オススメ!グラノーラが非常食に最適な4つの理由解説

新しいジャンルの朝食として定着しつつあるグラノーラ。グラノーラは朝食だけでなく実は非常食としても役立ちます。そんなグラノーラを非常食として役立たせる選び方と保存方法を紹介していきます。






1)グラノーラとはどんな食品?

口にすることはあっても、意外とどんな食品かわかっていなかったりするのがグラノーラの特徴だったりします。ここではグラノーラはどんな食品かを成り立ちとともに紹介していきます。

【1】カテゴリーとしてはシリアル食品

グラノーラは一般的に押麦や麦、玄米、トウモロコシなどを砂糖、はちみつなどのシロップ、油を混ぜてオーブンで焼き上げた食品のことを指します。また、シリアル食品は穀物を押しつぶしてフレーク状にする、パフ状にする、シート状にして砕くなどの穀物の加工食品のことを際しています。このため、グラノーラはシリアル食品の1カテゴリーとして存在しています。

【2】150年前から存在している食品

小麦粉の種類の中でも栄養価が高いグラハム粉を長期保存できるための食品として開発され、主に病院食向けに生産されていました。しかし、長期保存できる代わりに食べづらい食品だったようで、その後コーンフレークなど、より食べやすいシリアル食品が出てきたため、シリアル食品の主役の座から遠ざかることになりました。

【3】今の形になったのは1960年代ごろ

1960年代に海外で自然食や健康食品がブームとなった際に、栄養価の高い小麦粉を使用して作られているグラノーラが見直され、グラノーラにドライフルーツやナッツを加え、甘味を追加された商品がヒットしました。この商品が今のグラノーラの形として今も続いています。

【4】食べ方はさまざま

食べ方としては、さまざまな方法があり、“そのまま食べる”、“牛乳やヨーグルトと合わせて食べる”、“料理の食材として使用する”などバラエティに富んでいます。

2)非常食として役立つグラノーラ

元々は長期保存用の食品としてスタートしたグラノーラは、さまざまな利点をもっているので非常食でも役立ちます。ここではスーパーなどで入手できる一般的なグラノーラ製品を非常食としても使用できるメリットを紹介してきます。

【1】ポイント1:未開封であれば保存期間は長い

スーパーなどで購入できるグラノーラ製品は密封された状態で販売されているので、保存期間が長い製品となっています。大手メーカー製のものであれば、未開封の状態で7か月の賞味期限が設定されています。

【2】ポイント2:少ない量で高い栄養価を持っている

グラノーラ自体は、小麦粉からできているのでしっかりとしたエネルギー源となります。また、大手メーカー製のグラノーラにはドライフルーツやナッツ類が配合された製品がほとんどですので、手軽にビタミンや脂質、たんぱく質も併せて取ることができます。グラノーラの1食あたりの量は一般的に50gとなっており、これ1食で1日の必要なカロリーと栄養素の15%〜30%ほどを摂取することが可能なので、少ない量で高い栄養価を持っていることがわかります。

【3】ポイント3:調理なしで摂取できる

スーパーで入手できるグラノーラであれば、そのまま食べることができるので、調理は不要です。また、若干の固さが気になる場合は、牛乳に浸して食べることで固さが解消できるので、特段の調理を必要とせず万人に対応できる食品となっています。

【4】ポイント4:携帯しやすい食品でもある

1食あたりの必要量が少ないため、ジップロックなどの小分けにできる入れ物に入れて持ち運びすることもできます。そのため、普段使用しているカバンの中に入れておいたりしておくと移動中の際に何かが起きても非常食として活躍することができます。

グラノーラ 木目背景

3)グラノーラの備蓄の方法

ここでは非常食としてグラノーラを役立たせるための備蓄方法を紹介していきます。備蓄方法を工夫すれば、日常の食事にも役立たせながら非常食として機能させることもできます。

【1】ローリングストックで備蓄する

グラノーラは賞味期限が7か月と長い製品ではありますが、一般的な防災食品と比べて、保存期間が1/2〜1/3ほどと短めであるので、備蓄する際は工夫が必要です。その際の工夫の1つとして、ローリングストックがあります。ローリングストックはただ備蓄するのではなく、備蓄したもの日常生活に使用し、使用した分を補充する方法です。備蓄品を循環させ保存する物を新しいものに入れ替えていくことが出来るため、グラノーラのように日常生活に使用できる食品にはぴったりの備蓄方法となります。

【2】1食分に小分けしてカバンやオフィスの引き出しに備蓄する

大手メーカー製のグラノーラは大袋で販売されていることがほとんどなので、カバンやオフィスの引き出しにそのまま入れることはできません。そのため、1食分の分量(50g)を小分けにできる袋などに移し替えておくことで、カバンやオフィスの引き出しに備蓄することが出来ます。その場合でもローリングストックを活用すれば、賞味期限を気にすることなく非常時の備蓄をすることが出来ます。

【3】備蓄の目安量

グラノーラは主食としては甘味が強い商品が多いため、一般的には昼食や夕食には向かず、朝食向けな食品となります。そのため、備蓄は朝食用としての必要量が目安となります。目安としては1食が50gなので、50g×人数分が1日分の必要量となります。地震や災害などで被害を受けたインフラが復旧し始めるのは3日後くらいですので3日分の分量が最低限のラインとなります。

