災害で困ったことはなに?体験談から分かる備えるべきものまとめ

地震などで停電や断水になると、あっという間にスーパーやコンビニから生活必需品がなくなります。そうなると自宅の備蓄品が頼りです。そこで災害時に備えておきたい食料品、飲料水、電気のいらない機器、携帯トイレ、睡眠用具についてお伝えします。






1)コレだけは備えておこう!非常食と保存食

近年は非常食と保存食の違いは殆どありません。強いて言えば、非常食は賞味期限が約3〜5年、保存食が約半年から1年です。いずれも、ローリングストック法を使えば、賞味期限のリミットはなくなります。しかも昨今のレトルト食品はグルメです!災害用に長期間積み上げておくなら、美味しく食べて補充する方が楽しいですよ。

【1】災害用に備えておく食品の条件とは?

(1)常温で長期保存が可能

災害時は冷凍庫もストップすることを想定して、常温での保存が必須です。また完全復旧までの期間を考慮すると保存期間が3ヶ月以上は欲しいです。

(2)調理なしで食事ができる

停電や断水になると調理ができません。なので、開封したらそのまま食べられる食品が望ましいです。

(3)少量でも栄養摂取ができる

災害時は少ない量でバランス良く栄養を摂取する必要があります。高カロリーで高タンパク。そしてビタミンやミネラルが豊富な食品が良いです。

(4)手づかみでも食事ができる

パンやおにぎり、フライドチキンなどを、食品保存袋に入れて食べると効率的です。残りをポケットに入れて他の場所に移動できます。

(5)携帯できて持ち運びが可能

災害時には他の場所に移動することがあります。そんな時、食料を持参して支援を待つ間に栄養補給します。なので持参食料は軽くてかさ張らない物、分割が容易にできる物が、徒歩でも負担になりません。

【2】備えておきたい非常食と保存食の条件とは?

(1)非常食は長期保存型です

非常食は3〜5年の保存期間が一般的です。ミネラルウォーター、アルファ米、缶詰、カンパンが代表的です。カンパンは固くて薄味ですが、ハチミツやジャムをかけると美味しく食べられますよ。

(2)保存食の種類は豊富でグルメができます!

レトルト食品はお湯がなくても温かく食べられます。エンジンで熱くなった車の上や太陽熱で熱くなった石やブロックの上に載せて下さい。ホンワカ温かくなりますよ。また冷たいままでも食べられるレトルトカレーもあります。

シリアルは食物繊維、鉄分、ビタミン、ミネラルなど必須栄養素がバランス良く含まれています。カリカリと柔らかめのシリアルは、牛乳なしでそのまま食べられます。

カステラ、どら焼き、味噌パン、羊羹は日持ちして携帯できます。米菓の煎餅はうるち米なので腹持ちが良いです。特にゴマ入りはゴマがセサミンを含んでいて、抗酸化作用も期待できます。

ドライフルーツとフルーツゼリーで果物が食べられます。ドライフルーツはレーズン、プルーン、トマト、マンゴーなど種類が豊富です。またゼリーは常温保存できるので、いつでもビタミンCが摂取できます。

野菜を摂取するなら、野菜チップスや缶詰です。野菜チップスはそのままでも食べられますし、カップラーメンやレトルトカレーのトッピングにもなります。

とろろ昆布、カツオ節、海苔は、ヨウ素、アミノ酸、ミネラルが豊富です。特に海苔はビタミンCを摂取できます。普段はご飯のお供ですが、そのまま食べられるし、持ち運びも軽いです。

調味料としてはトマトケチャップやソース、マヨネーズも栄養価が高いです。常温保存できるので、日常使える保存食です。

【3】備蓄品のロスを減らす方法とは?

非常食と保存食を同時期に購入すると、賞味期限が同時にくる可能性があります。その為にローリングストック法を活用しましょう。と言っても、全然難しくありません。ただ日頃から古い順に食べていって、食べた順に補充する方法です。そうすれば、賞味期限切れで廃棄するなどのロスを防げます。

【4】備蓄するボトル飲料水の条件とは?

