自家製保存食の作り方解説!常備しておきたい5つのレシピ



最近主婦の間でブームになっている保存食作り。週末に保存食を作り置きして、翌週のうち1週間以内をめどに食べきるという効率の良い料理の方法です。そんな保存食のある生活、保存食の活用方法、今すぐ準備出来る保存食の作り方をご紹介します。






1)保存食はもともと作っていた物?

保存食は、もともと世界中で作られていました。海外でもパンやケーキを長持ちさせるエイジングケーキの文化があるように、日本でも漬物や干物など塩を使って食材を長持ちさせる工夫をしてきました。

【1】なぜ保存食が誕生したの?

昔は冷蔵庫もなく、保管方法も限られていたため、どうやったら食材や料理が日持ちするかを考えられてきました。今と昔は気候も違い、冬の厳しい寒さの時、食品の調達が難しいことも多々ありました。そこで、生きるための生活の知恵としても保存食は誕生しました。

【2】保存食を自家製させる方法って?

保存食を自家製させる方法はいくつかあります。昔はどの家庭でも、保存食を自家製で作っていました。

(1)乾燥

食材を乾燥して作る保存食は各種あります。
干し大根・煮干し・干し椎茸・乾麺・高野豆腐・せんべいなど昔から保存食として愛用されています。

(2)塩漬け

日本では塩漬けも昔から活用された保存食の作り方です。どこの家でも漬けていた梅干しや漬物などは保存食文化としても有名です。その他、塩豚や塩鮭など塩漬けの肉や魚も、保存食の代表です。

(3)砂糖漬け

砂糖漬けも昔から活用されてきた保存食の作り方です。ジャムやコンポートなど、昔ながらのおやつとしても活用されてきた保存食は、今でも大活躍の保存食です。ドライフルーツなども砂糖漬けのお菓子として愛用されてきました。

(4)酢漬け

酢漬けも、昔から保存食の作り方として活用されてきました。昔は、山間部に住んでいる人が新鮮な魚を食べることは困難でした。しかし魚を酢で締めることによって、少し長く保存出来るようになり、山間部の人も魚を食べられるようになったのです。

(5)油でコーティング

食材を油でコーティングするオイル漬けは、昔から愛用されてきた保存食の作り方です。オイル漬けにした食材は、半年〜1年楽しむ事ができます。ガーリックやオイルなどを漬けると、オイルが食材の風味になるため、調味オイルとしても楽しむ事が出来ます。

2)常備しておきたい手作り簡単保存食のレシピ

保存食のストックがあると、ご飯に1品足すことも出来るし、何かと安心です。日頃から常備しておきたい手作りの簡単保存食レシピをご紹介いたします。

【1】レシピ1:シラスの佃煮

釜揚げしらす100g/濃口醤油大・みりん・砂糖・酒各大さじ3

しらす、調味料を全て鍋に入れて、中火にかけます。煮詰めたら完成。
冷蔵庫保管で2〜3週間持ちます。

【2】レシピ2:大葉味噌

大葉20枚/ごま油・みりん・味噌・砂糖・酒・すりごま適宜
フライパンに調味料を全て入れ中火で混ぜ合わせておく。みじん切りにした大葉を投入して、大葉がしんなりしたら完成。冷蔵庫保管で1週間ほどで食べきるようにしましょう。

【3】レシピ3:きゅうりの浅漬け

きゅうりの浅漬けは色々なレシピがありますが、簡単なのは塩もみでしょう。スライスしたきゅうりに塩をまぶして、ジップロックに入れて冷蔵庫へ。
浅漬けは2日分ずつ作る方が美味しく食べられます。

【4】レシピ4:トマトと彩り野菜のピクルス

ピクルス液を作り、トマトやパプリカ、キュウリなどの彩野菜を漬け込みます。ピクルス液は、酢・砂糖・水を鍋に入れ、ローリエや鷹の爪も入れて一煮立ちさせて冷ましたら出来上がり。
煮沸消毒した瓶に野菜を入れ、ピクルス液を注げば完成です。冷暗所や冷蔵庫で保存しましょう。

【5】レシピ5:菜の花のナムル

菜の花が手に入る時期は、ぜひ菜の花のナムルを作りましょう。菜の花をさっと茹でて、醤油・ごま油・砂糖・塩コショウ適宜を混ぜ合わせるだけ。
簡単に出来る季節のプチおかずとして重宝します。冷蔵庫で数日保管できます。

トマトの保存方法

3)おかずを瓶詰めして冷蔵庫のいらない生活?

おかずを瓶詰めしてストックする生活は、ロシア・欧米など海外ではポピュラーな保存方法です。保存食の作り方として、瓶詰めして貯蔵庫にストックすることは、どこの家庭でも馴染みのあるものです。

【1】どのような食材が瓶詰するのに適している?

瓶詰めしてストックする食材は、どのようなものが適しているでしょうか?

