豆知識6選!防災に備えて準備・防災時に役立つ知識全集

いつ起こるかわからない災害に備えて、防災に役立つ豆知識をまとめます。知識を持つことで、いざというときに対応できる幅も広がります。いつだかわからない、でもいつか必ず起こる災害のために、適切な準備をしましょう。






1)地震がきたら?強い揺れを感じた時にするべき判断

【1】身の安全確保

まずは自分の身の安全を最優先に行動しましょう。すぐ手に取れれば、ヘルメットかクッション・まくらなど、頭部を保護できるものを持ちます。

テーブルや机の下はつぶされる危険が高いので入らないようにしましょう。落下物の少ない場所で背の低い家具の横に、頭部を保護して小さく丸くなり、揺れがおさまるのを待ちます。

【2】外に出るかどうか?

揺れがおさまって、外に出るかどうかはその時の状況によっても異なります。冷静な判断が必要です。

(1)戸建ての1階と2階

一戸建ての住居が倒壊した場合、1階部分はつぶれてしまう確率が高いそうです。2階にいる場合は、強い揺れがおさまるまで動かない方が良いかもしれません。

強い揺れがおさまったら窓やドアを開けましょう。次の揺れで建物がゆがむと、出られなくなる可能性があります。

(2)外に出るかどうか

強い揺れがおさまっても慌てて外へ飛び出すのは危険です。住居の状況と外の状況を冷静に判断して決める必要があります。外へ出る場合は、まず危険な落下物がないこと、火災などがおきていないことを確認しなくてはなりません。普段から家の周囲の様子を観察し、高い所にある看板や高い建物の窓ガラスや外壁など、落ちてきて危険なものがあるかどうかを把握しておきましょう。

2)危機一髪!災害時に身を守るアイテム厳選4つ

【1】懐中電灯

夜に災害が起きて停電してしまうと、真っ暗闇での避難は非常に危険ですし、不安が増幅します。いつでもすぐに手に取れるところには電池式の懐中電灯を、非常持ち出し袋には手回し式など電池不要の懐中電灯を用意しておきましょう。

また外出先での災害に備えて、キーホルダー型のLEDライトをカバンに付けておくことをお勧めします。100均商品でも十分です。

【2】ホイッスル(呼子)

万が一どこかに閉じ込められた場合は、むやみに大きな声を出すと体力を消耗します。ホイッスルなどの音で存在を伝えましょう。また津波や河川の氾濫など、迫ってくる危険を周囲に知らせるためにも使えます。

懐中電灯と一緒にして準備しておきましょう。こちらもキーホルダー型のものをカバンに付けておくことをお勧めします。

【3】小銭

災害時には、自販機も店舗も、商品を販売することができてもすぐに釣銭切れとなります。100円・50円・10円の小銭を用意しておきましょう。

【4】ラジオ

東日本大震災の被災者の方に聞いた、「震災当日に一番役に立ったものは何か?」というアンケートでは「ラジオ」が1位だったそうです。不安な状況の中、正しい情報を得ることはストレスの軽減になりますし、デマや誤報から身を守ることができます。

缶詰たくさんの種類

3)避難生活のために常備する食品は?

【1】水と飲み物

飲料水の不足は、直ちに体調に影響を及ぼします。

(1)飲料水

飲料水として1人1日あたり1~2リットル(年齢や体格によっても異なります)が必要です。

(2)生活水

飲料水以外にも水は必要です。普段からヤカンや浴槽に水をためておくことも有効です。

(3)その他の飲み物

お子さんのいる家庭など日常的に消費が可能であれば、イオン飲料(スポーツドリンク)や野菜ジュースを常備してローリングストックしましょう。災害時の体調維持に役立ちます。

【2】食品

ライフラインの状況によっても、食べるべき食品の順番が変わります。

(1)栄養調整食品など

最初に食べるものは、水や煮炊きの必要がなく、開封してそのまま食べられるものが良いと思います。非常持ち出し袋に家族の必要最低量を入れておきましょう。

(2)アルファ米・缶詰・レトルトなど

在宅避難が可能な状況であれば、カセットコンロを使用しての調理が可能です。お湯を沸かしてアルファ米やレトルト食品など、温かいものが食べられます。停電で冷蔵庫が止まってしまっている場合は、冷蔵庫内の生鮮食品も食べることを考えましょう。腐ってしまうと不衛生で、体調に悪影響を及ぼす可能性もあります。

(3)お菓子

お子さんのいる家庭では特に、いつも食べているお菓子は常備してローリングストックしましょう。食べ慣れたお菓子は、お子さんの安心感につながるといわれます。

【3】節水に役立つ食品ラップ・アルミホイル・ポリ袋他

上手に使うことで洗い物を減らすことができます。食事の場面以外でも、使用範囲が広い物品です。

(1)食品ラップ

食器やスプーンなどにあらかじめ巻いて使います。ラップを取れば、洗わなくてもまた使えます。テーブル一面を覆えば、水ぶきができない時にも、食品を直接置くことができます。

(2)アルミホイル

何枚か重ねて敷き、まな板代わりにできます。食材を包んでフライパンにのせホイル焼きにすることで、フライパンを洗わなくてもよくなり、お皿も必要なくなります。

(3)ポリ袋

手にはめて手首を輪ゴムで止めれば、ディスポーザブル手袋の代わりに使えます。食材を袋の中でつぶしたり、混ぜたり、漬け込んだりできます。

4)トイレで困らないための工夫って?