(1)水分補給と同時に栄養補給もできる

飲料水の確保は生命維持に必要です。水分補給だけでなく必須ビタミンやミネラル、ポリフェノールなども備えていると栄養補給になります。災害時はなかなか食事の時間さえ確保できません。なので飲みながら栄養も補給できる飲料水が効率的です。

(2)ミネラルウォーターは硬水と軟水、どっちがイイの?

ミネラルウォーターは硬水と軟水がありますが、日本のミネラルウォーターは一般的に軟水です。ご飯を炊いたりするのには軟水が適しているので、軟水があると使いやすいです。

(3)お茶でスッキリ

災害時は歯磨きの水が確保できない場合があるので、緑茶やカモミールティー、ジャスミンティーがオススメです。いずれもハーブティーですから、イマイチどんよりしている口腔内がスッキリしますよ。

(4)野菜ジュースで栄養補給

災害時は生野菜も手に入りません。そんな時、野菜ジュースでビタミンCやカロテン、食物繊維が摂取できます。できれば果汁と野菜100%が良いです。

【5】エナジードリンクを頼れる理由とは?

エナジードリンクは医薬部外品で、漢方成分やビタミン、タウリンなどを含んでいます。食べる時間が無くても、ドリンク1本なら飲めます。殆どが炭酸で甘くて飲みやすいです。パワーチャージできる成分が入っているので、災害でヘトヘトになった時には助かります。

スマホ バッテリーがない

2)ガスも電気も止まった!それでも大丈夫な方法

大きな地震の時、真っ先に知りたいのが家族の安否と地震情報ですね。ですが、こんな時に限って停電なんです。部屋は真っ暗。テレビも付かない。スマホの電池は充電切れ。ストーブも使えず寒い!電気がないと何も出来ません。そこで停電でも困らない方法をご紹介します。

【1】モバイルバッテリーで安心な方法とは?

災害時に携帯は頼りにしたい情報源です。予備電源としてモバイルバッテリーがありますが、皆さんは何台持ってますか?

一番困るのが、これからモバイルバッテリーを充電しようと思った瞬間、停電になることです。でもモバイルバッテリーを複数台持っていると、停電になっても満タンのスペアがあります。私はスペアで救われましました。

【2】停電でも情報収集に困らない方法とは?

災害が起きると、インターネットが沈黙します。被害状況は?いつまで停電が続くの?などを手回しラジオで聞けます。手回しラジオの取っ手を1分間グルグル回すと、ライトやラジオは約10分間、スマホなら2〜3分間話せます。取っ手は発電のためなので、手の感触は少し重いです。10分も回していると腕が疲れます。

でも私は、ひたすら回し続けました。地震情報が聞きたかったし、ニュースの合間に流す音楽に癒やされました。なので回し続ける価値はあります。地震のストレスを減らすためにも、気合で回しましょう!

【3】停電でも暖房で困らない方法とは?

ポータブルストーブの特徴としては、「電気がいらない」「燃料は灯油」「お湯が沸かせる」「持ち運べる」です。特に「お湯が沸かせる」は、鍋もできるしホットケーキも作れます。暖房と調理の両方の機能があるので、燃料の節約にもなります。

注意点は、閉め切った部屋で使用すると、一酸化炭素中毒になる危険があります。一酸化炭素中毒の症状は頭痛、吐き気、めまい、眠気などです。そして眠気は要注意です。頭痛と違って眠気は分かり難いです。気分が悪くなる前に、定期的に換気をしましょう。

簡易トイレ

3)災害時はトイレの確保が明暗を分ける!トイレ確保を3項目で徹底解説!

災害時、どうしても避けて通れないのがトイレの確保です。排泄を我慢すると食欲もなくなり、「食べない飲まない」になります。すると体力も落ちて、いざという時に力が出ません。

【1】断水時に飲料水を犠牲にしない方法とは?

断水するとトイレに水を流せません。突然なのでバスタブにも水を貯めてません。

(1)水洗トイレは諦めが肝心

バスタブやポリタンクに水が確保されている場合は、水洗トイレが使えます。しかし充分に水の備蓄が無くて、少しでも飲料水を犠牲にするなら、早めに携帯トイレに切り替えましょう。

(2)理由

大便を排泄してしまうと、機種によって約6L〜10Lの水を必要とします。いざ排泄してから流せないとなると臭気もあり、衛生的にも精神的にも放置できません。

【2】トイレ用水がなくても乗り切る方法とは?

