非常食の美味しいアイテム&レシピ6つをご紹介【保存版】

食べ物を美味しく食べられることは、人生最大の幸福とされています。何らかの理由で食べられなかったり、美味しいと感じなくなった経験は、とても辛く切ないものです。「どんな時でも、美味しいものを食べたい」私たちのちょっとワガママな胃袋を満足させる美味しい非常食とアレンジレシピをご紹介します。






1)非常食の美味しいアイテム

「非常食の理想はローリングストックの時に食べること。」非常食を準備しておられる方は、そのように思っていらっしゃるのではないでしょうか。災害が発生しなければ、賞味期限近くになるのを待って、ローリングストックのために食べる、そうであって欲しいと。そして願いかなわず、もしもに備えて購入したものをいざ災害時に食べたら、期待外れでガッカリでは困ります。

そこで、非常食の美味しいアイテムを揃えました。実際に購入して、美味しかったので他の方にも薦めたいと評判の商品です。セット商品が多いのですが、ネットでは送料等を考慮してのことです。お財布の都合や、一度に賞味期限が来ないように調節するなど家族でご検討ください。

【1】美味しいアイテム その1:ご飯・パン・パスタ・カレー

(1)尾西食品:携帯おにぎりシリーズ

アルファ米のおにぎりです。お湯または水を入れるだけで握らなくても、三角形のおにぎりが出来上がります。その上3点カット方式ですので、手を汚さずに食べることができて衛生的です。鮭、わかめ、五目おこわの3種類がちょっと少なめですので、女性や高齢の方でも食べきれるサイズです。5年保存です。

(2)永谷園:フリーズドライご飯

フリーズドライご飯の特徴は、調理時間の短いことで、お湯で3分水でも5分で食べられます。また、そのままスナック菓子のようにポリポリ食べることもできます。注水量を変えると、普通と柔らかめとお好みで固さを調節できます。白飯、わかめ味、梅しそ味、カレー味、ピラフ味の5種類です。出来上がりが約260g、約295kcalとアルファ米と重量はほぼ同じで、カロリーは15%オフです。保存期間が6年になりました。

(3)尾西食品:ひだまりパン

アルファ米のメーカーとして有名ですが、その他にライスクッキーやパンも好評です。パンといえば缶入りが定番ですが、敢えて袋に入れることで、食べた後のゴミの減量化を目指しています。味はミルク風味のプレーンとコクのあるメープル、定番のチョコの3種類です。ふんわりとした食感ですが、1個当たり約70g、268kcalと食べ応えがあります。(参考:食パン6枚切1枚 約60g、160kcal)3年保存です。

(4)サタケ:マジックパスタ

非常食でもパスタが食べられると好評です。ショートパスタにスプーンが封入してありますので、食べやすくなっています。調理時間はお湯を注いで3分、伸びにくくアルデンテの食感が長持ちするように工夫されています。ラインナップはカルボナーラ(247kcal)、ペペロンチーノ(209kcal)、きのこのデミグラス風味(222kcal)の3種類、5年保存です。

(5)ハウス食品:温めずにおいしいカレー(まろやか野菜カレー)

どのランキングにも、おすすめ記事にも登場するアイテムで、日本人はカレーが大好きということを改めて実感させます。家庭でも学校でもアウトドアでも、カレーがあればみんな満足、その上商品名がズバリわかりやすく非常食にピッタリ。辛味も5段階の辛くない方の2番目と万人向けです。レトルトカレーに馴染みがあるのも人気の秘密です。3年保存です。

【2】美味しいアイテム その2:みそ汁・スープ

(1)ホリカフーズ:レスキューフーズ みそ汁とスープ

缶入りのみそ汁と具だくさんのスープです。みそ汁の具は大根と麩です。つくねと野菜のスープは鶏つくねと野菜(たけのこ、にんじん、しいたけ、たまねぎ)の入った薄味仕上げです。ウインナーと野菜のスープ煮は小さめのウインナーとミックスベジタブルがたっぷりの食べるスープです。いずれも3年6カ月保存可能です。

(2)カゴメ:野菜たっぷりスープ

カゴメの野菜のスープです。ギフト商品もありますが、取り扱いのサイトによって、ラインナップや詰め合わせも異なります。内容はトマトスープ、かぼちゃスープ、豆のスープ、きのこスープで、具の野菜や豆がたっぷり入って塩分控えめに仕上げてあります。温めずにそのままで食べることもできますし、3分から5分湯煎で温めることもできます。そして自立するレトルトパックですので、容器に移し替える必要はありません。4年保存商品です。

