【平成30年版】豪雨対策に適切な4つの予備知識最新まとめ

ゲリラ豪雨も最近では珍しくなくなりました。ゲリラ豪雨以上のスーパー豪雨の他、梅雨前線や秋雨前線、台風による集中豪雨も頻発しています。自然災害の中でも豪雨の発生は高い確率で予測可能です。そこで豪雨対策の適切な予備知識を実践することで、最悪の事態を必ず回避できます。首都水没も怖くない!






1)ゲリラ豪雨・スーパー豪雨

ゲリラ豪雨は1時間当たり50ミリ以上、スーパー豪雨は80ミリ以上を指すことが多いようです。

【1】8段階の雨の強さと状況

雨の強さを表す言葉は、気象庁の発表する1時間当たりの雨量が目安になります。気象用語だからとしり込みしないでください。決まった言葉ですので、覚えてしまうと、とても簡単です。天気予報の解説を聞いたり、色分けした雲の移動図を見たりする時に参考にすると、雨の強さがよくわかります。今の雨は濃い青色の10ミリくらいと実際の天気とリンクさせると、天気予報やニュースなどで大雨や台風の予想雨量を聞いても具体的にイメージできます。

(1)1時間当たり1ミリ未満は「小雨」。地面がかすかに湿る程度で、傘なしの人が多い。

(2)1時間当たり1~5ミリは「弱い雨」。シトシトと降り、地面がすっかり湿ります。

(3)1時間当たり5~10ミリは「雨」。本降り。地面に所々水たまりができます。

(4)1時間当たり10~20ミリは「やや強い雨」。ザーザー降り。木造住宅では雨の音で話がよく聞き取れないこともあります。

(5)1時間当たり20~30ミリは「強い雨」。どしゃ降りで、傘をさしていても濡れます。自動車のワイパーを早くしても前方が見づらい状態です。側溝や下水、小川があふれ、小規模ながけ崩れが始まります。

(6)1時間当たり30~50ミリは「激しい雨」。バケツをひっくり返したように降ります。道路が川のようになり、車のブレーキが効かなくなります。都市では下水管があふれてしまいます。山崩れ・がけ崩れが発生し、所により避難の準備が必要になります。

(7)1時間に50~80ミリは「非常に激しい雨」。滝のように降ります。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなります。車の運転は危険な状態です。都市では地下街などに雨水が流れ込む場合もあります。土石流が起こりやすく、多くの災害が発生します。

(8)1時間当たり80ミリ以上は「猛烈な雨」息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じるほどです。大規模な災害の起こる恐れが強く、厳重な警戒が必要です。

【2】ゲリラ豪雨の前兆

ゲリラ豪雨は雷や竜巻などを伴う、積乱雲によって引き起こされるスコールに近い夕立です。30分前後で降りやむことが多いのですが、できればやり過ごしたいものです。発達した積乱雲が近づいてきた前兆は以下の通りです。

(1)真っ黒な雲が近づき、周囲が急に暗くなる。

(2)雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。

(3)大粒の雨や雹(ひょう)が降り出す。

このような状況に遭遇したら、頑丈な建物の2階以上に避難しましょう。部屋の中では、山の斜面から離れた側のガラス窓から離れた場所に移動しましょう。

大雨による河川の増水

2)豪雨による被害はどんな事例が考えられる?

雨の強さと状況でも触れていますが、具体的な被害をみていきましょう。

【1】発生するタイミングと具体的な被害

地域によっては1時間当たり20ミリ以上(アメダスの黄色)の雨、降り始めから100ミリを超えると浸水被害が発生するといわれています。住んでいる地域の雨量が少なくても、上流の地域の雨量が多ければ、浸水被害は発生する可能性は高くなります。こういった場合、雨が止んだ後も油断できません。特に、川の中州や河川敷など、普段は人の立ち入りができるところでも、上流域の降雨により一気に想像以上の水量になり、孤立化や浸水による被害も発生します。

そして豪雨災害は、河川の氾濫や堤防の決壊による洪水などが、被害としては最も顕著です。この他に、地滑りやがけ崩れ、山崩れ、土石流などが発生します。また雨量が記録的なものになると、ため池の決壊や、ダムの決壊回避のための放水による河川の増水など、降った雨以上の水量が河川に流出することもあります。