家族4人であれば、50g×4人×3日=600gとなります。大手メーカー製グラノーラの大袋であれば600g〜800gですので、未開封1袋を用意しておけば乗り切れる計算となります。また、グラノーラはドライフルーツやナッツの種類を商品ごとに組み替えているので、飽きが来ないように複数の種類を購入しておくと安心感がでてきます。

【4】一緒に備蓄しておくと便利なもの

グラノーラは単体で食べることもできますが、多少の固さがあり食べにくいこともあります。固さを解消するには牛乳に浸して食べればよいので、牛乳を一緒に備蓄しておくと便利です。ただし、冷蔵で販売されている牛乳は冷蔵庫での保存が必須なので、電気が止まってしまった状態では保存が出来ません。そのため、冷蔵庫での保存が不要なLL(ロングライフ)牛乳を一緒に購入しておくと非常時に役立ちます。しかし、LL牛乳の保存期間は1か月程度なので、グラノーラ以上にローリングストックで常に新しいものにしておく必要はあります。

4)グラノーラの保存方法あれこれ

グラノーラは賞味期限が長い食品ではありますが、保存方法を間違えると途端に賞味期限が短くなります。そのため、不適切な保存を行うといざという時に使用する備蓄品として役立たなくなります。

そのため、ここではグラノーラにとって最適な保存方法を紹介していきます。

【1】開封前は日の当たらない冷暗所

大手メーカー製のグラノーラであれば、スーパーなどでの販売を前提としているため、密封されて販売されています。しかし、日の当たる場所など、温度が高い場所に置いてしまうと、品質の劣化速度が速まってしまうため、開封前は日があたりづらい冷暗所で保存しておく必要があります。

【2】開封後の賞味期限は短くなる

グラノーラは水分に弱い食品です。すなわち、湿度が大敵なので、販売されている商品は水分が入り込まれないように密封されて販売されています。開封後もある程度密封できるようにジップ機能がついている袋で販売している商品もありますが、それでも完全に水分の侵入を防ぐことが出来ません。一般的には開封してしまうと1週間〜2週間ほどで劣化してしまいます。

【3】湿気を防ぐと開封後の賞味期限は伸ばせる

グラノーラの敵は湿気などの水分です。そのため、水分をシャットアウトしてしまえば、開封後でも賞味期限伸ばすことができます。方法としては、ジップできる袋であるなら、乾燥材も一緒に入れておく、開けたら1食ごとにあらかじめ分けてしまい真空パックしてしまう。などの方法があります。これらの方法をとることで開封後1週間〜2週間の保存期間を1か月くらいまで伸ばすことができます。

【4】間違えて開けてしまったときは冷凍庫で保存する

グラノーラに限らず、密封されている食品は開封してしまったらそこから劣化が始まっていきます。しかし、冷凍庫に保存するのであれば、湿度が低く、細菌の活動が極端に弱まる温度となるので、開封してしまっても賞味期限と同等の期間を保存することができます。

グラノーラ

5)グラノーラに関するQ&A

【Q1】オススメのグラノーラの商品は?

基本的に大手メーカーのグラノーラ製品であれば、開封後に密封できる製品がほとんどであり、味付けや一緒に入っているドライフルーツやナッツの組み合わせ種類も多く飽きも置きにくいのでオススメです。

ただし、非常食としての使用を考えると、低糖質をうたった商品はカロリーの確保が必要な非常時には不向きとなるので、日常生活への使用は問題ないのですが、非常食としては避けた方が無難です。

【Q2】バータイプのグラノーラ製品は非常食として有効?

バータイプは携行しやすいので、カバンなどに携帯しておくと移動時の非常食として有効です。しかし、住宅の中などでの保存は、分量が多いことから、管理が大変となり不向きなので、カバンの中に入れる、オフィスの引き出しに備蓄するなど、用途を決めての備蓄が有効となります。

【Q3】LL(ロングライフ)牛乳が身近に売っていない場合の代用方法は?

代用できるものとしては、常温でも保存が可能な商品として、豆乳があります。グラノーラ自体の甘味を和らげたいなら無調整豆乳、特に問題ないのであれば、調整豆乳を使用するなどさまざまな選択肢があります。

ただし、長期保存できるとはいえ、一度開封してしまうと冷蔵庫に入れない限りは1日と持たないので、1Lなどの大容量パックではなく200mlなどの小容量パックでの備蓄をオススメします。

【Q4】グラノーラはおやつとしても使える?

大手メーカー製のグラノーラは基本的に甘味での味付けがされており、ドライフルーツやナッツも入っているので、おやつとしても有効です。また、子供にも食べやすい甘味なので、非常時の持ち出し用品として多めに持っておけば、気を紛らわせることが出来るおやつや食事の代わりにも役立たせることができます。






この記事のチェックポイント

今回は、非常食としても使用できる可能性を秘めているグラノーラを紹介していきました。一般的な防災食品と比べて、賞味期限が1/3〜1/2と短いものの備蓄方法を工夫すれば、一般的な防災食品に引けを取らない備蓄が出来ます。このため、日常生活に取り入れつつ非常食としても活躍できるグラノーラを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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