(1)食材1:キュウリ

瓶詰めストックの代表格はキュウリのピクルスではないでしょうか?ピクルスは、いわゆる酢漬けです。酢、砂糖、ローリエ、タカノツメなどをキュウリと一緒に漬け込んで保存食にします。キュウリ以外では、大根など美味しく漬け込む事が出来ます。

(2)食材2:トマト

トマトをオイルにつけて瓶詰めストックしておくこともとてもオススメです。自家製のオイル漬け野菜は、かなり日持ちがするので保存食にはぴったりです。ハーブと一緒に漬け込むとさらに美味しくなります。

(3)食材3:うずら卵とひよこ豆のピクルス

レトルトや缶詰のうずら卵と、同じく缶詰のひよこ豆を酢、砂糖、水、カレー粉、塩などで漬け込むと、病みつきになるくらい美味しいピクルスが出来上がります。スパイシーな保存食も重宝します。

【2】冷蔵庫無しで保存できるってホント?

瓶詰めにしてストックする保存食は、基本的に貯蔵庫で保存するような形です。衛生的に保存するためには、保存用に瓶やフタはしっかり煮沸消毒しておかねばなりません。雑菌が入らないようにしっかり消毒しましょう。

4)肉も保存食にできる?

サバイバル知識伝授
お肉も保存食に出来ます。海外ではお肉の保存食作りは、親族一同で行う恒例の行事のようになっています。

【1】干し肉

干し肉とは、取り扱いやすい豚肉で作るものや、鶏肉で作るものがあります。

(1)作り方とは

作り方は、塩、砂糖、ハーブ類、ワインとお肉をジップロックに1〜2週間漬け込み、塩抜きして風通しの良い場所にお肉を干します。その後燻製し、またお肉を干しておきます。

(2)用途は?

干し肉の用途は、様々です。おつまみや食事として通常でそのまま食べても良いですし、非常食、災害食として役立てても良いです。料理の具材にすることもあり、万能の保存肉として使う事が出来ます。

(3)保存期間とは

干し肉はかなり長く保存する事が出来ます。冷蔵庫に入れれば、半年〜1年ほど持ちます。お肉の表面を、ラム酒やオリーブオイルでコーティングすると、さらに長持ちするようになります。

【2】燻製

燻製も保存食にぴったりです。最近では、家庭で燻製を楽しむ人も増えてきました。自家製ベーコンや燻製チーズなどを週末にチャレンジして楽しむ人も多いです。

(1)作り方とは

燻製は、熱燻法という80度から140度の高温で60分程度燻煙をかける方法で作られる事がポピュラーです。失敗が少なく簡単なので、初めて燻製にチャレンジする人にはぴったりの方法です。

(2)用途は?

燻製した食材は、そのまま食べても美味しいですし、料理の具材として使用することも出来ます。また保存期間も長いので、保存食として重宝する食材にもなります。ベーコン、卵、チーズなどなんでも保存食にしておくと便利です。

(3)保存期間とは

手作りの燻製は、冷蔵庫で保存するようにしましょう。自家製ベーコンなどの場合は、なるべく早く食べきるようにしましょう。1週間を目安に保存出来る量を、こまめに作っておくようにすると良いでしょう。

5)昔は、保存食はタンスに収められていた?

昔は保存食をタンスにしまっていたそうです。なぜ食べ物をタンスにしまっていたのでしょう?

【1】なぜタンスに保存食を収めていたの?

昔、おばあちゃんちに行くと、タンスから食べ物が出てきてびっくりした経験がないでしょうか。昔はよくタンス、戸棚に食べ物をしまっていました。昔はタンスが食料品や食器棚、薬箱と色々な役割を兼ねていました。

タンスは調湿性に優れた桐材で作られたものが多く、食品の保存にも適していたのです。

【2】元祖食器棚?

「時代箪笥」のおすすめ3選
元祖食器棚とも言える「時代箪笥」には、日本の伝統の技で作られた美しさ、古い木材、金具の味わい深さ、重厚さが風情溢れる雰囲気を演出してくれます。時代箪笥は、用途によって種類も様々です。そこで時代箪笥のおすすめ3選をご紹介します。

(1)その1:階段箪笥

階段箪笥は、もともと家屋の2階に上がるための階段として使われていたものが収納家具となったものです。

家屋の階段下の空きスペースに、箪笥をはめ込んだり造り付けたりして構造の一部とした階段箪笥や、階段箪笥単体を家具として製作された箪笥や、後付けで階段の形状に合うよう引き出しを並べ入れた階段箪笥があります。

(2)その2:薬箪笥

薬箪笥はその名の通り、薬を入れるための医療用収納家具として使われていた箪笥のことです。薬袋や漢方薬など原材料を収納するため、小さい引き出しが縦横に並んだデザインです。薬箪笥は、デザイン的に可愛らしいので、現代でも愛されている時代箪笥の1つです。

(3)その3:衣装箪笥

衣装箪笥は、昔は着物などをしまうために使われていた桐製の和箪笥です。桐製品は湿気を調整しやすく、着物の収納にはぴったりでした。高温多湿の日本に適した桐性の箪笥は、今でも人気の商品です。

炊きたてのご飯

6)お米も保存食にできちゃう?

