防災グッズを完璧に!絶対用意しておきたいグッズ15選【保存版】

防災グッズを揃える必要を感じていても、実際は4割の家庭や企業しか揃えていないという調査結果があります。では防災グッズを揃えるには一体どうすればよいのでしょうか。絶対揃えておきたいものだけでも、今すぐ賢く用意しましょう。






1)そもそも災害にも種類がある?代表的な種類と準備するものの違い

災害は様々な種類があります。主な災害と準備するものの特徴をみてみましょう。

【1】地震・津波

(1)特徴 地震は、建物倒壊、火災の発生、土砂崩れ、液状化現象が発生します。津波は地震に伴い発生することが多いですが、日本で発生した地震だけでなく、海外で発生した地震の影響により、時間が経ってから到達することもあります。

(2)準備するもの ほとんどの人が、災害=地震と考え、一般的な防災グッズで対応できます。

【2】台風・大雨

(1)特徴 台風は、7月から10月に多く発生し、大雨や暴風、高潮を伴います。また、梅雨の大雨などにより、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどが発生しやすくなります。この他に、ゲリラ豪雨も頻発しています。電線の地中化により、コンデンサーが地上に設置されている場合、大雨による感電も危惧されています。

(2)準備するもの 地震と比べ、気象情報など、事前の予測が可能なので、早めの避難をすることができます。防災グッズは避難するときの降雨の影響により、濡れる可能性が高いので、通常の備えで対応できますが、着替えやタオルを加えると安心です。

【3】火山噴火

(1)特徴 日本は世界でも有数の火山国です。噴石、火砕流、融雪型火山泥流、溶岩流、火山灰の降灰、土石流、火山ガスの発生などが予測されます。特に火山現象は予測が困難で、噴火から避難までの時間的猶予がほとんどなく生命に対する危険性が著しく高い災害です。

(2)準備するもの 防災グッズは一般のものに加え、ヘルメット、マスク(できれば防塵タイプ)、メガネ(コンタクトの使用を避ける)またはゴーグル。長そで、長ズボンなど、避難時に肌をなるべく隠すものが必要になります。

【4】豪雪・雪害

(1)特徴 雪崩や除雪作業中の転落事故、家屋の倒壊の他、車両の大規模な立ち往生が多発しています。また、豪雪地域以外でも、路面凍結による交通事故、歩行中の転倒事故が発生することが多い災害です。

(2)準備するもの 防災グッズは冬の災害ですので、防寒対策として、使い捨てカイロ、毛布、防寒具、除雪道具(スコップ、ブラシなど)軍手、長靴が必要です。また、車の運転をされる方はタイヤチェーンなどのすべり止め、雪道に適したタイヤなどを準備しましょう。

この他想定以上にガソリンを使います。できるだけガソリンは満タンにし、短時間の運転でも渋滞に巻き込まれる可能性もありますので、カロリー補助食品などを準備しましょう。

【5】その他の災害

(1)地すべり・土砂崩れ・竜巻・土石流・がけ崩れ 地すべりや土砂崩れなど大雨や台風に伴って発生することが多いですが、単独で発生することもありますので、がけの近くや斜面が家屋の近くで発生の可能性のある方は特に注意が必要です。また、竜巻の被害も近年激増しています。 丈夫な建物に避難するなど、竜巻注意情報が出された際には、被害発生は短時間ですが、家屋の被害は甚大です。命を守ることを最優先に行動しましょう。防災グッズは一般的なもので十分対応できます。

(2)火災 火災は発生から避難まで時間的猶予がほとんどなく、また気象条件などにより予測不能な災害です。ヘルメットや防災頭巾の着用、煙の被害対策に濡れタオルで口を覆うなど、自分の身体を守ることを忘れず、防災グッズや非常持ち出し品を必ず持ち出すようにしましょう。

(3)感染症の大流行(パンデミック)、原子力災害など 感染症の大流行(パンデミック)に対しては、全く異なる対応が必要になります。外出を控えることが最大の特徴です。感染症予防のため、消毒やマスク、ゴーグル、使い捨て手袋の着用の他、流行前の予防接種が効果的です。

防災グッズは最悪の場合を想定すると、2週間分の食料や生活雑貨・日用品の備蓄が必要ともいわれています。物流も停滞しますので、ネットショップでの購入すら期待できません。この他、原子力発電施設の立地及び周辺地域では原子力災害など想定されます。自治体のホームページなどで確認することができますので、ご活用ください。 スマホのラジオ

2)災害時に必要なものは何?一般的な防災グッズを知ろう!

