台風対策全集!「いざ」という時の台風対策3つの必須項目

初夏から晩秋までの時期に発生する台風、ここ最近は温暖化傾向によって台風の規模が大きくなっていると言われています。ここでは、台風に対する対策を改めて紹介していきます。






1)台風によっておこる災害ってどんなものがある?

台風は、強い雨と風だけでなく、2次的な災害も一緒に運んできます。ここでは、1次的な災害である強い雨と風、2次的な災害を紹介していきます。

【1】大雨

台風は暖かく湿った風と共にやってきます。暖かく湿った風が山地などの斜面に吹き込むと地形によって強制的に空気が上昇し、周囲では雨雲が発達し、大雨となります。

また、天気図などで前線がいる場合は、山地などの斜面と同じ効果となり、前線周辺の雨雲が発達し、周囲では大雨となります。

【2】強風

台風は言ってみれば回転する大きな空気の渦巻きと言えます。渦の中心に近ければ近いほど強い風となります。また、台風の風は反時計まわりでふいているため台風の進路右側は強い風が吹いていると言えます。

【3】高潮

台風の2次的な災害の一つとして、高潮があります。台風は大きな空気の渦であるため、海面上にいると海水を吸い上げて海面を上昇させます。そして強風によって波の高さが高くなります。そのため、普段の波では被害が出ない地域も高波によって被害を受けることがあります。

【4】増水

台風によって引き起こされる大雨によって、川の増水や雨水が低地に溜まることにより、住宅地や農地が水浸しになる被害を受けることがあります。

瓦屋根

2)台風対策その1<自宅周辺編>

台風による大雨や強風による影響で自宅に被害が出ることがあります。それらの被害をできるだけ防ぐために台風が来るまえに事前に対策を行う必要があります。

ここでは自宅周辺でできる対策を紹介していきます。

【1】庭への対策

台風による強風によってものが飛ばされたり倒れてきたりする危険があります。飛ばされたものは風の強さによってどこに飛ばされるかわかりません。

そのため、植木鉢を置いている場合は家の中に、自転車等倒れやすいものは、自転車ラックにしっかりと設置やあらかじめ倒しておくなどの対策が必要です。

【2】ベランダへの対策

同じように強風によってものが飛ばされたり倒れたりすることがあるので、物干しざおがある場合は外しておくか部屋の中へしまっておく必要があります。

また、洗濯機を置いている場合は、事前に注水して重くしておいて動きづらい状態にしておいてください。

【3】雨どいへの対策

雨どいが詰まっている状態で、大雨が降ると、うまく排水されず最悪は自宅内に水が入ってくることがあります。ですので、事前に雨どいの掃除をしておいて、雨水の流れをよくする必要があります。

【4】屋根への対策

ここ最近の住宅事情では少なくなりましたが、昔ながらの瓦屋根の場合は、強風によって瓦が飛ぶ場合はあるので目視確認でもいいので瓦のずれが出ていないかどうかの確認をしておく必要があります。

【5】増水対策

付近の河川や自宅が低地にある場合は、河川の決壊による増水や低地に雨水がたまることの増水対策を行う必要があります。増水対策としては、侵入口となりうる場所にはあらかじめ土嚢などを積んで置いて水の浸入を防いだり、貴重品や家電製品は、家の2階や高い位置にあげておくことが考えられます。

【6】車への対策

車にかけている自動車保険の種類によっては台風による被害を補償していないものがあります。そのため、台風の被害を受けやすい地域にいる場合は、自動車保険の構成を見直しておく必要があります。または、台風を見越してあらかじめ車を安全な高台や遮蔽物がある場所に置いておくのも効果がある対策となります。

3)台風対策その2<自宅編>

自宅周辺の対策を行ったとしても、実際に台風が来た際は何が起こるかわかりません。そのため、自宅内でもあらかじめ事前の対策を行っておくと安心感が違います。

【1】窓への対策

台風による被害の中で受けてしまった際の被害大きいものの中に窓への被害あります。一度被害を受けてしまうと、台風の雨風が自宅内に侵入してしまったり、割れてしまった窓ガラスによってケガをしてしまったりすることが考えられます。そのため、ここでは窓への対策をいくつか紹介していきます。

