職場での防災力を高めよう!3つの心構えと準備アイテムとは?

仕事をしている人にとって、日中で災害などの非常事態に合う確率が高いのは、やはり職場なのではないでしょうか。今回は職場での防災力を高める心得を3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。また、今回の心得での対象は一般的なオフィスを想定していますので、オフィスにいる場合はどうすれば良いかを念頭に読んで頂けると幸いです。






1)危険がなさそうで危険が一杯な職場

ここでは職場において危険と思われるケースを紹介していきます。

何気に普段使っているものが災害時には凶器となることもあるので事前に知っておき常に対策を心掛けておくのが肝心です。

【1】固定されていないものが沢山ある

キャビネットやパソコンなどの電子機器が固定されていない場合、地震などで大きな揺れを受けた場合、それらは凶器なって襲い掛かってきます。普段なら動かすことも出来ない重いキャビネットは繰り返し揺れを受けることによって倒れてきたり、パソコンなどの電子機器も同様に倒れてきたりします。倒れてきた際でもぶつからなければ、ケガはしないのですが、倒れてきたものは障害物となり、避難する際の妨げになることがあります。

【2】通路や席の周りに物が沢山おいてある

常にものがあふれている職場は危険です。地震の際に揺れでものが崩れてきたり、火事などで避難するときの妨げになったりするケースがあったりしまう。また、避難ルートがものでふさがれた場合は最悪のケースとなることもあります。

【3】災害時のマニュアルや役割が決まっていない

人は非常事態に陥った際には何をしてよいのかわからないパニック状態になることがあります。それらのパニック状態は非常時が発生した際に、だれが何をするなどの役割が事前に決まっていない、避難ルートが決まっていない、どういう行動をとればいいかのマニュアルがない事によって大体は引き起こされます。

2)職場で災害にあったときに防災力を高める行動

職場に対して、何もしなければ、職場は危険がいっぱいな場所となります。ここででは、それらの危険を少しでも減らして、職場の防災力を高める行動を紹介していきます。基本的には1)で紹介したことへの対策をすれば事足ります。

【1】チェック1:固定されていないものはできる限り固定する

先に紹介した通り、非常事態の際に固定されていないものが倒れてきたり、動いたりすることはケガの元となったり、避難の妨げとなります。ですので、日常の内に、キャビネットは動かないように壁に固定する、パソコンなのどの電子機器には制振マットをひいて固定する、書類などは、引き出しにしまうなど、倒れたり動いたりしないようにしておきます。

【2】チェック2:通路や席の周りにものをたくさん置かない

ものがたくさん置いてあるだけで、非常事態の際は避難の妨げになったり、置いた物が倒れたりしてケガの元となりやすいです。そのため、物は決められた場所に置く、いらないものは積極的に処分する、通路にものを置かないルールをつくるなどの行動をとる必要があります。

【3】チェック3:避難時の推奨ルートや非常事態マニュアルを作成する、目を通しておく

非常事態が発生した際にあらかじめ避難の推奨ルートや、非常事態を想定したマニュアルがあれば、それだけ行動力が高まり、自分の身を守れる可能性が高くなります。そのため、ルートがない、マニュアルがない場合は作成を、ある場合は目を通しておけば、それだけ職場だけでなく自分自身の防災力を高める結果となります。

【4】チェック4:避難訓練を定期的に行う

非常事態が発生した時、人は一時的にショック状態になることがあります。その際に定期的に避難訓練を行っておけば、非常事態の際に発生するショック状態から早く復帰することができ、素早く次の行動に移ることがしやすくなります。そのため、定期的な避難訓練は欠かせません。

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3)職場での防災力を高めるオススメアイテム5選

職場で非常事態にあったときに防災力を高めておくオススメアイテムを紹介していきます。これらのアイテムは自宅で非常事態にあった際にも応用が利くものでもあるので目を通しておくことで自宅の防災力も上げることができます。

【1】アイテム1:飲料や食料

職場であれば、企業としてある程度の飲料や食料は備蓄されているものなのですが、それらが配布されるまではどうしても時間がかかってしまいます。配布されるまでは手持ちの物で賄う必要があるので、ペットボトルなどの飲料やチョコやアメなどカロリーの足しになるおやつなどは余分に職場の引き出しに入れておくと非常事態となった時に役立つこととなります。

目安としては、初期の安否確認が済み職場での方針が決まるまでの間(長くても半日)を持たせる分量があれば問題ないと思います。分量としては500mlのペットボトルが1〜2本、チョコやアメなどは一袋ほどあれば乗り切れると思います。

【2】アイテム2:歩きやすい靴

普段スーツを着て仕事をしている人なら足元は革靴やヒールのある靴だったりします。また、職場内でサンダルとかに履き替えて仕事をしているケースもあったりします。そんな状況で非常時にあった際では、非常に歩きにくくなることも想定されますので、乗り切るために、歩きやすいスニーカーなどの靴を一足、机の下などに置いておくと役立ちます。