【1】トイレが使えるのかどうか?

在宅避難の場合、自宅のトイレを流しても大丈夫なのでしょうか?戸建てでも集合住宅でも、下水道に損傷などがないか確認ができるまでは、水洗トイレは流さない方が安心です。トイレが流れない、あふれる、などが起きてからでは困ります。

【2】簡易トイレ

簡易トイレの常備は「家族の人数×6回/日×1週間分」が目安です。市販されている簡易トイレにもいろいろな種類のものがあります。使い方と吸収量などを確認の上で、必要量を確保しましょう。

(1)簡易トイレを使うコツ

まず便器に異常がないか確認します。割れていたり、座った時に不安定な場合は使用するのはやめましょう。洋式便器の場合、始めに便器にゴミ袋を敷き込み、便座を包むようにゴミ袋の上端を挟み込みます。

その上から簡易トイレを設置します。簡易トイレの設置方法は商品によっても異なるので、説明書に従って設置します。便器が壊れていて使えない時は、大きさの違う段ボールやバケツを重ねて、便器と同じようにゴミ袋を敷き込んでから、簡易トイレを設置します。

(2)簡易トイレが足りなくなったら

足りなくなってしまった場合は、便器にゴミ袋を敷き込み、丸めた新聞紙などに排泄物を吸収させる方法で、手作りの簡易トイレを作ることができます。

怪我の手当て

5)ケガをしてしまった時の応急手当は?

【1】止血方法

救助する人は、直接血液に触れないように、ディスポーザブル手袋か、ポリ袋を手にはめます。清潔なタオルやハンカチなどを出血部位にあて、強く圧迫します。出血部位はできるだけ心臓より上になるような体勢をとり、安静にします。

出血量が多い場合はあてているタオルなどを交換し、圧迫を続けます。出血が止まってきたらタオルをあてたまま、商品ラップで出血部位より少し広めに巻いておきます。この時は強く巻きすぎないように気を付けてください。

【2】骨折

骨折部位に添え木をあてて固定します。添え木に使えるのは、傘(折りたたみ傘)や厚く折りたたんだ新聞紙なども使えます。大きな布やタオルで縛っても良いのですが、食品ラップがあれば、包帯のようにぐるぐると巻くとしっかり固定できます。

【3】命に係わるクラッシュ症候群

クラッシュ症候群は、挫滅症候群とも言います。家屋などの倒壊により、がれきなど重いものの下敷きになった場合、強く圧迫された部分の筋肉が壊死して毒性のある物質が遊離します。

救助により迫が解放されることで、毒性物質が血流の再開によって全身に運ばれ、最悪の場合は死に至ります。

長時間(目安は2時間以上)にわたり下敷きになっていたような場合や、挫滅部位がパンパンに張れている、点状に出血している、などの症状がある場合は、クラッシュ症候群を引き起こす可能性があります。

救助後に速やかな処置が必要であるため、救助隊に助けを求めたうえで、自分たちにできることを協力して救助にあたりましょう。

5)家族との安否確認を!連絡には「伝言ダイヤル」

災害時は一般の電話には規制がかかるため、つながりにくくなります。家族や親せき、身近な人たちと、使い方を確認しておきましょう。

【1】録音方法

「171」をダイヤルします。ガイダンスに従って進み、電話番号とメッセージを録音します。

【2】再生方法

「171」をダイヤルします。ガイダンスに従って進み、電話番号とメッセージを再生します。

【参照】https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/goriyou.html

6)その他の防災に関わる豆知識

【1】防災の日はいつ?由来は?

毎年9月1日が防災の日です。1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災に由来しています。

【2】震度とマグニチュードの違いは?

震度は「ある地点で観測された揺れの大きさ」、マグニチュードは「地震そのものの規模」を表します。

【3】災害避難時、ペットはどうするの?

2013年環境省は「飼い主らの安全確保を前提に、飼い主と一緒に同行避難を原則とする」ガイドラインを出しました。

【参照】https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002.html






この記事のチェックポイント

災害はいつどんな形で襲いかかるかわかりません。ここ数年は、日本各地で甚大な災害が発生していて、実際に経験してみないと想像もつかないこともあることでしょう。しかし、何もしないでいては不安は軽減しません。

災害を経験した方たちの意見を参考にし、自分たちの生活に応じて想像力を働かせ、各個人が防災・減災のために必要な準備をしておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です