(1)雨戸・シャッター

窓への対策として一番有効なのが雨戸とシャッターです。窓ガラスが被害を受けてしまう一番の原因は風で飛んできたものが窓にぶつかってしまうことがあります。そのため、窓に直接ものが当たらないように、雨戸やシャッターで窓自体を覆ってしまえば良いことになります。

(2)サッシの防水対策

雨戸やシャッターを閉めたからといって、水が入ってこないとは限りません。窓から侵入口としてはサッシの隙間があります。そのため、サッシ周りにタオルやペットシートなど水分を吸収してくれるものをつめておくと防水対策をなります。

(3)テープ・段ボール・カーテンを使用した対策

雨戸やシャッターがない場合は、窓ガラスに養生テープをクロス上にして貼る、段ボールを窓ガラスの上にかぶせる、カーテンをしめておくと台風の力によって窓ガラスが割れてしまった時の影響を弱めることができます。

【2】停電対策

台風による強風で、送電線が切れたり、電柱が倒れたりするなどで停電が発生することがあります。夜間などの暗い状態で発生してしまうと身動きが取れなくなってしまうので、停電対策として、ライトやろうそくなどの光源を確保しておく必要があります。また、スマホなどの情報が取れる機材への電源として、モバイルバッテリーがあれば事前に充電しておくと安心感が違います。

【3】断水対策

マンションなどで停電となった際は、水道も一緒に止まるケースがあります。断水となっても慌てないように、生活用水として、お風呂や洗濯機に事前に注水をしておく、飲み水として、飲料水を事前に確保しておくなどの対策が必要です。

【4】通気口への対策

意外と盲点になりやすいのが、通気口です。 湿気等の調整のため換気を行うための通気口となるのですが、台風の際は雨水の侵入口となります。そのため、台風が接近している場合は、通気口を閉める仕組みがあれば閉めておく、なえればパテなどで通気口自体をふさいでおく必要があります。

台風 目

4)避難や台風が来た場合の注意点

台風の被害が大きい場合は避難も選択肢となります。その際の注意点と、台風が来た際の注意点を合わせて紹介していきます。

【1】夜間を避け、昼間など陽が出ている時間帯に行う

避難を行う際は、見通しがわるい夜間を避けて、昼間など陽が出ている時間帯に行う必要があります。

避難が必要な場合は、周りの景色が変化していたり、増水によって思わぬ深みや流れが発生している場合があります。夜間に避難を行うとどこにどのような危険が潜んでいるかわからないことの方が多いため、かえって避難するのが危険になる場合があります。ですので、夜間の避難はできるだけ避ける必要があります。

【2】ハザードマップを活用する

各市町村では、実際に災害が発生した場合の被害区域を想定したマップを用意していることがあります。

これらを確認しておくことで、避難のタイミングを的確に判断したり、安全な避難ルートでの避難が行いやすくなります。

【3】増水箇所を避ける

台風の際の大雨によって河川の増水や用水路の増水が発生していることがあります。周囲が心配だからといって見に行ったりすると、自分自身が増水した河川や用水路に流される可能性があるので、増水している箇所は近づかない方が賢明です。

【4】足場の悪い個所を避ける

台風は、雨はもちろん、強い風も伴ってきます。台風が近づいてきた際は、足場の悪い場所での作業は転倒の危険が付きまとってきますので、足場での作業は避けた方が無難です。

5)台風対策に関するQ&A

【Q1】断水や停電の対策はどれくらいの日数を考えておけばいい?

ライフラインの停止からの復旧は大体3日位かかると言われているので、最低限3日は耐えしのげる分量を備蓄しておけば問題ないと思われます。

【Q2】市街地で車を避難させるにはどんな場所がいいの?

自宅にガレージがあればガレージ内に格納しておけば問題はないのですが、ない場合は、近所の立体駐車場に保管するなどをしておけば問題は少なくなると思います。

【Q3】窓ガラスが割れてしまった際はどうすればいいの?

割れてしまった窓ガラスから雨や風が侵入してくるので台風の勢いが弱まるまでは窓ガラスが割れてしまった部屋に立ち入らないようにしてください。台風が過ぎ去って影響がなくなった後で復旧を行ってください。






この記事のチェックポイント

今回は台風の対策となる大きな3つのカテゴリーでの必須知識を紹介していきました。台風の進路予測は近年大きく進歩してきていますので、事前の対策が取りやすい災害となりますので、油断せず事前の対策を取るようにしてください。

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