この他に、流木や巨大な石などがぶつかることで橋や鉄橋などの施設や河川の堤防が壊れてしまうなど、2次被害も発生します。また、豪雨や川の氾濫などで、上水道の水源や浄水場が被害を受けて、断水することも多くあります。

【2】都市型水害

都市では大雨が地面に浸み込まず、直接河川や下水道に流れ込むために、少し強い雨が降ると浸水害が発生しやすくなっています。これを都市型水害といいます。一般に1時間当たり50ミリ以上(アメダスの赤色)の雨が降った場合に発生することが多く、短時間で発生するのが特徴です。

特に地下街への浸水、ビルの地下駐車場の浸水被害が増加しています。地下空間にいると、外の様子が分かりにくく、いったん浸水すると一気に大量の水が流れ込んできます。

(1)浸水のおそれがある時は、危険なので地下街・半地下室に入らない

(2)浸水対策として周辺の地形・過去の浸水想定区域に基づいて、土のうや止水板を備える

また、バリアフリーを簡単に行うために、かさ上げをしないで、道路の高さと建物の入り口の高さが同じ店舗が見受けられます。こういった造りの建物は浸水被害を免れません。お店側も、利用者も大雨の際には特に注意が必要です。電線の地下埋設が進んでいるところは道路が冠水した場合、地上のコンデンサー部分から感電する可能性が指摘されています。実際の被害等は報告されていませんが、危険性がありますので、ご注意ください。

都内 夜景 雨雲

3)首都水没の想定とは?

前線や台風による豪雨と、都市型水害が同時に発生すると大きな被害が発生します。

【1】海抜0メートル地帯

首都東京は江戸時代以前から東京湾を埋め立てて陸地を増やしてきました。また、明治時代に入ると急激な人口増加と各種産業の発展により、大量の水が必要となり地下水のくみ上げを行い、また南関東ガス田の採掘も行ったため地盤沈下が進行し、海抜0メートル地帯(墨田区・江東区・葛飾区・江戸川区)ができてしまいました。

その外側には満潮になると水没する0メートル地帯(足立区・荒川区・台東区)、そして、高潮被害が起こると水没する地帯(千代田区・中央区・港区・大田区・板橋区)が加わり、東京23区全体の面積の4割が水害の発生しやすい地域になってしまいました。

【2】想定される水害

東京で発生すると想定される水害で最も被害の大きいとされるものは、大雨による河川の増水(外水氾濫)で、利根川や荒川の氾濫です。過去に台風(1924年カスリーン台風)による大雨により埼玉県内で発生した「荒川決壊による大洪水」をもとに策定された水害想定は首都圏で最大死者数2600人とされています(2010年中央防災会議:大規模水害対策に関する専門調査会)。

また、これとは別に降った雨が溜まり、溜まった雨水の量が処理能力を超えた場合に発生する氾濫(内水氾濫)もあります。海抜0メートル地帯は通常の雨水は下水道の雨水管やポンプ施設により、河川に排水されますが、ほとんどの処理能力が1時間当たり50ミリ程度です。したがって、ゲリラ豪雨やスーパー豪雨が頻発する昨今は、堤防の決壊がなくても洪水が発生する危険性があります。

【3】危険な都市ランキング

この他にも台風による高潮、地震による堤防の損壊など、浸水被害の発生の可能性が高く、スイスの再保険会社「スイス・リー」は世界616都市を対象にした自然災害で最も危険な都市ランキングの1位に東京・横浜を挙げています(2013年)。

1位:東京・横浜
2位:マニラ(フィリピン)
3位:珠江デルタ(中国)
4位:大阪・神戸
5位:ジャカルタ(インドネシア)
6位:名古屋

ちなみに、東京・横浜は「地震:1位、暴風雨:2位、洪水:6位、高潮:4位、津波:1位」と、災害別の危険度ランキングでも上位に入っています。これは被害者数ベースによるランキングのため、人口の過度な密集が原因で、ほかの都市と比較して上位になってしまったと考えられます。

