キャンプでのレトルト米の使い方解説!おすすめのライスクッカー特集

キャンプでの食事は大きな楽しみのひとつです。飯ごうで炊くご飯は香ばしくておいしいのですが、作り慣れていないと失敗も多く、お米から炊くには時間もかかります。そのようなとき、レトルトのご飯を使えば失敗も少なく短時間でご飯ができあがります。






1)レトルトご飯の食べ方って?

【1】湯煎で食べられるレトルトご飯!

電子レンジで調理するのが一般的なレトルトご飯ですが、湯煎でも調理が可能です。レトルトご飯を湯煎でおいしく食べるには、いくつかのポイントがあります。まず、レトルトご飯が平らに入る大きさの鍋が必要です。鍋の中に平らにスッポリ入らないと、パックの中で、ご飯に加熱ムラができてしまいます。

レトルトパックの封は開けずに、そのままお湯の中へ入れて、表示の時間を目安に温めます。パックの底が鍋底につかないように注意しましょう。

中身のご飯だけを耐熱のビニール袋などに入れて、できるだけ空気を抜き、水が入らないように口を閉じて、同じように湯煎にすることもできます。こちらのやり方の方が、湯煎にかかる時間は短くて済みますし、大きな鍋が無い時も対応できそうです。

【2】レトルトご飯を比較してみた

各メーカーとも、いろいろな種類のご飯を販売しています。白米だけでなく玄米や炊き込みご飯、お赤飯などもあります。1食分の量もいろいろあるので、無駄なく食べきることができます。主なメーカーのご飯を比べてみましょう。

(1)サトウのご飯 銀シャリ

100%国産米を独自にブレンドしていて、やや硬めの炊き加減です。添加物不使用、無菌パック製法でおいしさが長持ちします。1パック200gです。

(2)はごろもフーズ パパッとライス

100%国産コシヒカリを使っています。100gが2個で1パックになっているので、少しだけ必要な時にも便利です。炊き加減はやわらかめです。

(3)ウーケ ふんわりご飯 特盛ご飯

国産米100%、名水百選に選ばれた黒部川の地下水を使用して炊いています。やわらかめの炊き加減で、1パック300gの大盛サイズです。

(4)トーヨーライス タニタ金芽米ご飯

商品名の通り「タニタ食堂の金芽米」を使用しています。お米がふっくらと炊き上がり、少量のお米でもカサが増えるので、グラム当たりのエネルギー量が抑えられるというのが金芽米の特徴です。1パック160gと少なめなのも、女性を意識した商品といえます。

(5)越後製菓 玄米ご飯

新潟県産コシヒカリ100%です。おいしく炊くのは難しい玄米ですが、パサつきもなくもっちりとした炊きあがりです。1パック150gです。

2)ユニフレーム不思議な飯袋を使って簡単調理?

ユニフレームは、日本のアウトドア用品のブランドです。調理器具など、豊富なラインナップの中に「不思議な飯袋」という商品があります。

【1】ユニフレーム不思議な飯袋って何?

ポリエステル不織布で作られた袋です。この袋にお米を入れて、お湯で茹でてご飯を炊きます。

<作り方> 参照http://rider.naturum.ne.jp/e660428.html

1)「不思議な飯袋」にお米を入れます。

1/2合(75g)または2/3合(100g)を、付属の計量紙カップを使って量ります。

2)袋の口を折り返し、印の部分を竹串で止めます。

3)沸騰したお湯の中に袋を入れて、ふたはせずに20分茹でます。

4)20分経ったら火を止めて、茹で水を捨てるか、お湯から上げて別の容器に移します。

5)蓋をして5~10分蒸らしてできあがり。

※ お米は洗わずに使えますが、糠が気になる場合は、お湯に入れる前に袋ごと流水でもみ洗いするか、無洗米でも同様に炊けます。茹でている間は、蓋はしないでください。

【2】どこで買えるの?

ユニフレームの商品は、全国のスポーツ用品店などで取り扱いがあります。また、ネットショップでも販売されています。

【参照】https://www.uniflame.co.jp/product/663011

キャンプ カレー

3)山でカレーライスを食べる計画を立ててみよう

山に登ってきれいな景色の下でカレーライスを食べたら、レトルトのカレーも何倍もおいしく感じることでしょう。

【1】どこの山にするか?

山は大きく分けて高山(2000m以上)と低山(1000m以下)に分けられます。低山であっても、山登り初心者は細心の注意が必要です。身近に登山経験者がいる場合は、ぜひ同行してもらいましょう。登山時間によって準備するものも変わってきます。しっかりと情報を集めて、慣れないうちは無理のない山を選びましょう。

【2】カレーライスはどうやって作る?