災害発生時に一番大切なことは命を守ることです。生き延びることです。

【1】避難するときに持って行くもの

・飲料水、食料品

・携帯ラジオ、乾電池

・ヘッドライト式懐中電灯

・災害用トイレ、ティッシュペーパー

・マスク、ウエットティシュ

・軍手、または手袋

・防災ブランケット、ホイッスル

・応急医薬品(救急絆創膏、消毒薬、包帯、鎮痛剤など)

【2】避難生活の必需品

・飲料水、生活用水、浄水器

・食料品

災害発生時から食べる順に

・調理の必要ないもの

アルファ米、缶詰(魚、肉、野菜、果物)レトルト食品

・調理の簡単なもの

無洗米、乾麺、カップ麺、フリーズドライ食品

・あれば助かるもの

栄養補助食品、お菓子、非常食

・カセットコンロ、カセットガス

・携帯用箸、スプーン、簡易食器

【3】気をつけたいこと

(1)女性の方

避難場所はプライバシーが保護されない状況が予想されますので、着替えもできにくい状態になります。目隠しポンチョや代わりに使える毛布やバスタオルを準備しましょう。また、精神的に不安定になると体調も不安定になります。生理用品を準備しましょう。

(2)乳幼児のいるご家庭

スティックタイプの粉ミルクや、哺乳瓶、紙おしめやおしりふき、月齢によってはレトルトなどの離乳食や、飲み物を準備します。また、衛生面が自宅とは異なりますので、除菌ウェットティッシュや飲み物、着替え、バスタオルなどが必要です。母子健康手帳やお子さんのおくすり手帳も持参しましょう。また、アレルギー対応の食事が必要なご家庭は忘れずに準備しましょう。

(3)高齢者の方

処方薬などを忘れないようにしましょう。環境が変わると、血圧など体調も不安定になります。処方箋のコピーか1日分の薬の錠剤の空ケースなど薬の種類と、処方量がわかるものを準備しておきましょう。ジェネリック医薬品の導入により薬剤名も多くなりました。

かかりつけの医師以外に受診、処方を依頼しやすいように、心掛けましょう。尿漏れパッドや紙おしめも必要な方は準備します。必要であっても、言いにくいこともあります。この他、レトルトのお粥や柔らかい食品など、少しでも口に入るものを持参します。

(4)車で移動する方

車での移動は想定外が多いのですが、荷物を多く持ち出せるなどメリットも多いです。防災グッズを揃えて、車中に保管する場合は、食料品などの品質保持と、カセットコンロのガスの保管など、家庭内に保管する場合と環境が異なることに、ご留意ください。また、車中泊はエコノミークラス症候群の発症が多発します。運動を心掛けましょう。

(5)ペットのいるご家庭

ペットは大切な家族です。できれば一緒に避難を考えていらっしゃると思います。避難所によっては受け入れを断るところもありますので、自治体にご確認ください。また、避難先での、ペットの糞尿処理は熊本地震では大きな問題になりました。移動のためのキャリー、エサと一緒にトイレシートなど忘れずに準備しましょう。

3)普段から絶対準備しておきたいマストな防災グッズ4選

【1】アンケート結果:実際に防災グッズを準備している人に聞きました

家庭では、懐中電灯、水、マスク、ラジオ、軍手、靴下、非常食です。ちなみに、普段カバンの中に入れているものは、家族の連絡先、飲み物が圧倒的に多いです。

【2】防災アドバイザーのおすすめ

水、着替え、食料。これをそれぞれチャック袋に入れて、アウトドア用リュックサックに入れる。これが最低限の持ち出し品です。

【3】企業での社員配布用セット  https://www.kaunet.com/

帰宅困難者の対策は企業の責任であり、急務です。小規模な会社でも、不特定多数の来店がある場合は、看過できません。

(1)帰宅支援セット

不織布ショルダーバッグに4点入り、保存飲料水1本、サバイバルパン、ポケットコート、軍手・タオルセットがセットになっています。自社企業の従業員だけでなく、来客、近くから避難してきた人に対して、対応する必要のある場合もあります。