【4】水没回避の対策

中央防災会議の想定より以前から、カスリーン台風を教訓に利根川水系のダム計画などにより、外水氾濫の対策をしてきました。また、利根川・荒川・江戸川など河川堤防の補強計画、防潮堤の耐震化工事を実施しています。しかし、いずれにしてもまだ工事途中のものが多い状態です。また、避難するための高層ビルも地域によっては不足しており、対策を進める以上のスピードで人口の集中と都市機能の集中が進んでいるのが実情です。

河川 マップ 位置情報

4)豪雨対策の予備知識:気象・河川・避難に関する情報

予備知識をもつことは、自分を守るアイテムを持つことです。情報を集めることで、不安を解消し、集めた情報を理解するためにも予備知識が必要になります。

気象注警報や水防警報、避難情報など各自治体の防災メールで受信可能です。スマートフォンでもガラケー携帯でも登録できます。ぜひ自治体のサイトから登録してください。

【1】気象警報

気象庁が発表する警報に注意しましょう。大雨注意報・洪水注意報より災害の発生する危険が高まると、大雨警報(土砂災害・浸水害)、洪水警報が発表されます。そして、重大な災害の発生の危険性が高まると「大雨に関する特別警報」が発表されます。また、この注意報・警報は順番に発表されるとは限りません。

この他に、記録的短時間大雨情報など、警報ではありませんが、情報として発表されるものもあります。災害発生の直前または災害が発生してから発表されることも多いのですが、細心の注意を払ってください。

【2】河川の水位情報

河川の水位情報は国土交通省が発表します。危険水位・氾濫水位情報という形で発表されます。この他、水防警報もあります。国土交通省の他自治体が発表しますが、水防団が活動するための目安で、指定された観測所での水位が既定値に達すると順次発令されます。

降雨の状況や河川の氾濫の危険性など、気象庁のナウキャストで確認できますので、予備知識として、ナウキャストの見方を確認されるなど、試しにアクセスされることをおすすめします。

【気象庁>防災情報>雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)】https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

気象庁が防災情報として公開している気象・地震・火山・指定河川洪水予報・竜巻注意情報などすべてを確認することができます。ご活用ください。

【3】避難情報

避難情報は各自治体が発表します。自治体により、防災無線や防災メールなど連絡方法は様々です。

(1)避難準備・高齢者等避難開始

避難に時間を要する人(高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難を開始しましょう。その他の人は避難準備を整えましょう。

(2)避難勧告

速やかに避難場所へ避難しましょう。外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。

(3)避難指示

まだ避難をしていない人は、緊急に避難場所へ避難をしましょう。外出をすることでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。

必ず段階的に発令されるわけではなく、いきなり避難準備から避難指示が発令されることもあります。また、対象ではない人でも不安を感じたら、早めに避難をしてください。自治体によっては、自主避難所を開設し、避難準備より前段階で受け入れる場合もあります。その際は、必ず食料などを持参しましょう。

近くの安全な場所は、実際の災害では病院や老人保健施設、会社の高層階などの鉄筋の建物に自主的に避難され、施設や会社側も受け入れて対応しておられます。「共助」の精神で助け合って、最も不安な夜を過ごし災害を乗り越えておられます。

実際に避難指示を聞いても、避難しない方も多く、近所の方が直接声をかけて避難して、助かった方も多くおられ、残念なことに避難しなかったために、命を落とされた方もいらっしゃいます。雨の音が大きくて放送が聞き取れないなど各地で問題となり、最も有効な手段は直接声をかけることと実践された自治体は、本当に多くの方が避難され助かりました。

洪水で水に飲まれる自動車

5)豪雨対策の予備知識:避難に関すること

防災メールを登録しました。次は家族で、確認していきます。離れて住んでいるご家族もできることは同じです。対策を一緒にしていきましょう。

【1】避難方法の確認

豪雨の際に避難するとき、忘れてはならないことは夜間に移動しないことです。増水した場所では、道路と側溝、川などの境界がわからなくなり、転落する可能性があります。また、水深30から50センチで成人でも歩行困難になることもあります。必ず2人以上で早い段階で明るい時間帯に手をつないで避難することを家族全員が確認しましょう。この他に、建物の外に開くドアは水位が50センチあると、水の圧力であきません。早めの避難を心掛けてください。