【3】美味しいアイテム その3:惣菜シリーズ・詰め合わせセット

(1)明治屋:おいしい缶詰シリーズ

ジャムや缶詰でお馴染みの明治屋がちょっと贅沢なお惣菜シリーズを発売しています。中でも評判なのは、ぶり大根煮です。九州沖天然ぶりを使用し、大根と一緒にふっくらと炊き上げています。もう1品が豚肉の黒酢角煮(うずら卵入り)です。コクのある甘辛醤油だれにまろやかな酸味の黒酢を加えてじっくり煮込んであります。3年保存です。

(2)LLC:LLF(ロングライフフーズ)惣菜シリーズ

ロングライフフーズの惣菜シリーズでおすすめは、手造りデミソース煮込みハンバーグと肉じゃがです。家庭料理の定番で、年齢を問わず人気のメニューを非常食でも、温める必要なく、そのまま食べられます。この他きんぴらごぼうや筑前煮など非常食では少ない野菜メニューもそろっています。6年保存可能です。

(3)G-7食品システム(旧上野食品):レトルトおかず和風惣菜詰め合わせセット

昔懐かしいおふくろの味の美味しい煮物の詰め合わせです。豚バラ大根や牛バラゴボウの他に、さばの味噌煮、五目ひじき煮など肉、魚、野菜の煮物を取り揃えてあります。袋のまま5分から7分湯煎して温めると美味しく食べられます。常温で1年保存可能です。

同じメーカーのロングライフシリーズは常温で3年保存可能です。惣菜お魚6種類セットと、惣菜お肉6種類セットがあります。

【4】美味しいアイテム その4:小腹の空いたとき

(1)アルファ食品:安心米 おこげ

アルファ米のメーカーの作ったおこげです。国産のもち米を油で揚げて1口サイズに仕上げてあります。カレー味とコンソメ味、ぜんざいの3種類です。カレー味とコンソメ味は調味料をふりかけてシャカシャカと混ぜれば、スナック感覚で食べられます。ぜんざいは袋の中で具材とおこげを混ぜて完成です。水も火も不要で食欲がない時、おやつ代わりにどうぞ。5年保存の商品です。

(3)大塚製薬:カロリーメイトブロック

携帯食の代表カロリーメイトブロックです。プレーン、チーズ、フルーツ、チョコレート、メープルの5種類ですが、美味しいと人気なのはチョコレート。この他、店頭販売はしていませんが3年保存のロングライフ商品もあります。どの商品も1本100kcalと少量なのに高カロリーで様々な栄養素が含まれて、調理不要、そのまま片手で食べられポロポロと落ちない、まさに非常食です。飲み物と一緒にお召し上がりください。

【5】美味しいアイテム その5:1人分セット

(1)杉田エース:オフィスイザメシ

会社での備蓄アイテムは、地下室や倉庫にしまわれがちです。イザメシシリーズの杉田エースは、社員の半径1m以内に収納できる「見せる備蓄」をコンセプトに、オフィスイザメシを販売しています。美味しいと評判のイザメシ5食(ふわふわ玉子粥、ほっこりけんちん汁、梅と生姜のサバ味噌煮、素材を生かした鶏ごぼう丼、黒みつきなこ餅)と7年保存の水、紙皿3枚、先割れスプーン1本、ウエットティッシュをセットにした和食セットの他、メニューを選べるセットはブランケットと組み合わせてあります。

(2)ホリカフーズ:レスキューフーズ1日セットスタンダード

おかゆと白いご飯、栗五目ご飯などご飯ものと、鶏そぼろと鶏肉うま煮、ポテトツナサラダなどおかず、ウインナーと野菜のスープ煮とビーフカレー、みそ汁が各1食ずつ入っています。発熱剤とれんげ、紙ナプキンは3組入っていて、至れり尽くせりのセットです。白いご飯はトレー入りですのでそのままカレーをかけて食べられます。食べる組み合わせは自由に選べます。そのまま保管できますので、とても便利です。保存期間は3年6か月です。

女性 主婦 キッチン 

2)非常食のレシピは2種類

非常食を利用したレシピは大きく分けて「非常時の食事のレシピ」と「非常食を使ったレシピ」の2つです。この2つの最大の違いはライフラインの状態です。

「非常時の食事のレシピ」は最も厳しい設定で、水なし、熱源なしです。この場合ほとんどが非常時の食事をそのまま食べることになります。そして、水があることで初めて利用できる非常食も多く、アルファ米やフリーズドライ商品がこれにあたります。そして、焚火でもカセットコンロでも熱源が確保されると、料理の幅は格段に広がります。

一方「非常食を使ったレシピ」は、基本的に日常の家庭において調理される前提で考えられています。念頭にあるのが、ローリングストックです。本来、ローリングストックとして非常食を食べることは、災害時を想定して調理してみることや食べる経験によって、被災時の不安を和らげる効果を狙っています。ところが現在では、アレンジして食べることで、購入した非常食を消費することに重点が置かれています。

