防災時にもってこい!非常食カレーの特徴・選び方総まとめ

キャンプや炊き出しにカレーは定番です。レトルトのカレーはどの家庭にもいくつかの常備があるのではないでしょうか。家族みんなが好きなカレーですが、非常食として備蓄するにはどのような商品が向いているのか、いろいろな商品を比べてみましょう。






1)ぶっちゃけ非常食用カレーって美味しいの?

【1】レスキューフーズ「一食ボックスカレーライス」がすごい?

「ミリ(ミリタリー)メシ」とも呼ばれ、自衛隊でも採用されたレスキューフーズです。「日本災害食」に認定されています。

「一食ボックスカレーライス」のパック内容は、ごはん・ビーフカレー・加熱袋・発熱材・発熱溶液・れんげ・紙ナプキンとなります。作り方はとても簡単です。説明が読めればお子様でも作れます。

(1)箱から中身を取り出します。箱の下の段ボールは断熱用なので、そのままにしておきます。

(2)発熱材を取り出し加熱袋の底に入れます。

(3)加熱袋にご飯とカレーを容器のままいれて、袋ごと箱に戻します。

(4)発熱溶液を入れて、加熱袋のチャックを閉じます。

(5)徐々に発熱し、20分ほど袋が膨らんで蒸気が上がります。そのあと10分蒸らします。

(6)熱くなっているので気を付けて、加熱袋からご飯とカレーを取り出します。

(7)ご飯をほぐして片方に寄せ、空いたスペースにカレーを入れて完成です。

発熱中は熱くなっているので触らないようにしましょう。賞味期限は非常に長く、5年半です。

【2】温めずに食べられる「カレー職人」はどうなの?

グリコのレトルトカレー「カレー職人」は、通常のレトルトカレーと同じように食べられるので、もちろん温めて食べても大丈夫です。原料に植物性の油を使用してるいので、常温でも脂が固まることがなく、おいしく食べることができるのが特徴です。賞味期限は3年の長期保存が可能ですが、ローリングストックにぴったりの商品です。

2)第一回日本災害食大賞の3位はカレー?

【1】温めずにおいしいカレーて何?

ハウスのレトルトカレー「温めずにおいしいカレー」のキーマカレーは、2016年の第一回日本災害食大賞で3位に選ばれました。やや辛口のキーマカレーとまろやか野菜カレーの2種類があります。

ハウス食品といえば、カレーは代表的な商品ですから、味も品質も安心感が持てます。賞味期限は3年、こちらもぜひローリングストックしたい商品です。大手スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどで店頭販売もありますが、ネット販売もされています。ハウス食品公式通販もあります。

【参照】https://www.house-direct.jp/product/atatamezunioishii

カレーライス

3)ライフラインが復旧するまで72時間かかる?

【1】震災時のライフラインが復旧には時間がかかる

東日本大震災では、地域によっても差がありますが、完全復旧するまでには電気が1週間、水道が3週間、ガスは5週間かかったといわれています。他の災害でも、復旧に最も時間がかかるのはガスのようです。

完全復旧前に支援の手が届き、何らかの形で電気と水が得られるようになるためには、最低3日といわれます。その間自宅での避難生活では、電気・ガス・水が、3日間全く使えないことを想定しての備蓄が必要というわけです。飲料水だけでも、家族の人数×1ℓ×3日以上の水は必要ということになります。

【2】72時間をカレーがサポート?「ライス 72H+ボンカレー 72H セット」

「ライス72H」は株式会社バイオテックジャパンの商品で、加熱なし、水なしで、開封してすぐに食べられるご飯です。常温保管で賞味期限は3年です。「ボンカレー72H」は大塚食品株式会社が非常用に開発した、常温でもおいしく食べられるレトルトカレーです。

このふたつをセットにしたものが株式会社バイオテックジャパンから、主に公共機関や各団体向けに販売されています。水不要、開封するだけでそのまま食べられることが、災害直後の3日間をしのぐために重要となります。

4)全国の栄養教諭・学校栄養職員が手がけた非常食カレーとは?

【1】全学栄給救カレーってどんなカレー?

「全学栄給救カレー」は、公益社団法人全国学校栄養士協議会が開発した学校給食用の非常食カレーです。アレルギー27品目不使用で、ご飯とカレーが一緒に入っているので、開封して軽く混ぜるだけで食べられます。

ジャガイモ・ニンジン・玉ねぎのほかにスイートコーン、シメジなどが入っています。賞味期限は3年ですが、賞味期限前に入れ替えてみんなで食べてみることで、在庫や置き場所の確認ができ、子供たちもいざという時に安心して食べることができます。

【2】全国の給食で使われている?

中学校では防災について考える授業があります。非常食についても防災訓練などと合わせて、給食の時間に「全学給救カレー」を食べることで、貴重な体験授業となります。試食給食の日は、全学給救カレーのほかに、牛乳・汁物・ヨーグルトなどを組み合わせて提供することが多いようです。

5)ローリングストックで美味しく備蓄しておこう!

いつも食べている食品を使いながら常時在庫を多めに持っていることで、賞味期限を気にすることなく、食べ慣れている食品を備蓄しておくことができます。

【1】ローリングストックとは?