<避難するときにすること>

・キッチンや洗面台の排水口をふさぐ。(ビニール袋に水を入れた水のうで十分です)

・ガスの元栓を閉める。

・停電の可能性もあるので、ブレーカーを切る。

・冷蔵庫の中のものを非常食として持ち出す。(電源を切るので)

【2】避難場所の確認

洪水や浸水害の避難場所を確認しましょう。ハザードマップを利用して、安全な経路を確認しておきましょう。災害によって避難場所は異なります。必ず確認しましょう。また、職場や学校、塾やお稽古事、よく立ち寄る場所の近くの避難場所も確認しましょう。ザーザーと続く大雨もゲリラ豪雨もどちらでも対応できるようにしておきます。

ハザードマップは50年に1度、または100年に1度の状態を想定して作られています。昨今の豪雨はこのような想定を当てはめるような「経験したことのないような」量の雨が長時間にわたって降ることも珍しくありません。自治体では戸別に配布しています。離れて住んでいるなど、必要であればインターネットでも確認できます。国土交通省のサイトをご紹介します。「わがまちハザードマップ」にお進み頂くと、各市町村が作成したハザードマップへリンクします。

【国土交通省ハザードマップポータルサイト】https://disaportal.gsi.go.jp/

【3】自動車のこと

車での避難は危険です。絶対にやめましょう。避難場所までの距離があるとか、避難に時間を要するとか、高齢などで避難に自動車が必要な場合は、道路が冠水する、または河川が氾濫するまでに早めに避難してください。

また、道路が冠水している場合はなるべく通行しないでください。目安として、タイヤの半分以上の水深は走行しないでください。それ以上の深さはドア部分などから、浸水する可能性があります。また、ハイブリッド車はバッテリーが浸水した場合、ショートして車両が走行不能になる可能性があります。それ以外の車でも、車両の下の部分からの浸水により走行不能になります。

そして、アンダーパスを絶対に通行しないでください。道路は実際の水深がわかりませんし、立ち往生の危険があります。この他、川沿いの道路はなるべく走行を避けてください。増水した河川では、気付かない間に道路の下がえぐられ、道路が陥没及び崩落する事故が発生しています。普段から、雨の日など水たまりが多い場所や、崖などから道路に雨水が流れ出るところ、河川沿いの道路などチェックし、「マイハザードマップ」を作りましょう。そして、それをもとに、いつも走行している以外の経路も把握して、安全な経路を確認しておきましょう。

水害対策 土嚢

6)豪雨対策の予備知識:家の周り・家の中

豪雨対策の予備知識を実際に使っていきましょう。家の周りでできることは案外と簡単です。

【1】家の周りと簡易土のう・水のう

排水溝に溜まった落ち葉やごみは天気の良い日に、こまめに取り除いておきましょう。雨どいの落ち葉も気候の良い時期に、取り除きましょう。家の周りを片付けて、大切なものは家の中へ入れましょう。土のうや止水板を準備しておきます。ない時は簡易土のう、水のうを作ります。

(例1)プランターを連結し、レジャーシートで巻く。(簡易土のう)

(例2)10Ⅼ、20Ⅼのポリタンクやポリ袋を使用する(水を入れて水のうにする)

(例3)家庭用ごみ袋を2重にして水を入れて使用する。(簡易水のう)

ご家庭ではごみ袋の簡易水のうを作って対応されることをお勧めします。特に水のうのために道具を買い揃える必要はありませんし、使用後はごみ袋として利用できます。普段からごみ袋を多めに購入されるだけで、浸水害の対策になります。

【2】家の中

過去に浸水被害があった場所には、物を置かないように気をつけましょう。濡れると困るものは必ず高い場所に保管します。電気製品や、パソコンなどの電子機器は特に気をつけましょう。また、キッチンの床下収納は豪雨が予想される時は、一時的に移動するなど、臨機応変に対応しましょう。意外と見落としがちなことは、排水口です。処理しきれない雨水が下水道管を逆流することもあります。豪雨の際は、お風呂や洗面所、キッチンなど排水口をふさいで対策をすることを家族で確認しましょう。

