【必読!】地震時の赤ちゃんの対応で把握しておくべき知識全集

地震などの災害発生時に赤ちゃんは情報を自分から得たり、自身の状況を言葉で伝えることが出来ません。すなわち、一番の災害弱者(災害時要援護者)となります。今回は何らかの被害が出てしまう地震にスポットを当て、赤ちゃんへの対応で把握しておくべき知識を紹介していきます。






1)地震などの災害発生時の赤ちゃんを取り巻く環境って?

ここでは地震などの災害が発生した際の赤ちゃんを取り巻く環境を紹介していきます。赤ちゃんは基本的に発達途上なのでなにもできないことの方が多いのですが、改めて紹介を行います。

【1】赤ちゃん自身は判断ができない

赤ちゃんは自分で情報を処理する能力は発展途上であるため、本能レベル(食欲、排泄)以外はほぼすべて自身で判断するのはできないと思っても良いと思います。自身の状況は鳴き声でしか伝えられないのですが、地震などの非常時では、普段は理解できても、普段と異なる状況のため、理解できないことの方が多いと思った方が良いと思います。

【2】運動能力は発達途上なので移動はできない

運動能力は赤ちゃんの月齢によってまちまちですが、一番運動能力が発達している月齢でも、移動能力はほぼないと思った方が良いです。避難をする際や雑踏の中を移動する際は、保護者の介助が必須となります。

【3】食事や着替えは赤ちゃん自身ではできない

運動能力が発展途上のため、手の動きや足の動きが食事や着替えをできるほどに追いついていません。そのため、食事や着替えは保護者の介助なしではできません。

【4】赤ちゃんの体力や抵抗力は思ったよりも低い

赤ちゃんは体が小さいこともあり、相対的に体力は低いです。保護者なら問題ない環境でも、赤ちゃんにとっては過酷である環境もよくあります。また、体力が低い分、病気などへの抵抗力も保護者と比べて相対的に低いことを覚えておく必要があります。

地震でテーブル下に避難する女性

2)地震発生時のに大切な4つの心構え

ここでは、地震発生時の心構えや取るべき対応を紹介しておきます。地震の被害を完全に0にすることは難しいですが、限りなく0にすることはできます。

【1】常に準備を怠らないようにしておきましょう

地震は予告があってから発生するものではなく、突然やってくるものです。そのため、日頃から準備をしておくことが必要です。準備が必要な例としては、赤ちゃん用品(食事、着替えやおむつなどの赤ちゃん用品)を備蓄しておく、家具などの調度品は倒れたり移動しないように固定しておくなどがあります。

【2】赤ちゃんは目の届く位置においておきましょう

赤ちゃんは基本的に自分から何かを発信することができません。そのため、保護者が常に状況を把握できるようにしておく必要があります。赤ちゃんを置いて何かを行う場合は、目の届く範囲に赤ちゃんを置いて地震等が発生した時に対応が素早くできるようにする必要があります。

【3】地震発生時の身を守る順番は自分>赤ちゃんの順

赤ちゃんは基本的に自分で行動することが出来ません。そのため、地震発生時は保護者が赤ちゃんを守る必要があります。しかし、赤ちゃんを守るために自分が犠牲となってしまった場合、赤ちゃん自身は何もできないので最終的に共倒れになるリスクがあります。保護者はまず自分の身を守りつつ赤ちゃんを守るように行動を行ってください。

【4】避難する際は両手がふさがらないスタイルで避難する

両手がふさがっている場合は、予期しない事態が起こっても対処がすぐにできないケースがあります。そのようなケースに対処するため、避難など、移動を伴う行動を起こす場合は、両手が使える状態にしておく必要があります。両手が使えるようにするには、抱っこひもなどで赤ちゃんを抱えておく必要があります。

3)赤ちゃん向けの備蓄品と避難持ち出し用品7選

ここでは、赤ちゃん向けに必要と思われる備蓄品や避難時の持ち出し用品を紹介していきます。赤ちゃんがいる家庭でこれらの品を保管していない場合は、すぐに購入した方が良いものばかりとなります。

【1】アイテム1:水

赤ちゃんの身体は大人の身体より、水分量が多いので、必要な水分摂取量や摂取間隔は大人より多くなります。また、粉ミルクを作る際にも必須となるので、原料となる水の備蓄は必須です。備蓄としては1日3Lとして3日分を目安としておくと安心感が出てきます。

【2】アイテム2:粉ミルクや離乳食

地震などで物流が止まってしまった場合、大人向けの用品の供給が最優先され、赤ちゃん用の用品は後回しにされるケースが多いです。そのため、粉ミルクや離乳食などの食料を備蓄しておく必要があります。