山で調理をする際に、最低限必要な調理器具は次の2つです。

(1)ストーブ(バーナー)

熱源です。燃料はガスやガソリン、アルコールなどありますが、一般的にはガスストーブです。登山専用のものがアウトドアショップやスポーツ用品店などで売られています。

(2)クッカー(コッヘル)

鍋のことです。アルミ製とチタン製の物があります。アルミ製は軽くて熱伝導が良いですが、変形しやすいので配慮が必要です。チタン製は丈夫ですが、熱伝導が良くありません。

ストーブとクッカーがあれば、お湯が沸かせるので、フリーズドライやレトルトの製品を調理することができます。もっとも簡単にカレーを作るには、アルファ化米のご飯とフリーズドライのカレーを持参しましょう。お湯を入れるだけで食べられて、非常に軽くてコンパクトなので初心者向きといえます。

【3】かたづけを考えた荷物選びをしよう!

山にはごみを残さないのが鉄則ですから、作ったご飯は食べきることが大前提です。持ち帰るゴミも少ない方が良いので、持参する食品はコンパクトな包装のものを選びましょう。フリーズドライ製品はごみの扱いも楽なので初心者向きです。初めは失敗なく簡単にできることが、またやりたくなる秘訣です。

4)キャンプで食べるおすすめご飯!

【1】オススメ1:メスティンで栗ご飯

メスティンとは、トランギというブランドのクッカーです。

(1)材料:お米、水、栗、昆布(あれば)、塩

(2)作り方:お米150gに水300mlを入れて浸漬させます。昆布を敷いて、上に皮をむいて、適当な大きさに切った栗を乗せて炊きます。炊きあがったら、お好みで塩を振って食べます。

(3)ポイント:栗を剥くのが大変です。甘栗でも代用できます。

【2】オススメ2:酢ミカンそうめん

酢ミカンとは、ゆずやすだちなど絞って使う柑橘類のことです。

(1)材料:そうめん、ゆず・すだち・レモンなどお好みの柑橘類、めんつゆ

(2)作り方:クッカーにお湯を沸かしてそうめんを茹でます。スライスした柑橘類をそうめんの上に乗せてできあがりです。

(3)ポイント:スライスした柑橘類はたっぷり乗せましょう。

【3】オススメ3:飛騨牛のスネ肉ワイン煮込み

飛騨牛でなくても大丈夫です。

(1)材料:牛スネ肉、赤ワイン、トマト、お好みの野菜、ローリエ(あれば)、塩、コショウ

(2)作り方:牛スネ肉は、周りに焦げ目がつくくらい焼いておきます。クッカーに肉と残りの材料をすべて入れて煮ます。

(3)ポイント:牛スネ肉には、にんにく、ショウガ、塩、コショウをあらかじめすり込んでおくと、さらにおいしくなります。材料の量は、クッカーの容量に応じて調整してください。

ライスクッカー

5)どんなライスクッカーを使えばいい?

各メーカー、大きさや形もいろいろな商品があります。使用する状況にあったものを選びましょう。

【1】そもそもライスクッカーって何?

その名の通り、ご飯が炊ける鍋です。ご飯を炊く以外の煮炊きにも使用できます。飯ごうと比べると、鍋の厚さや形など、熱伝導率などが考えられているため、失敗しにくく、おいしくご飯が炊けます。

【2】ライスクッカーを選ぶ基準は?

素材はアルミ製の商品が多いようですが、ステンレス製や、焦げ付き防止のための表面加工をしてあるももあります。内圧を高めるために内蓋があったり、蓋が重くなっていたりする商品や、吹きこぼれにくいようにふちが立ち上がっているなど、各商品に特徴があります。

6)おすすめのライスクッカー4選はこちら

【1】ユニフレーム(UNIFLAME) 山クッカー 角型 3 (税込み価格:¥6,900-)

入れ子式でパッキングしやすい正方形です。サイズは、鍋が3個とフタを重ねた収納時で約140×147×88mmです。

それぞれの大きさは

・鍋 13:約12.7×12.7×7.45(深さ)cm

・鍋 11:約10.8×10.8×6.4(深さ)cm

・フライパン:約13×13×3.4(深さ)cm

材質は鍋本体とフタがアルミニウム製、アルマイト加工がされています。フライパンはアルミニウム製、フッ素樹脂加工がされています。総重量は約449gです。

【参照】https://www.uniflame.co.jp/product/667705

【2】ユニフレーム(UNIFLAME) キャンプ羽釜3合炊き(税込み価格:¥6,500-)

昔ながらの羽釜です。焚火で炊飯が可能です。サイズは直径約φ206(内径φ149)×150(高さ)mm。材質は、本体はアルミ鋳造、ハンドルとフタはステンレス鋼です。重量は約1.35kg、容量は約1.8Lで3合炊きです。

