5分で分かる!子供がいる場合の避難に必要な持ち物は?

日本は様々な環境要因が原因で他国と比べ非常に自然災害が多い国です。災害発生時に慌てず行動できるように、避難方法から避難所での暮らしまでをまとめました。子供がいる場合の避難についてもここでわかります!






1)自然災害で避難方法も異なる?代表的な3つの災害と避難の特徴とは?

【1】地震

(1)身の安全を確保

・机の下に潜る

・窓ガラスから離れる

・倒れてきそうなもの(本棚・食器棚など)の下敷きにならない位置に避難する

・机などがない場合は、近くのもので頭を保護する

上記のような行動を心がけてください。

(2)2次災害の防止

まず、ガスコンロなどの火元は必ず確認しましょう。ガスは元栓から閉めてください。そして、ブレーカーも必ず落としてください。地震後に停電が発生し、その後復旧した場合、通電火災が起こる場合があります。余力があれば、風呂の浴槽に水を貯めておきましょう。地震発生直後は、水道管の損傷により断水になる可能性もあります。

(3)避難

日本人は、災害に慣れているためか、避難をしない傾向にあります。地震等発生時は、様々な二次災害が発生する可能性があります。必ず避難しましょう。事前に避難場所は確認しておきましょう。自治体等は避難マップを作成しています。多くの自治体ではホームページにて公開しています。ホームページに公開されていない場合は、市役所等で配布していますので、担当部署へ問い合わせてみてください。

【2】津波

(1)地震発生時に最も注意すべきことは津波の発生

実際、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による、東日本大震災でも津波が発生し、多くの犠牲者が出ました。

(2)情報収集

地震発生後には必ず気象庁が津波到達の有無を発表します。必ず情報を収集するようにしましょう。

(3)避難

津波の到達が予想される場合は、必ず避難するようにしてください。また、津波は比較的短時間で到達する場合が多いです。よって、速やかに指定の避難場所へ避難するようにしてください。東日本大震災では、避難場所であっても津波による被害を受けました。「避難場所だから大丈夫」ではなく、とにかく高台へ避難するようにしてください。その際、車は絶対に使用しないでください。交通渋滞が発生し、逃げ遅れになる場合があります。

【3】豪雨

(1)発生状況

平成30年7月豪雨(西日本豪雨)では、200名を超える犠牲者が発生しました。(警察庁発表資料)近年、異常気象などにより、豪雨を始めとする自然災害が多く発生しています。

(2)避難

豪雨の場合、地震や津波と異なり、事前に予想が可能です。よって、自治体から避難情報が出された場合は必ず避難してください。そして、河川や池などには決して近づかないでください。突然、氾濫が起こる場合もあります。

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2)どうやって情報を収集すればいい?実は多い収集方法!

【1】テレビ

情報の収集として最もよく使われるのがテレビです。地震発生時はいち早く速報を流しますし、緊急地震速報やJ-アラートも瞬時に放送されます。災害発生時は、まずテレビをつけてください。しかし、テレビは多くの場合全国放送ですので、一部地域に限っての情報は省略される場合があります。

ですので、テレビに加え、インターネットもしくは防災行政無線も合わせて、活用するようにしてください。

【2】ラジオ

テレビがない家庭や、車などの場合は、ラジオが有効的です。しかし、テレビでも述べた通り、全ての情報が流されるとは限りません。可能であれば、インターネットや防災行政無線の情報も合わせて、活用してください。

【3】インターネット

インターネットはテレビやラジオなどに比べ、多くの情報を入手することができます。しかし、不正確な情報も多く存在します。そこで、インターネットでの情報収集の際は、信用できるサイトで確認するようにしてください。具体的には以下のようなサイトです。

・地方自治体の公式ホームページ

・気象庁のホームページ

・報道機関のホームページ

・Yahoo!防災情報 など

【4】防災行政無線

防災行政無線とは、各地域に設置されている屋外スピーカーからの放送のことです。各地方自治体は、災害発生時にこの防災行政無線により様々な情報を発表します。しかし、地域によっては屋外スピーカーからの音声が聞き取りにくい場合があります。

その際は、自治体へ相談するようにしてください。屋外スピーカーの新設等の対応をしてくれる場合もあります。また、一部の自治体では、防災行政無線の受信機を貸し出ししている場合や、電話の自動音声により内容を聞ける場合もあります。自治体ホームページで確認してください。

3)似ているようで実は違う避難場所と避難所!