缶詰やレトルトなど、比較的賞味期限の長い食品を買い置きしておくことです。普段の食事で使用しながら、すっかりなくなる前に買い足して常時いくらかの在庫を持っておくことを、ローリングストックといいます。

保管するときは、新しく買い足した商品は奥に、在庫は手前に収納しておきましょう。手前から使用すれば古いものが残ることはありません。できるだけ日常的に使っている食品を選ぶことがコツです。小さいお子さんがいる家庭では、お菓子なども多少の在庫を持っておくことは、災害時にも有効です。

【2】ローリングストックにおすすめなレトルトカレーはこちら!

(1)温めずに美味しいカレー

ハウス食品の商品です。やや辛口のキーマカレーとまろやか野菜カレーの2種類があります。

アレルギー特定原材料7品目については未使用です。特定原材料に準ずるものについては、表示があるので、確認することができます。ハウス食品の公式通販サイトでは、キーマカレーは1パック200g入りが10個で1860円(税込み2009円)、まろやか野菜カレーは1パック180g入りが10個で1860円(税込み2009円)で販売されています。

(2)幼児用レトルトカレー

各メーカーから、いろいろな幼児用レトルトカレーが販売されています。

・ヱスビー食品:「カレーの王子さま」、「カレーのお姫さま」

・ハウス食品:「1歳ごろからの野菜カレー」「3歳からの野菜カレー」

・グリコ:「1歳からの幼児食野菜カレー」

・永谷園:「アンパンマンミニパックカレーポーク甘口」「妖怪ウォッチレトルトカレー」

どれも、スーパーでよく目にする商品です。それぞれアレルギーには配慮されており、香料や着色料ほか、添加物不使用の商品がほとんどです。メーカーによっては子供の発達段階に合わせて種類があるなど、安心して常備できます。

(3)咖喱屋カレー

レトルトカレーのシェアナンバーワン商品です。バリエーションは10種類。これだけの種類があれば、楽しく選んで食べられます。また、カレーライスだけではなく、カレーうどんやカレードリアなど、アレンジメニューの幅が広がりそうです。

6)5年持つ非常食カレーで災害に備える

【1】ハウス食品「温めずにおいしい野菜カレー」

LLヒートレスカレー業務用は、アレルギー27品目不使用です。1パックは200g、ハウス食品の公式ホームページでは業務用とうたっているため,はっきりと価格の表示はありませんが、大手通販サイトや防災品の専門通販サイトでは個人での購入も可能です。

【参照】https://housefoods.jp/company/news/news00003772.html

【2】ケース購入もできる?

1ケース30袋で販売されています。LLヒートレスシチュー業務用もあり、こちらもアレルギー27品目不使用です。

【3】購入した人の実際の口コミは?

(1)LL(ロングライフ)商品なので仕方がないが、価格は一般のレトルトカレーより高め。

(2)おいしい。

(3)辛くない。甘口。

など、味については「辛くないが、おいしい」という口コミがほとんどのようです。次いで、価格について高めの感想がありました。

レトルトカレー

7)缶詰の非常食カレーもおすすめ!

【1】安心缶「タヒチカレー」とは?

ココナッツミルクを使った、本格的なカレーです。カレー缶詰とアルファ米白飯、各30食がセットになっています。他にスプーンやレードル、缶切りなど食べるために必要な道具が一緒に入っています。

メーカー希望小売価格は18800円。賞味期限は30か月です。アルファ米は説明の指示通りのお湯または水を加えて浸漬しておきます。カレーは缶を開けて鍋に移して温めます。

【参照】https://www.onisifoods.co.jp/products/stock/curryrice.html#htab1

【2】一緒に食べたい非常食のおすすめ4選

(1)おすすめ1:美味しい防災食 ラーメン

5年保存可能です。スタンドパックなので、お湯を入れればそのままお皿不要で食べられます。カレーをかけてカレーラーメンもおいしそうです。

(2)おすすめ2:スープ缶 オニオンスープ

3年保存可能です。玉ねぎをじっくり炒めたコクのあるうま味がカレーに合います。

(3)おすすめ3:美味しい防災食 豚汁

5年保存可能です。具だくさんの豚汁をつければ、満足感がアップします。

(4)おすすめ4:ルヴァン保存用クラッカー

5年保存可能です。カレーをつけて食べたり、砕いてカレーのトッピングにもできます。

8)非常食カレーに関するQ&A

【1】どうして温めなくても美味しく食べられるの?

植物性の油を使っているので脂が固まることがなく、常温でもなめらかなので、美味しく食べられます。

【2】一度開封すると賞味期限はどれくらいになるの?

開封したものはすぐに食べきりましょう。賞味期限はあくまでも未開封の状態で、適切な環境下で保管した場合の目安です。

【3】備蓄するならどれくらいの量をするのがベスト?

家族の人数×3日分です。全ての量を非常用の食品で備蓄するには、場所もお金もかかりますので、ローリングストックを上手に取り入れましょう。小さいお子さんのいる家庭では、ぜひお菓子も備蓄してください。

【4】備蓄はどこに置いておくのがベスト?

虫や動物が来ない、気温差の少ない冷暗所が適しています。1か所にまとめておけば管理は簡便ですが、万が一その場所が潰れてしまったり、その場所まで取りに行くことができなくなった時に困るので、家の中でも何か所かに分けておく方が安心です。






この記事のチェックポイント

みんなが食べ慣れているカレーは、非常食でも種類が豊富です。量も業務用の大容量から、1人分のレトルトまで、備蓄する場所によって選べます。温めなくてもおいしいレトルトカレーも種類が豊富になっています。

また、長期保管が可能なレトルトカレーも身近なスーパーで買えるようになっているので、お気に入りの商品を見つけてローリングストックしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です