3)ポリ袋クッキングと非常食のアレンジメニュー

非常時の調理方法としてポリ袋クッキングは認知され、ずいぶんメニューも増えてきました。ポリ袋クッキングのポイントはナベ肌にポリ袋が接触しないようにすることで、そのためになべ底にお皿を入れて調理します。

この他、水、熱源不要の野菜レシピもご紹介します。そんな時に、頼りになるのは乾物です。乾物を戻すためには水が必要という先入観を捨てることで、先人たちの知恵が現代の非常時を救います。

【1】非常食のレシピ その1:コンビーフご飯

・材料(2人分)

無洗米160g(1カップ)、野菜ジュース200ml(足りない場合は水を加える)、コンビーフ缶詰1つ

・作り方

(1)ポリ袋に全部の材料を入れて混ぜる。水を張った鍋に沈めて空気を抜き、口をねじり上げ、固く結ぶ。そのまま30分ほどおいて吸水させる。

(2)フタをして火をつけ、沸騰したら中火にして20分加熱する。火を止め、ふたをしたまま10分間蒸らす。

お好みで黒コショウをどうぞ。野菜ジュースをかえるとバリエーションが広がります。

【2】非常食のレシピ その2:イタリアン切り干し大根

・材料(2人分)

切り干し大根30g、鶏ささみ缶1つ、トマトジュース100ml、オリーブオイル少々

・作り方

材料を全部ポリ袋に入れて混ぜるだけです。しんなりした方がお好みの方は混ぜるときにしっかり揉んでください。お好みでおろしにんにくや、ニンニクチップ、小口きりの唐辛子をどうぞ。乾燥ハーブもご利用ください。乾燥ニンジンと芽ヒジキ、ツナ缶を汁ごと混ぜても美味しくいただけます。お好みでレモン汁を足してもあっさりと仕上がります。塩味が足りない方は食べるときに、塩昆布を加えてみましょう。

【3】非常食のレシピ その3:カンパンホットケーキ

・材料

カンパン100g、牛乳200ml、砂糖10~15g(好みで調節)、卵2つ

・作り方

(1)砂糖を溶かした牛乳に乾パンをひたひたに浸します。

(2)数時間経って柔らかくなったカンパンを潰して、卵を割り入れて混ぜ、生地を作ります。

(3)フライパンやホットプレートに油をひいて焼きます。両面焼けたら完成です。

ローリングストックのカンパンを使ったレシピです。牛乳に入れる砂糖を減らして、食べるときにジャムなどを添えても美味しく食べられます。

【4】非常食のレシピ その4:カンパンのグリルカナッペ

牛乳でふやかしたカンパンに野菜とチーズをのせて、クッキングシートを敷いた天板に並べてオーブントースターで焼きます。もちろんホットプレートやフライパンにクッキングシートを敷いても大丈夫です。トッピングの野菜もチーズもお好みで、果物もどうぞ。カンパンをアレンジするときは、牛乳で柔らかくすることがポイントです。被災時には常温保存可能なロングライフミルクや、それ以上に保存期間の長い調整豆乳を使用し、ポリ袋で浸します。

【5】非常食のレシピ その5:ライスピザ

・材料(2人分)

アルファ米(白飯)1袋(100g)、湯200ml、ピザソース(市販品)大さじ2、ハム2枚、ピーマン1/2個、オリーブオイル、チーズ

・作り方

(1)アルファ米に湯を加え混ぜてチャックをして、20~30分間蒸らしておきます。

(2)(1)のご飯をビニール袋またはラップに移し、袋の上から麺棒などでよく潰し、2等分に分けます。

(3)フライパンやホットプレートにオリーブオイルをひいて木べらで押しながら、丸い形に整えて焼きます。

(4)両面に焼き色が着いたら、上になっている面にピザソースを塗り、短冊切りのハム、輪切りのピーマン、チーズをのせてフタをして蒸し焼きにします。

(5)チーズが溶け、ピーマンに火が通ったら完成です。

衛生上の配慮で、袋やラップを使用しています。トッピングはお好みで、食べるときに、コショウやタバスコをどうぞ。

【6】非常食レシピ その6:おはぎ(きなこ)

・材料(3個分)