(2)滞留生活セット

ファイルボックスと同じ大きさの箱入りで、備蓄ビスケット、長期保存水3本、アルミブランケット、簡易トイレ3枚が、セットになっています。災害発生または発生の危険があるとき、滞留する必要がある場合に備えて、事務机の引き出しに入る大きさです。

【4】外付けHDD・USBメモリ

情報管理は企業ではもちろんですが、個人でも重要なものです。特にデータのバックアップはこまめに行い、外付けHDDやUSBメモリを活用しましょう。東日本大震災を教訓に企業は様々な対応をしていますが、IT技術の進歩に伴い対応も日々変化しています。

オーソドックスな手法も大切にしてください。クラウド上の保管は情報流出の危険性があります。流出にすぐに気付かないのが最大の危険です。

防災セット

4)防災関連の人気ランキングTop5

【1】1位:防災セット【シェルタープレミアム:2人用18900円(税込)】

スマートフォンなど携帯電話の充電ができるケーブル付属のラジオライト、LEDランタン、エアーマットレス、携帯ホイッスル、簡易寝袋、アルミシート、保存水、保存食、簡易トイレ、目隠しポンチョ、軍手、レインコート、ウオーターバッグ他がセットです。

【2】2位:非常用簡易トイレ【80回セット抗菌・消臭タイプ 3980円(税込)】

介護用にも使える簡易トイレ。汚物を素早く固め、ニオイを閉じ込めます。災害復旧が長期化すると、使う期間も長くなります。

【3】3位:5年保存の非常食【7日間満足セット13600円(税込)】

アルファ米、パンの缶詰、レトルトおかず、レトルトスープ、お菓子、保存水がセットになっています。全部で38種類、50アイテム、1人分です。

【4】4位:非常災害備蓄用保存水【5年保存 硬度0:2Ⅼ×6本1800円(税込)】

室戸の海洋深層水のクリーンな水を使用した5年保存の備蓄用飲料水です。

【5】5位:防災多機能ラジオ【MD-0903980円(税込)】

ソーラー充電+手回し充電LEDライト付き、FM、AMラジオです。

5)防災準備で欠かせない3つのポイントとは?

【1】ポイント1:食料品の賞味期限

「ローリングストック法」をご存知でしょうか。「循環備蓄」ともいわれています。普段の生活でも、買ってきたものから使わずに家にある賞味期限が短いものから、使っておられると思います。防災グッズの水や食料は、買って安心してしまい賞味期限を見直すことは、忘れがちです。定期的に使って補充しましょう。

【2】ポイント2:防災グッズのチェックと見直し

ローリングストックと一緒に防災グッズ全般を見直しましょう。赤ちゃんのおしめや離乳食は、すぐに更新が必要です。また、季節が変われば必要なものも変わります。防寒用の使い捨てカイロは代表的なものです。懐中電灯やラジオは使えるかなどチェックしましょう。

【3】ポイント3:保管場所

防災グッズは玄関に置くのがベストといわれています。現代の家はほとんどの場合、玄関だけが出入り口の構造になっています。災害発生時は靴を履いて避難します。また、普段の生活のクセで、玄関から逃げる可能性が一番高いので、最適の保管場所です。

また、寝室は、就寝中の災害の発生に備えて、家具を少なくし安全を確保しておられる家庭も多いので、保管場所として、おすすめします。いずれの場合も、避難路として通路を確保することが大原則です。家具の配置や固定を心掛け、通路の安全を確保しましょう。また、家族全員が保管場所を把握しましょう。

6)ここは要注意!災害時の注意点

【1】正確な情報収集と的確な情報発信

災害時に命を守るために最も重要なことは「正確な情報収集」です。合わせて「的確な情報発信」もとても大切です。被害の状況、自治体の対応、インフラの被害状況の把握を知ること。また、状況によっては、救助の要請などこちらの情報を発信する必要に迫られます。その後も各種情報の把握、こちらの情報発信と、災害時ほど正確な情報収集と的確な情報発信が求められます。

【2】避難の呼びかけに注意する

災害による被害が予想される時、自治体が「避難勧告」を発します。これは人的被害の発生が予想され、立ち退きを促す目的があります。高齢者やお子さんのいる家庭、障がいのある方など避難に時間のかかる方も避難を始めてください。