【3】アイテム3:モバイルバッテリーやライトなどの光源や電源

非常事態になった際は停電となる可能性があります。すぐに停電が復旧すればよいのですが、長時間復旧しないこともあります。そんなときに、ライトなどの光源があれば、明かりとして暗い中でも動けるようなり、モバイルバッテリーがあれば、スマホの電池を気にすることなく周りの連絡や情報収集に役立つこととなります。

ライトに関してはフラッシュ付きのスマホが増えてきているのでついていれば代用できます。ない場合は、ストラップに着けられるLEDライトがあると便利です。また、モバイルバッテリーは自分が持っているスマホを1〜2回充電できるものがあれば当座はしのげるようになります。

【4】アイテム4:マスク

通常は、ほこりがほとんど落ちていないように見える職場でも、地震などの揺れで、物が倒れたり動いたりした場合には隠れていたホコリが舞ったりします。また、火災等で煙が発生することもあり、避難の妨げになることもあります。その際にマスクを用意しておくと、避難の妨げになる煙やホコリの影響を低減することが出来ます。マスク1枚くらいなら非常に薄いので、引き出しの書類入れなどに挟んでおけば、かさばることもなくしまえるのでオススメです。

【5】アイテム5:毛布やひざ掛け

普段の職場では冷暖房が効いていますが、非常事態時に停電となった場合、冷暖房の機能も一緒に停止してしいます。夏場であれば、スーツの上着を脱ぐなどして調整が出来ますが、冬場だとそうそうできません。そこで、毛布やひざ掛けを1枚持っておくだけで、気温が下がる冬場での対処ができるようになります。

ひざ掛けにして普段使う人は収納場所に困らないのですが、普段使用しない人は、場所取りになるので、あらかじめ真空パックにして空気を抜いた状態にしておくと引き出しや書類入れに挟んで置けるくらいまでコンパクトになります。

4)出張先でも防災力を高められる心得

仕事をしている人にとって自分のオフィスだけが職場ではありません。特に出張など外出先で災害などの非常時に合う可能性も十分あります。そんな時に防災力を高めるための心得を紹介します。

【1】出張先に持っていくカバンの中に必要最低限の防災グッズを入れておく

出張先で非常事態が起きた際には家や職場に帰ることが出来ないことも考えられます。普段の職場であれば、職場内に備蓄されている防災用品の配給を受けることが出来たりするのですが、出張先ではそんな準備がされていなかったり、あっても数が少なかったりして回ってこないこともあります。そのため、出張先に持っていくカバンの中にはペットボトル飲料、モバイルバッテリー、チョコやアメなどを入れておくと安心感が違ってきます。

【2】出張先で非常事態となった際は現地の相手の指示に従う

出張先が相手先の職場である場合、一番現地のことを知っているのは現地の相手です。相手先にも、非常事態時にどうすれば良いかのマニュアルや避難経路を記したものがあるはずなので、何かあった際は相手の指示にしたがうのが妥当な行動となります。

【3】出張先についたときにあらかじめ避難ルートを確かめておく

出張先がホテルや公共施設などだったりした場合、事前に避難ルートを調べておくと安心感が違います。

こういった施設で何かあった場合は基本的に自助努力となる可能性があるので、頭の片隅にでも避難ルートのことを思っておく必要はありそうです。

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5)職場での防災力に関するQ&A

【Q1】固定されていないものが沢山あるがどうすれ良いのか

パソコンなどの電子機器は、それらを対象とした防振マットなどが販売されています。これを付けることで地震の揺れで電子機器が倒れてくることを防ぐことが出来ます。また、キャビネットなどは、壁に固定する用の金具がついていたりするのでしっかりと壁に固定するようと安心です。

【Q2】通路や席の周りに物が沢山おいてあるがどうすれば良いのか

物が沢山あると避難の時の妨げになり、取り返しのつかない事態にものなりうりますので、できる限り収納場所を作ってそこに保管するようにしてください。

【Q3】防災時に役立つアイテムはどれくらい職場にストックしておけば良いのか

大規模な企業であれば、3日分ほどの防災用品が用意されていますので、職場にストックするのは半日くらいの短時間を乗り切るくらいの分量を用意しておけば事足りると考えます。また、それ以外の企業の場合は、ストック状況によって職場でのストック量を調整する必要があります。






まとめ

職場での防災力を高める心得について紹介をしました。防災力を高める心得は突き詰めていくと、事前の準備を怠らないこととなります。常に何が必要なのかを念頭に置いて行動を行えば、自然と自分だけでなく職場の防災力も高めることとなりますので、日々の実践をして頂ければ幸いです。

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