アルファ米(白がゆ)42g(1袋)、お湯(100ml)あんこ60g、きなこ、砂糖、塩適量

・作り方

(1)アルファ米(白がゆ)にお湯100mlとお好みで添付の食塩を加えてよく混ぜ、袋のチャックを閉めて15分間蒸らしておきます。

(2)(1)を開けてよく混ぜてから。3等分に分けて丸めておきます。

(3)ラップの上に(2)をのせて、平らに伸ばした上に、丸めたあんこをのせて、ラップを使って包むように丸めます。

(4)きなこに砂糖と塩を適量加えて混ぜ合わせ、(3)の上から振りかけて絡めて完成です。

あんこのおはぎを作る時は、あんこを120g準備します。3等分したあんこをラップの上に広げて、作り方(2)をのせて、ラップを使って包んで完成です。形は丸型でも俵型でもお好みでどうぞ。なるべくラップを使って直接手で触れないようにして作りましょう。

焚き火で暖をとる

4)非常食調理に欠かせない「熱源」「水」「調理する場所」

【1】被災地で心を温めた「火」

東日本大震災の時、被災された方の心を癒したものは「火」でした。暖をとるための焚火に人々は集まり、言葉を交わし心を温めました。また、温かい食べ物に安らぎを感じた被災者の方は多いといいます。北海道胆振東部地震の発生した日、夕食時は被災地でバーベキューの「火」が多く見えたといいます。

停電で使えなくなった冷蔵庫の中のものを焼いて食べたそうです。人は「火を使う動物」と言われます。災害の発生によってライフラインに被害が発生した時、水と火があれば生きていけます。「火を使う生活」を確保することが、避難生活を質的に向上させます。

【2】避難所生活の「熱源」「水」「調理する場所」

非常食の調理から見えてきた問題は「熱源」と「調理する場所」です。避難所では火の使用は原則禁止です。避難するときにカセットコンロを持ち出しても、避難所では使用できません。また、食品衛生上、水と十分な加熱は不可欠です。特に感染症の危険性が高く、食中毒の発生も危惧される中、薬品等を使用することなく、最も簡単にできる消毒は多くの場合手洗いと煮沸消毒です。

今後、異常気象によって自然災害は多発するといわれる中で、避難所での火気の使用を検討する必要は出てくると思います。その時には調理室の開放も大切ですが、オートキャンプ場の炊事施設のような設備を、指定避難所の他、道の駅など野外に設置していくことも行政の責任として考えていく時期になっていると思います。いつまでも、災害時の非常対応で済ませては「被災者に寄り添う」とは言えません。

【3】求められる災害に強い生き方

被災地のバーベキューではありませんが、災害に強い生き方は、現代の都市生活をおくる人々にとっては日常の真逆になるといえます。災害時のお役立ちアイテムに新聞紙があります。折り紙のように使えば容器を作ることができ、体育館生活での保温や除湿、簡易トイレの中と、新聞紙は大活躍です。では、実際に新聞を紙媒体で購読している方は多いのでしょうか。

インターネットの普及とスマートフォンの使用により、通勤列車の風景は一変しました。ペーパーレスによる環境保護は、災害に弱いもろさ、危うさも併せ持っています。また、災害に役立つアイテムはアウトドア用品やサバイバルグッズだということはよく知られています。野外活動が好きな方にとって、災害発生時のライフラインの停止はあまり苦にならないそうです。

もちろん被災した時に、手持ちのキャンプ用品を取り出せない可能性もありますが、発想とか生きていくために必要な知恵など多くを組み合わせて、たくましく災害を乗り越えていかれます。近年、防災意識を常に持つことをよく言われます。私たちにとって、防災グッズを準備することや非常食や水を備蓄することはとても大切なことです。それ以上に災害に強い生き方や、生活を実践していくことも待ったなしのところまできています。

5)その他のQ&A

【Q】非常食にお寿司はないの?

ご指摘の通り、ご飯ものは炊き込みご飯か丼物、カレーライスが中心になります。理由はお寿司に含まれる酢が、保存に適さない為です。非常食はレトルト食品であれば、アルミのラミネート加工の袋に封入されます。ところが、酢によってアルミが劣化するため長期保存が不可能になってしまいます。

酢自体は殺菌効果があり保存効果を高める働きがありますが、容器が腐食してしまうため、梅干しなどは陶器の瓶に保存します。また、寿司に使う酢は揮発性のため時間が経つと酸味が感じられなくなり、甘味と塩味だけを強く感じるようになります。このような味の変化も、保存に不向きとなっています。






この記事のポイント

【1】非常食の美味しいアイテムを購入して、災害に備えましょう。

【2】非常食を利用したレシピは非常時用とローリングストック用の2種類があります。

【3】非常食のポリ袋クッキングは鍋に直接袋が触れないように注意しましょう。

【4】ローリングストックで利用するときはできれば試食の感覚を大切にしましょう。

【5】災害時の調理環境を整えることと、災害に強い生き方が求められています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です