この段階で、ほとんどの自治体は自主避難所を開設しています。この他、人的被害の危険性が非常に高まった時、「(緊急)避難指示」が発せられます。災害時にはこうした避難の呼びかけに注意し、家族の安全のために、早めに行動しましょう。

【3】避難時は二人以上で行動する

避難の呼びかけに対し、避難するときは必ず二人以上で行動しましょう。想定外の事態が発生しても、連絡も救助要請もできます。単独行動は非常に危険です。行方が分からなくなった時に対応できません。ですから、避難時は必ず二人以上で声を掛け合いながら、手をつなぐなどお互いを確認し、行動しましょう。

状況が許せば、高齢者の方やお子さんはおんぶするなどして、安全に避難しましょう。

クエスチョン

7)防災グッズに関するQ&Aコーナー

【Q1】防災グッズは100円ショップで揃うの?

100円ショップで揃えることができます。懐中電灯、使い捨てレインコート、軍手、大型カッター、乾電池、マスク、ウエットティシュ、耐熱ポリ袋、ラップなど一通りのものは揃えることができます。安くて、とりあえず必要なものは100円ショップをすすめる防災アドバイザーの方もおられます。

【Q2】アウトドア用品は防災グッズにならないの?

防災グッズ向きです。かえって、アウトドア用品を揃えることをすすめているサイトもあります。東日本大震災や熊本地震では避難所の外にテントを張って、生活した人も多くおられました。避難生活でのプライバシーの保護が可能な点が評価されています。

また、熊本地震以降、キャンピングカーの販売が好調だそうです。この他、水を使わないシャンプーなど介護用品を災害時には活用できます。簡易トイレなども含めて、「使えるものは何でも使う」をモットーに準備をしましょう。

【Q3】花粉症とかアレルギー対応で気をつけることは?

アレルギー症状のある方で食事などの対応が必要な方は、本人やご家族が細心の注意を払ってご準備ください。現在アルファ米など対応している商品もありますので、インターネットなどでご確認下さい。また、加工品を購入するだけでなく、災害時に無洗米を耐熱ポリ袋で炊いたり、おかずを作ったりと少ない水や燃料で調理する方法など紹介されています。ご家庭でも実際にやって、作り方やコツを覚えましょう。

この他、避難生活を送るうえで、家庭生活と異なる環境によるストレスや、衛生管理が行き届かないことが原因の症状もあると想定されます。神経質にならず、より良い環境を工夫し、上手に付き合いましょう。花粉症は季節限定ですが、とてもつらいものです。

特に災害はいつ起こるかわかりません。早めに準備しましょう。普段は大丈夫でも、異なる環境やストレスにより発症することもあります。薬やゴーグル、マスクなどを使用し、適切に対処しましょう。

【Q4】防災グッズはセット販売が多いけど、選ぶポイントは?

防災セットは本当に多く、複数の商品が販売ランキング入りしています。

選ぶポイントは、

・価格・人数・必要なものが揃っているか

・パーツ買いができるか……食品や簡易トイレなどの買い足し対応。

・カスタマイズができるか……家族の状況の変化に合わせられる。

などを確認されたら良いと思います。

単品で買い揃える方が、価格面ではメリットが多いのですが、どうしても後回しになってしまいます。思い切って防災セットを買ってとりあえず準備OKもありだと思います。ただし、それで安心してしまわないようにしましょう。

【Q5】非常持ち出し袋にエンディングノートを入れたい。

終活が言われるようになり、エンディングノートを作成された方もいらっしゃると思います。実際、本人の情報や、銀行口座、保険契約など重要な内容を記していますので、非常持ち出し袋に入れられるのは理にかなっているといえます。濡れないようにチャック袋に入れておかれたらいいと思います。

災害に対する備えと終活の似ている部分はいつ起こるかわからないところ。決定的に異なるのは終活の着地点は人生の最期ですが、災害に対する備えは「生きぬくこと」を準備することです。災害に対して、復旧していく出発点であることです。お間違えの無いようお願いします。






この記事のチェックポイント

【1】災害には種類があり、防災グッズはそれぞれの災害に合った準備が大切

【2】防災時に必要なものは人それぞれ違うので、各自、各家庭で対応する

【3】災害発生時の持ち物は生きるためのもの、避難生活を送るものと区別する

【4】防災グッズは揃えてからも、見直しを続けることが重要

【5】防災グッズを揃えることは災害に備える第一歩。今すぐ始めましょう

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