備薬(3日分~1週間分)
・生理用品
・絆創膏・綿棒(救急セット)
・使い捨てカイロ
・LEDライト(懐中電灯の小さいサイズ)
・ホイッスル
・水(500ml)1本
・非常食(シリアルバー、アメ)
・歯ブラシセット
・ヘアゴム

ホイッスルは万一身動きが取れなくなった時、周囲に助けを求める場合に役立ちます。

ご覧になってほっとされた方も多いと思います。いつもこれくらいは入っている方は多いのではないでしょうか。LEDライトや救急セット、ホイッスルは100円ショップの得意分野。ちょっとだけ買い足して、「防災ポーチ」を完成させましょう。

【2】日用品もローリングストック

ローリングストックは非常食の時によく出る言葉です。実際、普段の生活でも買い置きした食べ物の賞味期間を確認しながら順番に使っていらっしゃると思います。日用品も同じです。

防災グッズを準備するとリュックやポーチに入れっぱなしにならないように、古いものから使う。使ったら補充することを繰り返して、更新していくことが大切です。いつも使っているものをローテーションさせるポイントの1カ所と位置付けて、頭の片隅に常に「防災」の言葉が存在するような暮らしをおくりましょう。

「防災ポーチ」もローリングストックに加えてください。「入れて安心、揃えて満足」ではせっかくの備えが無駄になってしまいます。カバンの中を確認し、特に常備薬やウエットティッシュなどいざというときに「えっ、こんなはずじゃなかった」という状況にならないように、こまめにチェックしてください。

防災セット 女性

5)おすすめ防災セット3選

避難時の持ち物を買い揃えるのが面倒な方は、防災セットを購入することをおすすめします。化粧品などちょい足しして、マイ防災セットを完成させましょう。

【1】BushCraft(ブッシュクラフト):3758円(税込)

「女性防災士が選ぶ持ち歩ける非常袋」というサブタイトルがついています。袋の色はピンク、グリーン、イエローです。

・水(パック入り125ml:5年保存)
・携帯用トイレ
・ライト付きFMラジオ(5年保証の電池付き:イヤホンセット)
・井村屋えいようかん(ようかん)
・アルミブランケット
・ホイッスル
・防塵マスク
・絆創膏
・ウエットティッシュ
・缶切り(簡単な刃物として使える)
・ボールペン・地震発生時の初期対応マニュアル

災害発生時に避難所へ移動または帰宅するために必要なグッズをセットにしています。

【2】女性のための非常持出セット WR-50:4320円(税込)

オフィスの机の引き出しに入るA4サイズの箱にコンパクトに収納されています。

・ナップザック
・非常用給水バッグ
・5年保存水(ペットボトル500ml)
・乾パン
・携帯用トイレ
・使い捨てカイロ
・生理用品
・救急セット(ガーゼ、綿棒、絆創膏)
・懐中電灯
・ミラー付きソーイングセット
・ヘアブラシ
・ヘアゴム
・歯ブラシ
・軍手
・ウエットティッシュ
・ホイッスル
・使い捨てマスク
・ひざ掛けなど

災害発生時に帰宅困難者用にセットされたもので、帰宅支援、滞留生活支援に対応しています。

【3】Ⅾefend:厳選43点Relief1人用:13800円(税込)

くまモンとコラボした商品です。1人用3日分がセットされ、非常食まで全て揃っています。

・ダイナモLEDラジオライト
・エアーマット
・アルミブランケット
・5年保存水
・アルファ米
・温めずにおいしい野菜カレー(ハウス)
・パワーブーストようかん
・モーリアンヒートパック
・携帯洗濯パック
・からだふき
・歯ブラシ
・簡易トイレ
・目隠しポンチョ
・救急セット
・ウオータータンク
・ラップ
・紙皿
・軍手
・ホイッスル
・ロープ
・レインコート
・マスク
・IDカード
・防災マニュアルなど
・くまモンのイラスト入りリュックサック

避難する女性

6)女性の防災に関するQ&A

【Q1】日本の避難所の特徴って何?

体育館で雑魚寝です。東日本大震災の被災地の報告会で、「体育館での雑魚寝は劣悪な環境」と言い切ったリポートがありました。そのリポートは最低限でも段ボールを使用した簡易ベッドの導入を提言されていました。自分の中に、仕切りがあれば雑魚寝やむなしの感覚があったので、「劣悪な環境」という言葉に愕然としました。

そこで思い浮かんだのは難民キャンプです。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が支援しているキャンプのニュース映像です。テントがたくさん並んで、中の様子はわかりませんが、少なくともプライバシーは保護されています。

同列に比較することはできませんし、提言内容の簡易ベッドと話がずれてしまいますので、これ以上話は進みません。しかし「体育館で雑魚寝」が様々な意味で諸悪の根源のように思います。この状態を「仕方がない」と受け入れている現状を「この状態は良くない」と言うことから、全ては始まると思います。

【Q2】女性の暮らしやすさって何?

女性が暮らしやすい社会は、男性も暮らしやすいと思います。サッカー女子日本代表なでしこジャパンの選手の言葉です。「日本人選手の髪が短いのは練習環境が良くないから。」外国のクラブチームは練習が終わるとシャワーを浴びてから着替えて帰るそうです。日本のクラブチームでは殆どないそうです。

だから、髪の手入れが簡単にできるように、ショートカットの選手が多いのです。スポーツをするからショートカットは日本の発想だそうです。どんなときでもおしゃれを楽しむ、オンとオフを切り替える、そのために環境を整えるのが欧米の考え方です。

そういえば、他のスポーツで実業団の女子選手が「練習帰りは汗臭いから恥ずかしい」とコメントしていることもありました。女性が暮らしやすい社会は、男性も暮らしやすい。女性にも、男性にも大きな課題です。

【Q3】女性向けの防災セットってどこが違うの?

女性向けセットはリュックの色が何種類かあり、デザイナーズブランドもあります。また、中に入っている点数は少ないのですが、目隠しポンチョと歯ブラシ、マスク、簡易トイレが入っています。

逆に一般の防災セットに歯ブラシがセットに入っているものはほとんどありません。また、刃物の扱いが特徴的です。一般向けの防災セットには、多機能ナイフが必ず入っていますが、女性向けの商品に刃物が入っていることは珍しいです。大雑把なくくりですが、一般の防災セットはサバイバルのイメージ。女性向けはお泊りセットの雰囲気といえます。






この記事のポイント

【1】避難所の運営や困りごとの相談など、女性同士で乗り切りましょう

【2】自分専用の持ち出し袋に必要なものを準備して、日用品もストックローリング

【3】気配りの必要な人を大切に、分かり合える仲間を増やす

【4】普段から防災ポーチを持ち歩く

【5】現状を当たり前と思わず、誰もが暮らしやすい社会にしていきましょう

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