4人分の非常食って何が必要?5つのチェックリストとは?

災害はいつどこであなたを襲うかもしれません。あなたはいざという時の非常食を、備えていますか?何をどれくらい用意すればいいか分からない、というお悩みの方もいらっしゃると思います。そこで今回は、万が一の時に必要な4人家族が備えるべき非常食を紹介します。






1)災害時に非常食が大切な3つの理由とは?

地震や水害、火災など、災害は突然起こります。災害に遭遇した際、安全な場所へ避難しなければなりません。また、災害のために食料の供給が一時的に停止する時事もあります。そのような時に非常食が通勤通学用の鞄や非常用持ち出し袋に入っていると、大変役に立ちます。それでは緊急時に非常食がなぜ大切かを説明します。

【1】手軽にエネルギー補給ができる

災害に遭遇した時、まずは安全な場所へ避難します。移動時に非常食があれば、避難活動をスムーズにします。空腹を満たしエネルギー補給をする事で、円滑な移動を可能にします。

【2】体力の維持に役立つ

災害時は共交通機関の停止や乱れで、自宅まで数キロを徒歩で移動する事があるかもしれません。非常食があれば、長距離移動の体力維持に効果があります。また短期閉じ込めで身動きが取れない時にも、体力低下の防止に役立ちます。

【3】精神的なストレスや不安をサポート

災害は精神的なストレスや強い恐怖心、不安を引き起こします。そのような時に、非常食は気分を和らげてくれます。お気に入りの味や、糖分の入った非常食は、メンタルケアにも効果があります。

サラダを食べる女性

2)短期用非常食を用意する時チェックすべき注意点5つ

【1】移動時に苦にならない大きさ、重さか

持ち歩くことを前提に考えた場合、鞄に入る大きさか、苦痛にならない重さかどうかを確認します。なるべく小さく、かさばらない物を選びます。

【2】カロリー、栄養素はどうか

高カロリーで、ビタミンミネラルの摂取できる食品がおすすめです。栄養補助食品やゼリー飲料は栄養バランスに優れた成分が入っています。

【3】調理いらずで、衛生的か

すばやく手軽に食べる事ができるものが便利です。加熱の必要や、調理器具の必要なものは適していません。開封してそのまま食べる事が可能なものを選びます。

【4】好みの味かどうか

基本的に自分が食べ慣れたものにします。いざという時に食べてみて、それが好みの味ではなかった場合は、本来の非常食の役割が半減してしまいます。事前に食べてみて、好きな味かどうかを確認します。

【5】アレルギー成分はないか

災害時は医療機関にかかる事も困難です。アレルギー体質の方は、特に注意して確認するのが必要です。特定原材料27品目すべて不使用のものなど、現在はアレルゲンフリーの非常食もたくさん出ています。

3)備蓄で安心!おすすめ非常食4選

災害が発生した時、水電気ガス等のライフラインの復旧まで、最低7日間はかかると言われています。災害が発生して3日間は、生存者の救助が最優先になるため、支援物質の配給等の到着は4日目以降とされています。まず3日間は生命の維持を目的に、非常食の備蓄をしましょう。

【1】 飲料水

生命維持する上で、最も欠かせないものが飲料水です。体内の水分不足は、色々なトラブルを引き起こす原因にもなり、悪化すると腎不全や意識障害など重篤な状態に至る事もあります。喉の渇きをいやす他にも、調理や、赤ちゃんのいる家庭では粉ミルクの調乳にも必要です。

【2】 缶詰

そのまま食べる事ができ、種類が豊富なのでおすすめです。魚や肉などタンパク質が気軽に摂れます。果物はデザートとして楽しめます。パンやおかゆの缶詰など最近は色々な種類が出ています。保存期間も1~3年と長いです。

【3】 乾燥野菜(フリーズドライ製品)

保存期間が5~25年と長いのが特徴です。野菜に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できます。軽いため持ち運びも容易にできます。ただし調理水が必要です。

【4】 レトルトパウチ

カレーやシチューなど様々な種類があります。日常の食生活に近い種類の食べ物が多いので、使用しやすいのが特徴です。ゴミもかさばらないので処分が楽です。ただし熱源が必要な場合もあります。

悩む女性

4)4人分の非常食って何がどれくらい必要?