(1)携帯トイレで排泄が自由になります

一番確実なのが携帯トイレです。携帯トイレには通常、汚物収納袋と凝固剤が同梱されています。凝固剤は排泄物をゼリー状に固めます。収納袋と凝固剤があれば、実質的にはどこでもトイレになり得ます。排泄物さえ処理できればキャンプと同じです。

あとは精神的な慣れです。キャンプは計画的なレジャーです。我が家に帰ったら水も電気もあります。でも災害時は我が家が大ピンチなので、ストレスが生じます。この違いは大きいです。

(2)簡易トイレも備えあれば便利です

簡易トイレは移動できるポータブル式のトイレです。便座を丸ごと、どこにでも置けます。座り心地は普通の便座と同じです。主に介護用で使われますが、災害時にも重宝します。

【3】携帯トイレが無くても乗り切る方法とは?

携帯トイレが無い!でもゴミ袋は使いようです。

(1)介護用オムツやパッドも使えます

ゴミ袋の底に介護用オムツやパッドを敷きます。介護用オムツやパッドは吸収力が高く、大人の尿を約2回分〜4回分を吸収します。そして内部に吸収したら後戻りしません。なので介護用としてだけではなく、災害時にも使えます。

(2)介護用オムツもパッドも無い時は?

介護用オムツもパッドも無い!という時は新聞紙や使わない衣類をゴミ袋の底に敷きます。新聞紙や衣類が水分を吸収します。排泄後、消臭スプレーをかけて袋の口を閉めると臭いが緩和されますよ。

寝袋に入った女性

4)寝袋のススメ。災害時こそ睡眠が大切です。

災害時、寝られる時に寝ておくことが大切です。寝不足でフラフラになっていては、緊急事態に対応できません。そこで災害時でも眠る方法として、寝袋をオススメします。

【1】いつでもどこでも寝られる方法とは?

避難所でも自宅でも、寝袋一つで自分の居場所を確保できます。他の人とギューギューで寝ても、寝袋の中は自分のテリトリーです。実際、寝袋で寝てみると、非常に暖かくて安心感があります。貴重品などの私物も寝袋の中に持ち込めるので防犯にもなります。

【2】寒い夜でも暖かく寝られる方法とは?

寝袋は長方形の封筒型と脚部がスリムなマミー型があります。中にインナーシェラフを入れると保温性が高まります。またファスナーを全開すると大きな一枚になるので、敷布団や掛け布団としても使用できます。

中綿はダウンやポリエステル綿がありますが、暖かさは中綿の量に比例します。中綿が多いほど暖かいです。ダウンの場合はダウン85%以上だとゴワゴワしないです。夜間の防寒対策で、最低でも最低使用温度マイナス5℃は欲しいです。

【3】車中泊でも大丈夫な方法とは?

「車中泊なら暖かいよね〜」というのは大間違いです。真夏以外の車中泊は寒いです!車のエンジンは止めるので、夜は室温が外気温と同じくらいまで下がります。室温が20℃以下になると体がどんどん冷えていきます。車内は狭いので、体を動かして体温を上げることも出来ません。個人的には、寝袋無しの車中泊は二度としたくないです。ということで、車中泊を予定してるなら寝袋は必需品です。

5)災害の体験談に関するその他のQ&A

【Q1】古い灯油があるのですが、それをポータブルストーブで使っても大丈夫ですか?

「基本的にポータブルストーブは古い灯油でも使えます。でも灯油は直射日光に当たったり長期間経過すると、酸化して劣化します。ポータブルストーブの場合、劣化した灯油を使い続けるとタールで芯が固くなりますし、不完全燃焼もおきます。出来れば新しい灯油を使うか、灯油を冷暗所に保管することをオススメします。」






まとめ

災害時はどうしても通常の生活が続けられなくなります。でも必需品を備蓄しておけば、最低限の快適さは維持できます。ローリングストック法で水と食料を確保して、電気なしで使える機器を活用します。そして携帯トイレと寝袋で、どんな災害でも乗り切りましょう!

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