【参照】https://www.uniflame.co.jp/product/660218

【3】ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX (税込価格:¥5,400-)

フタが動いて火加減のタイミングを知らせてくれます。サイズは約φ210×115mm。材質は、本体はアルミニウムフッ素加工(板厚2mm)、フタはアルミニウム、ハンドルはステンレス鋼です。重量は約770g,容量は約3.2Lで2~5合炊きです。

【参照】https://www.uniflame.co.jp/product/660089

【4】プリムス(PRIMUS) イージークックNS・ソロセットM PCKK202(税込価格:¥5,400-)

プリムス(PRIMUS)は、100年以上続くスウェーデンの燃焼器具ブランドです。セット内容は、ポット(900㎖、内径Φ12.5×10㎝)とミニポット(400㎖、内径Φ12.0×5㎝)です。重量は250gで、入れ子式に収納するとサイズはΦ12.5×15㎝です。

材質はハードアノダイズド加工済みアルミ製、内側ノンスティック加工済み、底面は滑り止め加工済みです。

【参照】http://www.iwatani-primus.co.jp/products/primus/index.html

炊き立てのご飯

7)鍋でご飯が炊けるの?

家庭のガスコンロでも、鍋でご飯を炊くことはできます。上記のライスクッカーや土鍋、フライパンでもフタがあればご飯が炊けます

【1】どうやって鍋でご飯を炊くの?

(1)ステップ1:お米を洗ってザルにあげ、水を切ります。

(2)ステップ2:水が切れたら、お米を鍋に入れます。お米1合(150g)あたり200mlの水を入れて、20~30分浸漬します。

(3)ステップ3:強めの中火で加熱します。沸騰して蒸気が出てきてから1~2分加熱して火を止めます。おこげを作りたいときは、最後の1~2分は強火にします。

(4)ステップ4:そのまま10分ほど蒸らしたら、完成です。

※鍋の種類やお米の量で、火加減や時間は微調整が必要です。何度か作ってみると加減がつかめます。

【2】鍋でご飯を炊く際は?

基本的には、蓋ができればどのような鍋でもご飯は炊けますが、一般的には土鍋で炊くご飯がおいしいと言われていて、炊飯専用の土鍋も数多く販売されています。

(1)お米は割れたり傷つかないように、やさしく手早く洗って下さい。

(2)洗った後はしっかり水を切って下さい。

(3)浸漬時間は十分にとってください。

以上のことに注意して、あとは火加減、水加減をお好みで加減してください。

8)キャンプでのレトルト米の使い方Q&Aコーナー

【1】アルファ米を美味しく炊く方法ってあるの?

アルファ米は浸漬なしで炊くことができます。炊飯器でも、鍋でも炊くことができます。お湯や水に浸漬して戻すだけよりも、断然おいしいご飯になります。

【2】飯ごうでアルファ米は焚けるの?

生米を炊く時との違いを理解しておけば、クッカーでも炊くことができます。飯ごうでも炊くことはできますが、火加減などがやや難しいかもしれません。炊き方は以下の通りです。

・1人分のアルファ米をクッカーに入れ、商品の指示通りの水を加えます。アルファ化米と水をなじませるように混ぜます。

・バーナーにのせて加熱を始めます。沸騰するまでは強火で、たまにかき混ぜながら加熱します。

・沸騰してきたら蓋をして火を弱めます。一度蓋をしたら、炊きあがるまでふたは開けません。

・炊きあがるまでは数分なので、クッカーのそばを離れずに音と香りに集中してください。

・ブクブクという音からパチパチという音に変わってきたら、水分がなくなってきた証拠です。焦げ臭がする前に火を止めて、そのまま数分蒸らして完成です。

【3】ライスクッカーの材質は何がいいの?

熱伝導率が良くて軽量なアルミ製の商品が多いですが、ステンレス製や焦げ付き防止のためにフッ素加工がされているものなどもあります。

【4】キャンプでは凝った料理は出来ないの?

キャンプに慣れた上級者は凝った料理もできるようになります。出発前に食材の仕込みや複雑な工程を済ませておくことで、現地での作業を減らすことができます。自宅のキッチンである程度の食材の下ごしらえを済ませておくことで、食中毒の予防にもつながります。






この記事のチェックポイント

【1】「ご飯」と一言で言っても、いろいろな商品があり、いろいろな方法で調理が可能です

【2】いざという時に失敗しないために、何度か作ってみるとよいでしょう

【3】キャンプでは燃料や水、食料など無駄遣いできません。また、ゴミも極力少なくなるように考えます。

これらは災害時にも共通していることです。キャンプに慣れておくことで、災害時に役立つことがあるかもしれません

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