【1】シミュレーション1:大人2人・小学生の子ども2人の場合

普段から食べ慣れているレトルト食品を取り入れるのがおすすめです。子どもが好きな菓子類を準備しておくと、精神的な安定に効果的です。非常食ばかりではどうしてもビタミン不足になりやすいので、果汁ジュースや果物缶詰でフルーツを摂ると栄養バランスもよくなります。3日間の事例をご説明します。

水1人1日3リットル×4=3日分36リットル

アルファ米20個 パン缶詰12個 カップスープ12個 即席味噌汁8個 乾麺400g

カレー・パスタソース・シチューソース・牛丼の素など12食 おかず缶詰16個 果物缶詰2個 ビスケット2袋 チョコレート2箱 野菜ジュース8個 果汁ジュース8個

・1日目

(朝食)パン缶詰4個 おかず缶詰4個 果汁ジュース4個

(昼食)パスタ(乾麺)400g パスタソース4食 カップスープ4個

(おやつ)チョコレート1箱 ビスケット1袋

(夕食)アルファ米4個 即席味噌汁4個 おかず缶詰4個

・2日目

(朝食)パン缶詰4個 カップスープ4個 おかず缶詰4個 野菜ジュース4個

(昼食)アルファ米4個 カレーソース4個

(おやつ)チョコレート1箱 果物缶詰1個

(夕食)アルファ米4個 即席味噌汁4個 牛丼の素4個

・3日目

(朝食)パン缶詰4個 おかず缶詰4個 野菜ジュース4個

(昼食)アルファ米4個 シチューソース4食

(おやつ)ビスケット1袋 果物缶詰1個

(夕食)アルファ米4個 カップスープ4個 おかず缶詰4個 果汁ジュース4個

【2】シミュレーション2:大人4人の場合(うち高齢者2人)

家族の中に高齢者や介護を要する方がいる場合は、噛む力をそれほど必要としない柔らかく食べやすいおかゆ等を用意するとよいでしょう。現在はレトルトパック食やフリーズドライ食で介護中の方でも安心して食べる事ができるおかずがたくさん販売されています。また、保存期間が長い羊羹や、みつ豆等の缶詰もありますので、高齢者向けのデザートとして喜ばれます。3日間の事例をお伝えします。

水1人1日3リットル×4=3日分36リットル

アルファ米10個 おかゆ10個 パン缶詰12個 カップスープ12個 即席味噌汁12個 乾麺400g

介護用レトルト12食 レトルト8食 おかず缶詰4個 デザート缶詰1個 羊羹2箱 野菜ジュース4個 果汁ジュース4個 ゼリー飲料4個

・1日目

(朝食)パン缶詰4個 カップスープ4個 果汁ジュース4個

(昼食)うどん(乾麺)400g 介護用レトルト2食 レトルト2食

(おやつ)羊羹2箱

(夕食)アルファ米2個 おかゆ2個 即席味噌汁4個  介護用レトルト2個  おかず缶詰2個

・2日目

(朝食)パン缶詰4個 カップスープ4個  野菜ジュース4個

(昼食)アルファ米2個 おかゆ2個 介護用レトルト2食 レトルト2食

(おやつ)デザート缶詰1個

(夕食)アルファ米2個 おかゆ2個 即席味噌汁4個 介護用レトルト2個 おかず缶詰2個

3日目

(朝食)パン缶詰4個 カップスープ4個 果汁ジュース4個

(昼食)アルファ米2個 おかゆ2個 即席味噌汁4個 介護用レトルト2個 レトルト2個

(おやつ)ゼリー飲料4個

(夕食)アルファ米2個 おかゆ2個 介護用レトルト2個 レトルト2個

考える女性

5)4人家族の非常食に関するその他の質問

【Q1】非常食はどこに売っている?

ホームセンターの防災コーナーやドラッグストアなどで取り扱っています。またインターネットでは、4人家族分の非常食をセット販売していますので大変便利です。

【Q2】非常食を食べる時にあれば助かるものは?

温かい食事が食べられるようにカセットコンロ、ガスボンベは用意しておくとよいでしょう。また、断水などで水が使えない時に、食器を洗えないので食品用のラップフィルムをかぶせて使ったら捨てると便利です。

【Q3】備蓄した食品の管理が難しく、いつも賞味期限を切らしてしまいます

いつも少し多めに食材を買い、使った分だけ新しく買い足すという備蓄方法「ローリングストック法」がおすすめです。備蓄したものを忘れないように、メモに残しておくとよいでしょう。






まとめ

【1】 突然の災害に備えて、短期用の非常食を携帯しよう。

【2】 非常食というカテゴリーにこだわらないで、普段食べ慣れたものを準備しよう。

【3】 4人家族で3日間を過ごすのに必要な非常食を計算して用意しよう。

【4】 溜め込む備蓄ではなく、ローリングストック法で無駄なく備えよう。

【5】 家族構成や年齢を配慮した非常食を準備する事が大切。

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