火を使わない非常食をオール解説!おすすめの献立レシピ6選

災害時に必要な物資といってまず念頭に浮かぶのが非常食ですが、大きな震災を経験した日本では非常食自体もかなり進化をたどっています。特に今回は、ガスや電気の供給も止まり火が使えない状態でも食べられる非常食に着目してご紹介いたします。






1)火を使わない非常食がある?

【1】火を使わない非常食とは一体何?

まず災害時には電気やガスが停まることが推定されます。大規模な災害であればある程、たとえ自宅が無事であっても、長期に渡って食品を含めた物資がいっさい手に入らないという可能性が考えられます。

電気が来なければもちろん冷蔵庫も機能しません。そうなると役立つのが非常食、しかも火を使わずに食べられるタイプのものが必要になります。

【2】非常食に役立つ美味しい食べ物って?

非常食そのものは味がそっけなくて固い・・・というイメージがありますが、最近では味や素材にも色々なバリエーションがあるようです。でもより変化をつけたいという方には味噌や醤油、オイル等の調味料類を常備されることをお勧めします。

味噌そのものもとても栄養価が高いですし、適度な塩分も含まれていますから一石二兆です。

【3】火を使わないおかずの種類

(1)魚類や野菜の煮物の缶詰
(2)パンやカンパンの缶詰
(3)中華丼、スープなどのヒートパック
(4)乾燥野菜、スープなどのドライフード
(5)味付きご飯や煮物のレトルトパウチ入り

2)火を使わない非常食の賞味期限のランキングとは?

例えばペットボトル入り水でも、7年の賞味期限の商品もあります。もちろん災害が起こってからの日持ちも欲しいところですが。非常食として購入していて出番のないまま、賞味期限切れになるのはとてももったいないもの。そういう意味でも少しでも長い期間保存が出来るとありがたいです。

では賞味期限の長い順に上げてみましょう。

【1】1位:梅干し(約100年)
【2】2位:サバイバルフーズ〈オレゴンフリーズドライ社〉(約25年)
【3】3位:カンパン(約5年)
【4】4位:缶詰類(約3年)
【5】5位:レトルトカレー(約2~3年)

3)かさばらずに落ち込みやすい火を使わない非常食は?

被災時には自宅にいられるとは限りません。まず自宅そのものが倒壊や浸水の被害に会う可能性もありますし、どちらにせよ、災害の発生直後には自宅を離れる必要性が起こることを考えると出来るだけ身軽に、必要な物を持ち出すことが求められます。

その避難袋に詰める食料品も、極力かさばらないものが重宝します。そこで、重量や大きさの点で持ち運びやすいお薦め品をあげてみましょう。

【1】キャンディーやチョコレートなどのお菓子
【2】乾物類(高野豆腐、鰹節、干物)
【3】フリーズドライ製品
【4】サプリメント

4)火を使わない非常食のアイディア6選

基本的に「食事」に求められるものは、栄養価と腹もちといったところですが、平常時以上に、被災した状況の中では、私たちの気持ちを和ませ、元気がもらえるような「美味しさ」が求められると思います。

特に火も使えない状況とあっては食材も限られてきますので、長期になればなるほど味に飽きを感じてしまいがちです。その対策として、ここで様々なアイデア料理を紹介したいと思います。

【1】アイディア1:アルファ米(ヒートパック)にレトルトカレーをかける→カレーライス

【2】アイディア2:アルファ米(ヒートパック)とイワシなどの味付き缶詰を混ぜる→混ぜご飯

【3】アイディア3:切干大根、鶏ささみ缶、トマトジュース、オリーブオイルを混ぜる

【4】アイディア4:ペットボトルのお茶、お吸い物の素、カットわかめ→汁物

【5】アイディア5:ポテトチップスとマヨネーズを混ぜる→ポテトサラダ

【6】アイディア6:非常食用パンとポタージュスープ缶→スープに浸して一緒に食べる

ソーセージの缶詰

5)日常的にも食べられる火を使わない非常食

普段利用している食品の中にも、非常食として利用できる食材をご紹介します。

【1】ソーセージ

パックに入ったソーセージは加熱せずに食べられる種類の物が多くあります。ただし缶詰でない限りは、一部(魚肉ソーセージ等)を除いて要冷蔵ですので、常温保存ではありません。表示を良く確認しましょう。

【2】果物

果物はビタミン類や食物繊維の宝庫です。特に梨や柿、リンゴ等は常温でもかなり日持ちしますので、普段から購入しておくことも一案です。

【3】レトルト食品

レトルト食品は長期保存できるおかずとして、とても重宝します。いざという時には非常食にもなりますが、賞味期限が近くなってきたら、普段の食事に利用すると良いでしょう。(実際には賞味期限を過ぎても2年間は〈味は別として〉食べても支障は無いそうです。)

6)夏場にも保存できる火を使わない非常食とは?

全ての季節も通して保存できる食品の種類も色々あります。それでも最近は夏場30度を超える日がありますので、常温保存という意味合い(~25度)では、締め切った部屋や陽のあたる場所は保存場所としては避けた方が良いでしょう。

【1】レトルト食品
【2】缶詰類
【3】乾物
【4】ナッツやフレーク類、お菓子等

7)火を使わない非常食の保存方法と注意点

【1】効果的な保存方法とは?

保存する上で気をつけるのは気温と湿度です。やはり夏場などは高温になる場所は避け、日陰に置いておくと良いでしょう。

【2】水を使う非常食とは?

アルファ米はふやかす(炊く)為に必ず水、又はお湯が入ります。

【3】注意点とは?

缶詰入りのカンパン等は賞味期限内であっても、食べる前にカビなどの異常がないか一応確認しましょう。






8)火を使わない非常食に関するQ&Aコーナー

【1】火を使わない非常食は何がオススメ?

水さえあれば発熱して炊けるアルファ米(ヒートパック)がおすすめです。まずお米という主食があれば色々なバリエーションの味を楽しめますし、温かい食事は消化も良くて、気分もほっこり出来ます。

【2】火を使う非常食との違いは?

火を使えると、乾麺や生の野菜をゆでたり出来ます。具材を柔らかく食べやすい状態に出来ますし、何よりも熱による殺菌効果が出るので、より安心して食べられます。

【3】熱い場所に保管しても平気?

基本的には常温保存ですので、定義的には15度~25度の間での保存がお薦めだと思います。

【4】1週間ほど持つ火を使わない非常食は?

乾物やフリーズドライ等で、そのまま(水分を足さずに)食べられるものなら持ちは良いと思います。

【5】「夏」「冬」で季節により食材は異なる?

例えば、中身を缶から出してしまったり、調理等をほどこした後の日持ちは季節(温度、湿度)で変わりますが、食材の種類は同じになると思います。

【6】レトルト食品を温めずに使用しても良い?

レトルト食品は基本調理済みの食品が入っていますので、そのまま食べても大丈夫です。

【7】アルファ米が火を使わない非常食の優れもの?

はい、その通りだと思います。世界的にもこのアルファ米は山岳用や軍事用も含め、非常食として使用されていますが、お米に対して特に愛着のある日本人にはとてもありがたい存在だと思います。

【8】栄養にも良い火を使わない非常食は?

カロリーメイトやソイジョイなどの栄養補給用のお菓子類。また市販品で「救難食糧ER」という、救命ボート用の避難食糧で(1食56g、約274kcal)少量でもしっかりとカロリーが取れるものもあります。

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