【1】避難場所と避難所の違い

避難場所と避難所は似ているようで内容が異なります。

(1)避難場所(緊急避難場所)

災害発生時に、危険から逃れるために一時的に避難をする場所のことを指します。地震や津波・洪水など災害の種別によって避難場所が異なる場合がございますので事前に確認しておきましょう。

(2)避難所(指定避難所)

災害により住宅が損壊した場合などに、生活拠点が回復するまで避難生活を送る場所のことを指します。多くは、学校の体育館などが指定されています。避難場所は避難所とは異なり、災害による被害を受ける場合があります。避難所ではなく、避難場所へ避難するようにしましょう。

4)もし災害が発生したら何を持っていけばいいの?

ここでは、避難時に必要な持ち物について説明します。避難所での生活は、長期間に及ぶ場合があります。その上、大規模災害になればなるほど救援物資は届きにくくなります。ですので、最低限は避難所で生活できるように各個人で必要なものを持参する必要があります。

老若男女問わず、誰でも必要な共通の持ち物について説明します。まず、絶対に必要なものとしては食料が挙げられます。それだけでなく、避難所で生活するためには様々なものが必要となります。最低限必要なものとしては以下のようなものです。

【1】食料

最低3日分は持っていきましょう。缶詰・乾パン・ビスケット・即席食品などが挙げられます。

【2】

水は生きる上で非常に重要なものです。食料と同じく3日分は持っていきましょう

【3】衣服・下着・タオル

【4】簡易的な救急セット

絆創膏・ガーゼ・消毒液・三角巾(使い方については日本赤十字社ホームページ等をご覧ください)・現在服用している薬

【5】その他の便利なもの

携帯ラジオ・懐中電灯・ライター・ティッシュペーパー・現金や預金通帳等の貴重品類

ハグするお母さんと子供

5)子供がいる家庭での避難!何が必要?

【1】子供がいる家庭

子供がいる家庭では一般家庭と持ち物が異なります。また、行政からの支援も遅れる場合があります。(食料や毛布など生存に必要なものが最優先になるため)そこで必ず、以下のようなものを避難所へ持っていくようにしましょう。

(1)食料

ミルク・離乳食等の乳幼児用の食事

(2)その他の生活用品

タオル・オムツ・抱っこ紐・哺乳瓶

【2】避難所での暮らし

避難所は赤ちゃんや子供にとって非常にストレスとなります。夜泣き等が増えることもあるでしょう。そこで赤ちゃんや子供のストレス軽減のため、おもちゃ等を持参するのも1つの方法です。

赤ちゃんの泣き声などで周囲に迷惑がかからないかなどと心配になり、避難所へ行くことができない家庭も多々あります。しかし、避難所には多くの赤ちゃんがいます。行政も手厚く支援してくれますので

安心して避難所へ行ってください。

6)避難に関するQ&Aコーナー

【Q1】自然災害発生時、行政はどの程度支援をしてくれますか

自然災害発生時の行政による支援は必要最小限のみです。場合によっては一切支援がない(できない)場合もあります。ですので、行政からの支援は一切ないものと考え、避難行動をするようにしてください。

【Q2】避難の際、気をつけることはありますか。

必ず、徒歩で避難するようにしてください。なお、例外的に自歩行が不可能な高齢者などがいる場合は車両での避難も、やむを得ない場合があります。しかし、原則は徒歩で避難してください。

【Q3】避難所でお風呂等は入れますか

災害発生から数日間は入れない場合が多いです。基本的には、自衛隊等がお風呂を設置しますが、自衛隊の到着には時間を要します。また、順次設置して行くため、時間がかかります。ですので、タイル等を持参し、避難するようにしましょう。

【Q4】避難についてわからないことがあればどこに聞けばいいですか

各地方自治体に問い合わせてください。多くの市町村では、危機管理課(名称は異なる場合があります)などの災害対策専門の部署があります。詳しくは、お住いの市町村のホームページをご覧ください。






この記事のチェックポイント

自然災害の発生から避難所での暮らしまでをご説明させていただきました。日本は災害大国です。いつ災害が発生するかわかりません。まずは、日頃からの自然災害に対する備えが重要です。また、定期的に非常持ち出し袋は点検するようにしましょう。

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