大人と共有できる水とは異なり、災害発生時の目安とされている3日分ではなく、1週間分を備蓄しておくと安心感が違います。

【3】アイテム3:おむつ

粉ミルクや離乳食と同じように、後回しにされるケースが多い品となります。月齢により、使用できるサイズも変わってきますので、普段使用しているおむつに追加して1パック余分に購入しておくと備蓄の代わりとなります。また、避難時の持ち出し袋に入れる際は、衣類圧縮袋などに入れて空気を抜いておくと1枚あたりの体積が小さくなるので、量を入れることができます。

【4】アイテム4:おしりふきとスキンケア用品

赤ちゃんは新陳代謝が大人より活発なのでどうしても体の表面は汚れやすくなります。毎日お風呂に入れるべきなのですが、災害時などでライフラインが止まっている場合は、おしりふきやウエットティッシュなどで体を拭いてあげることで代替とすることができます。また、赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、赤ちゃん向けのスキンケア用品も必要となります。

【5】アイテム5:ビニール袋とタオル

ビニール袋は使用済みおむつなどをいれるなど、衛生的に保管する際に役立ちます。タオルは赤ちゃんの布団替わりやクッション代わりになります。また、ビニール袋とタオルを組み合わせることでおむつの代替品にすることが出来るので、用意しておくと重宝します。

【6】アイテム6:授乳ケープ

赤ちゃんは、外部環境にいる場合は、周りが気になって普段と同じ行動をとれない場合もあります。その際に授乳ケープを使用して、外界と遮断することで赤ちゃんの安心感を取り戻すことが出来ます。また、授乳ケープがあることで、ママさんが授乳させる場合のプライバシーにも配慮できるようになります。

【7】アイテム7:紙コップと使い捨てスプーン

赤ちゃんは基本的に食事での介助が必要です。紙コップと使い捨てスプーンがあれば、衛生的に赤ちゃんに食事をとらせることができます。また、紙コップと使い捨てスプーンがあれば、哺乳瓶の代わりにもなります。

赤ちゃんのお尻

4)地震などで赤ちゃん向けの物資が不足した時の代用方法

地震で物流などのライフラインが止まった場合、大人向けの物資の輸送が優先されるため、赤ちゃん向け物資は滞るケースが多いです。事前にしっかりと備蓄を行っておけば問題ないのですが、物資が思ったより不足してしまう場合もあり得ます。ここではそんな状況でも赤ちゃんのお世話ができるように従来の手法とは違うお世話の仕方を紹介していきます。

【1】簡易おむつの作り方

ビニール袋とタオルで作成する簡易おむつは、紙おむつのストックが足りなくなってきた場合に覚えておくと、重宝します。簡単な作成方法はタオルを赤ちゃんの身体にあて、水分が漏れないようにビニール袋をタオルの上から巻き付けていきます。この簡易おむつは体をビニール袋で体を巻き付けることになるので、体温が上がりやすくなったり、中で蒸れやすくなるので、こまめに換気をするなどこまめに様子を確認する必要があります。

【2】哺乳瓶を使わない時のミルクのあげかた

哺乳瓶は使用ごとに洗浄が必要ですが、ライフラインが止まっていたり、自由に洗浄できない避難先などの場合は、衛生的な哺乳瓶を確保するのは難しくなります。その際に紙コップと使い捨てスプーンがあれば、衛生的にミルクを与えることが出来ます。

使用方法は大人が使用するのと同じようにスプーンでミルクを口へ持っていたり、紙コップにミルクを入れて飲ませれば問題ありません。与える際、赤ちゃんはうまくバランスとって飲むことが苦手であるため、保護者が様子を見ながら与えるようにしてください。

5)地震発生時の赤ちゃんにまつわるQ&Aコーナー

【Q1】とっさの状況で抱っこひもが用意できない場合の代替手段は?

抱っこひもが用意できない場合は、体への負荷が分散する幅広のロープなどがあれば代用できます。また、赤ちゃんの身体が窮屈となってしまう場合があるのであまり推奨はできませんが、リュックサックに入ってもらって代替手段とすることもできます。

【Q2】粉ミルクが用意できない場合の代用はどうすればいい?

赤ちゃんにとって必要なのはまず水分です。そのため、果物をしぼったもの、スポーツドリンクなどがまず代用品として挙げられます。牛乳やコンデンスミルクが入手できる場合は、温めて砂糖を加えることで代用ミルクとして機能します。あくまで、非常時の代用なので、できるだけ早く本来の食事に戻す必要はあります。

【Q3】粉ミルクや離乳食以外にも用意しておいた方が良い食品は?

主食となる粉ミルクや離乳食以外にはおやつを用意しておくといろいろと融通が利きやすいです。おやつを与えるとその間は気が紛れやすくなるので、ストレスの緩和に役立ちます。






まとめ

今回は、赤ちゃんへの対応で把握しておくと安心感が違う知識を紹介していきました。赤ちゃんに対する汎用的な知識を紹介しましたが、月齢によって必要なものは変わってきますので日頃からの準備が赤ちゃんには大切です。

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