お米もちょっとした一手間で、保存食にする事が出来るのです。水で戻して使うアルファ米は、アウトドアや災害時・非常時の保存食として愛されています。

【1】自家製アルファ米の作り方解説

最近よく耳にするアルファ米を自分でも作ってみましょう。

(1)STEP1:炊けているご飯を1合用意する

(2)STEP2:耐熱皿に広げてレンジで加熱していく。5分加熱して水蒸気を飛ばす、再び5分加熱。これを数回繰り返す。

(3)STEP3:平らな皿に広げて冷やしながら乾燥させる。
あまりに団子になっているものはほぐす。

【2】どうやって食べればいいの?

オススメ方法とは?
アルファ米は、水で戻して食べます。手作りのアルファ米は、鍋に少ないお水を入れてもう一度炊き戻すイメージでも良いでしょう。

カレー粉で味をつけてドライカレー風にしても美味しいです。

7)筍を使って自家製メンマ

ラーメン屋さんで目にするメンマ。メンマってたけのこから作られています。家庭でも自家製メンマを作って見ましょう。

【1】そもそもたけのこって?

めんまの材料になるたけのこについて、ご紹介します。

(1)いつ取れるの?

たけのこは春先になると、筍を頂くこともあるでしょう。道の駅や野菜直売所でも見かけるようになります。旬のものは春先に収穫されたものです。

(2)そのままだとどれくらいの賞味期限なの?

たけのこは購入後すぐにえぐみを取るためにアク抜きをしなければ、どんどん悪くなっていきます。まずはたけのこのアク抜きをしましょう。アク抜き後、そのままであれば2〜3日の賞味期限です。

(3)主な調理法は?

たけのこの主な調理方法は、アク抜き後に煮物にするのが一般出来でしょう。季節の野菜や厚揚げなどと一緒に煮物にすると美味しくいただけます。その他、たけのこご飯や天ぷらでも美味しくいただけます。

【2】手作りメンマで保存食に!

あく抜きしたたけのこを使って、保存食になるメンマを作って見ましょう。

(1)必要な材料は?

メンマに必要な材料は、あく抜きしたたけのこ・ごま油・みりん・鶏がらスープ・醤油・酒です。

(2)レシピ解説

・あく抜きしたたけのこを一口大に切り、ごま油で炒める

・油が通ったら、鶏がらスープ200ccと醤油、酒を加え少し煮る

・汁気がなくなったら、みりん、ごま油を少々加えて水分がなくなるまで煮詰める

【3】出来上がったメンマは何に使う?
出来上がったメンマを早速いただいてみましょう。

(1)アイディア1:メンマのおにぎり

炊きたてのご飯に少し塩を振り、メンマを混ぜてメンマのおにぎりをしてみましょう。春先の美味しいおにぎりになりますよ。春先の行楽のお供に、メンマのおにぎりを試してみて下さい。

(2)アイディア2:和え物

茹でたほうれん草にごま油と醤油を混ぜたものに、自家製メンマを混ぜ合わせてみると、1つの立派なおかずになります。小鉢に盛り合わせて、春の小さな副菜として楽しんで下さい。

(3)アイディア3:そのままでおつまみに

メンマは、味がしっかりついているので、そのままで美味しいおつまみとして頂けます。

食材の保存方法

8)手作りの保存食に関するQ&Aコーナー

手作り保存食に関する皆様から寄せられた質問にお答えします。

【1】瓶詰常温保存食を作る時に気をつけたいことは何?

常温で保存する瓶詰めの保存食を作る時に気をつけたいことは、やはり瓶の煮沸消毒です。瓶はしっかりと煮沸消毒し、清潔な付近できちんと拭きあげておきましょう。雑菌がついていない状態の瓶に保存食を作っていくことが重要です。

【2】手作りでも1年以上保存したりできるの?

梅干しや果実酒など、塩やアルコールをしっかりしたものやオイル漬けなどであれば1年以上保存することも可能です。雑菌が入っていない状態を保つためには、事前の準備をしっかりしておくようにしましょう。

【3】漬物とピクルス、どちらが保存期間は長いの?

塩をしっかりとした漬物であれば、かなりの長期間保存することが出来ます。梅干しなどは何年も保存できるものもあります。

【4】常温保存を冷蔵保存したら長持ちする?

常温保存を冷蔵庫で保存したら、多少は長持ちするものもありますが、冷蔵庫だからと過信しすぎないようにしましょう。






この記事のチェックポイント

【1】瓶詰めの保存食は長期保存が可能

【2】瓶詰め保存食をする場合は、瓶をしっかり煮沸消毒しておくこと

【3】お肉やお米も保存食にすることが出来る

【4】季節の野菜を使って保存食を作ることが出来る

自家製保存食を作っておくと、普段の食事に一品彩りを添えることも出来ますが、いざという時に役立つ食材にもなります。週末を利用して、ぜひ保存食作りをしてみてください。

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