7)豪雨対策の予備知識:持ち出し品

避難するときと、避難場所で1日生活するために必要なものを持ち出します。

・リュックサック(防水・難燃)
・携帯電話の充電器(または予備バッテリー)
・飲料水(冷蔵庫から持ち出したものでも良い)
・非常食(冷蔵庫から持ち出したものでも良い)
・ポケットティッシュ
・ウエットティッシュ(ウオータータイプ)
・使い捨てマスク
・救急セット(絆創膏・綿棒)
・常備薬・処方薬(処方箋またはおくすり手帳のコピー)
・ペン型の懐中電灯(ⅬEDライト)
・ラジオ(乾電池とセット)
・ホイッスル
・軍手
・雨具
・カッターナイフ
・エマージェンシー毛布
・簡易トイレ
・目隠しポンチョ
・携帯ビデ
・レジ袋
・ビニール袋
・ビニールシート(敷物)
・タオル
・バスタオル(圧縮袋を利用する)
・着替え(下着もセット)
・歯ブラシセット
・生理用品
・ライナー

<注意点>

雨具はリュックサックを背負った上から着られるレインコートを使います。懐中電灯は頭につけるタイプもおすすめです。傘をささないで、両手を開けましょう。タオルや着替えを濡れないようにして、多めに準備します。圧縮袋を使うと便利です。季節によっては、使い捨てカイロなどを加えます。赤ちゃんのいるご家庭は、おしめや哺乳瓶のセット、離乳食などを忘れないようにしましょう。高齢の方はおかゆや柔らかめのおかずなど、ご自分の食べられるものを準備されると安心です。

街中 大雨 洪水

8)豪雨の対策に関するQ&A

【Q1】水没した自動車の対処方法は?

自動車が水没した場合、水が引いた後にするべきことをお知らせします。大雨等による浸水や冠水被害を受けて水に浸かった車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生する恐れがありますので、次のように対処してください。

(1)自分でエンジンをかけない。

(2)使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないで下さい。

(3)なお、使用するまでの間、発火する恐れがありますので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外してください。そして、外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をしてください。

【Q2】普段の生活で気をつけることは何?

豪雨被害に限らず、被災された方が経験からおっしゃることをいくつか挙げます。

(1)スマートフォンの充電をしておく。予備バッテリーや充電器を持ち歩く

災害発生で一番肝心のことは情報を入手すること。そのためにはスマートフォンが欠かせない。バッテリーの残量を気にしないで使用できるように、しっかり充電しておく。特に、停電時はテレビの情報が入手できないので、ラジオがなかったら、スマートフォンだよりになってしまうから。

(2)昔の話を聞いておく

この辺りは、○○台風の時に水につかったとか、津波の経験など、何十年も前の話でも今の災害対策に活かせる。特に何十年に一度の災害が多く発生するので、空振りで終わるかもしれないけど、避難する。

(3)地名や古地図を見る

「龍」「島」「谷」などの地名は、その昔洪水が発生したり、川が氾濫して孤立したことがある。また、治水工事などで川の流れが変えてあり、今は安全でも以前はよく川が氾濫していた地域を古地図で確認する。「この場所に住んで初めての経験」「この地域は大丈夫、は通用しない」被災された多くの方が、口にされます。改めて胸に刻むべき言葉だと思います。






この記事のポイント

【1】雨の降り方などの気象用語を覚えると、天気予報を今まで以上に理解できる

【2】ゲリラ豪雨の前兆など予備知識を活かして避難し、豪雨対策を適切に行う

【3】都市型水害は、地下空間での被害が顕著。豪雨の際は地下空間を避ける

【4】気象・河川・避難に関する情報収集は、自治体の防災メールを活用する

【5】避難に関すること、自動車、家の周りの対策など適切に予備知識を活用する

【6】被災された方の経験を予備知識として、豪雨などの自然災害に適切に対処する

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